#author("2020-08-15T15:05:27+09:00;2020-08-15T14:09:29+09:00","","")
* ゴブリン [#i5ffc379]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|goblin(単) / goblins(複)|
|~その他の呼び名|[[オーク]]|

** 解説 [#Explanation]

作中で[[オーク]]とほぼ同義で使用されている言葉。goblinという単語は元々英語に存在するため、「オーク」という[[ローハン語]]起源の[[西方語]]を、英語に翻訳するのに使われた言葉と考えるのが妥当と思われる。
『[[ホビットの冒険]]』においてはこちらの表記が使われていたが、『[[指輪物語]]』での表記はほとんどオークとなっている。

『ホビットの冒険』の記述によると、[[灰色山脈]]の麓にはゴブリンとさらに''ホブゴブリン''(hobgoblins)もいるとされ、序文(([[岩波書店]]の『[[ホビットの冒険]]』にこの序文はない))によると、ホブゴブリンとは[[大型のゴブリン>ウルク=ハイ]]のこととされている((『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』のLetter#319(1971年)ではホブゴブリンが大型種であるとするこの記述は、元の事実とは逆(the reverse of the original truth)であると述べられている。))。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#v0f7d822]

[[モリア]]に巣食うオークがしばしばモリアゴブリン(Moria Goblin)と表記されている。おそらくゴブリンという言葉が地下に住むオークに用いられる名称として再定義されているものと思われる。地上のオークよりも小柄で目が大きく、身軽で壁や天井に這りついて移動している。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

[[霧ふり山脈]]の[[ゴブリン町]]に登場。[[アゾグ]]が率いる[[オーク]]とは違う造形になっていて、差別化が図られている。特に[[大ゴブリン]]のデザインは、他のオークとは大きく異なる。
『決戦のゆくえ』では主力ではないものの、オーク・[[トロル]]と共に戦列に加わっている。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

小型のオークという扱いになっている。また灰色山脈にはGoblinのほか、それより大型のHobgoblinが存在している。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,,,,,reply)