#author("2019-01-14T02:50:08+09:00","","")
- 暗闇のエルフのエオル(Eöl)については、[[エオル(マイグリンの父)]]を参照してください。
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* エオル [#t615d3c9]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Eorl|
|~その他の呼び名|青年王(the Young)|
|~種族|[[人間]]([[ロヒアリム]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2485~†2545(享年60)、マーク王在位2510~2545(35年間)|
|~親|[[レオド]](父)|
|~子|[[ブレゴ]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

|>|>|~[[リダーマーク]]の王|h
|CENTER:建国|CENTER:初代&br;青年王''エオル''&br;[[第三紀]]2510~2545|CENTER:第2代&br;[[ブレゴ]]&br;2545~2570|

[[マーク(ローハン)>ローハン]]の初代の王。いつまでも若々しく、黄色い髪と血色の良さを保ったため、''青年王''と呼ばれた。
元は[[エオセオド]]の君主であり、その祖先は[[エルダカール>エルダカール(ヴァラカールの息子)]]の親類から出た[[ロヴァニオン]]王家の末裔であるという。

>壁には織った布がいくつもかけられ、その広い面には古い伝説上の人物たちが、或る者は年月に色褪せ、或る者は暗がりにぼんやりと居並んでいました。その人物たちの一つにたまたま日の光が当たっていました。白い馬に乗った若い男の姿で、大きな角笛を吹き鳴らし、黄色い髪を風になびかせています。馬は頭を高く擡げ、はるかな戦いの匂いを嗅ぎつけたかのように鼻孔を赤く大きく開いて嘶いています。馬の膝のあたりには緑に白に泡立つ水がさかまき流れていました。
「やあ、青年王エオルだ!」と、アラゴルンがいいました。「こうしてかれは北の国からケレブランドの野の戦いに馬を乗り進めて来たのだ。」((『[[二つの塔]]』「黄金館の王」))

エオルが16歳だった時、父[[レオド]]は野生の白馬を調教しようとして振り落とされて死んだ。エオルはこの白馬に復讐を誓い、長い時をかけて捜し出したが、殺す代わりに[[フェラロフ]]と名付けて自らの乗馬とした。以後彼は何の馬具も使わずにフェラロフに乗った。このフェラロフがローハン王家に伝わる[[メアラス]]族の祖となった。

[[第三紀]]2510年、[[ゴンドール]]が[[バルホス族]]と[[オーク]]に攻撃されて窮地に陥った際、エオルは時の[[執政]][[キリオン]]の求めに応じて大騎馬隊([[エオヘレ>エオレド]])を引き連れて[[ケレブラントの野の戦い]]に馳せ参じ、勝利に貢献した。
キリオンは謝礼としてエオルに[[カレナルゾン]]の地を与え、エオルは自分の民をその地に連れてきて[[ローハン]]を建国した。[[エオルの誓い>ケレブラントの野の戦い#OathofEorl]]と呼ばれる誓言によって、ゴンドールとローハンは後の代まで強固な同盟国として結ばれることとなった。

ローハンでエオルは[[アルドブルグ]]の緑の丘に居を構えた。
2545年、エオルは[[高地]]での[[東夷]]との戦いで戦死した。フェラロフもエオルと同じ塚に葬られた。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

[[高地]]にエオルの聖地(Eorl's Hallow)がある。

&ref(ScreenShot00539.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるエオルの聖地);

** コメント [#Comment]

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