- 履歴一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ニエンナ へ行く。
- 1 (2007-05-08 (火) 09:43:39)
- 2 (2007-06-10 (日) 19:15:37)
- 3 (2007-06-28 (木) 05:31:09)
- 4 (2007-08-15 (水) 21:47:28)
- 5 (2007-09-19 (水) 14:36:12)
- 6 (2007-09-19 (水) 14:36:12)
- 7 (2007-10-04 (木) 10:22:40)
- 8 (2007-10-04 (木) 19:05:49)
- 9 (2007-10-17 (水) 00:29:25)
- 10 (2007-12-22 (土) 15:13:09)
- 11 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 12 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 13 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 14 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 15 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 16 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 17 (2008-12-30 (火) 14:14:10)
- 18 (2011-05-20 (金) 08:21:14)
- 19 (2011-05-20 (金) 08:21:14)
- 20 (2011-05-20 (金) 08:21:14)
- 21 (2011-05-20 (金) 08:21:14)
- 22 (2013-08-19 (月) 23:22:34)
- 23 (2013-08-19 (月) 23:22:34)
- 24 (2014-10-30 (木) 17:19:28)
- 25 (2014-10-30 (木) 17:19:28)
- 26 (2016-02-14 (日) 04:01:46)
- 27 (2016-02-14 (日) 04:01:46)
- 28 (2016-02-14 (日) 04:01:46)
- 29 (2016-02-14 (日) 04:01:46)
- 30 (2016-02-14 (日) 04:01:46)
- 31 (2016-02-14 (日) 04:01:46)
- 32 (2016-02-23 (火) 20:21:13)
- 33 (2016-12-21 (水) 01:51:16)
- 34 (2016-12-21 (水) 01:51:16)
- 35 (2016-12-21 (水) 01:51:16)
- 36 (2019-12-06 (金) 11:51:03)
- 37 (2019-12-07 (土) 23:14:08)
- 38 (2019-12-07 (土) 23:14:08)
- 39 (2021-10-10 (日) 20:51:31)
- 40 (2022-05-16 (月) 21:49:42)
- 41 (2022-05-16 (月) 21:49:42)
- 42 (2022-05-16 (月) 21:49:42)
- 43 (2022-05-16 (月) 21:49:42)
#author("2019-12-07T16:28:39+09:00","","") * ニエンナ [#a08de752] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Nienna| |~その他の呼び名|憐れみと哀しみの女神(Lady of pity and mourning)| |~種族|[[アイヌア]]([[ヴァラール]])| |~性別|女| |~生没年|| |~兄弟|[[ナーモ]]、[[イルモ]](兄弟)| |~配偶者|なし| ** 解説 [#Explanation] [[アラタール>ヴァラール#Aratar]]の中に数えられる[[ヴァリエ]]。[[フェアントゥリ]]兄弟([[ナーモ]]と[[イルモ]])の姉妹((『[[シルマリルの物語]]』の邦訳では妹と訳されているが、原書では単に'''sister'''))。 独り身であり、[[アマン]]の西の方、世界の縁に位置し、[[世界の壁>夜の壁]]の外に開いた窓がある館に居を構えている。[[ヴァルマール]]に赴くことは滅多になく、近くにある[[マンドスの館]]に出向いて霊魂の世話をしていることが多い。 灰色の頭巾を被り、絶え間なく涙を流している。 >しかし、彼女は自分のために泣くのではない。そしてかの女の嘆く声を聞く者は、憐憫と望みをもって耐えることを学ぶのである。((『[[シルマリルの物語]]』「[[ヴァラクウェンタ]]」)) *** 憐れみと哀しみの女神 [#lbdce3e7] >そしてニエンナが立って、エゼルロハールの築山に上り、灰色の頭巾を後ろにずらし、涙で[[ウンゴリアント]]の汚れを洗い流した。そして彼女は、この世の苦しみとアルダの受けた傷を悼んで、歌った。((「[[クウェンタ・シルマリルリオン]]第九章 ノルドール族の逃亡のこと」)) ニエンナは[[創世の音楽>アイヌリンダレ]]で[[メルコール>モルゴス]]の不協和音を耳にして以来、悲しみを覚え、彼女の歌は哀歌となって音楽の主題に取り込まれることとなった。 その憐みと涙は[[アルダ]]に加えられるあらゆる傷にそそがれている。メルコールが[[マンドス]]の砦での刑期を終えて[[ヴァラール]]の前で許しを乞いた時には、ただ一人彼の恩赦に口添えをした。 [[ヤヴァンナ]]の歌により生誕した[[二本の木]]は、ニエンナが涙を注いだ[[築山>エゼルロハール]]より生い茂り、その最後の花と果実である[[月]]と[[太陽]]もまた、ヤヴァンナの歌とニエンナの涙によって生じることができた。 かの[[オローリン]]も、ニエンナから忍耐と深い憐憫の心を学んだという。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,noname,,,,reply)