#author("2018-11-28T19:33:53+09:00","","")
* アンカラゴン [#ed8a3f99]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Ancalagon|
|~その他の呼び名|黒竜(the Black)|
|~種族|[[龍]]|
|~性別|男|
|~生没年|†[[第一紀]]|

** 解説 [#Explanation]

''黒竜アンカラゴン''と呼ばれる、史上最強の有翼の[[火龍>龍]]。

[[第一紀]]末の[[怒りの戦い]]において、[[アングバンド]]に閉じこもる[[モルゴス]]の切り札である翼持つ龍たちの編隊と共に出現し、かれらは一時[[ヴァリノール]]の軍を押し戻すほど猛威を振るった。だが[[ソロンドール]]が従える[[大鷲]]達と、[[ヴィンギロト]]に乗る[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]が到来、両陣営は一昼夜激戦を繰り広げた末、アンカラゴンはエアレンディルに倒された。アンカラゴンの落下によって[[サンゴロドリム]]の塔は毀たれ、モルゴスの敗北が決した。

トールキンの表現通りに読み取るならば、一万の大鷲と百の飛龍が参戦したと思われる。((「So sudden and so swift and ruinous was the onset of that fleet, as a tempest of a hundred thunders winged with steel, that Fionwe was driven back; but Earendel came and a myriad of birds were about him」))そして、この戦争を生き延びた有翼の龍は二頭だけであるとされる。(("The Tale of Years", The War of the Jewels, The History of Middle-earth))

『[[指輪物語]]』では[[ガンダルフ]]がその名に言及している。

>「竜の火は[[力の指輪]]を溶かし、焼き尽くすことができると昔からいわれておった。しかしこの地上には、それだけの熱を持った古い火を体内に燃やしている竜は、もはや残っておらん。いや、この[[一つの指輪]]、支配する指輪を損ねることはいかな竜にも、かの黒竜アンカラゴンにすら、できなかったろう。なぜならこれはサウロン自身によって造られたからじゃ。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』「過去の影」))

** コメント [#Comment]

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