* アゾグ [#ne14c190]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Azog|
|~その他の呼び名|穢れのオーク、穢れの王(the Defiler)((直訳すると冒涜者、不潔者などの意。映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定))|
|~種族|[[オーク]]|
|~性別|男|
|~生没年|~†[[第三紀]]2799|
|~親||
|~兄弟||
|~配偶者||
|~子|[[ボルグ]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

[[モリア]]の[[オーク]]の首領。残忍で奸智に長けたオークで、図体が大きく、大きな頭を鉄ですっぽり被っていたが、動作は敏捷で力も強かった。
2790年、単身[[モリア]]の東門に入り込んできた[[スロール]]を殺し、スロールの切断した首に己の名を烙印してモリアは自分のものだと宣言する。そのことを他のドワーフ達に伝えるよう、スロールの従者[[ナル]]に要求し、「駄賃」として小銭袋をナルへ投げつけた。
その結果、スロールの復讐のために集結した[[ドワーフ]]軍により、[[ドワーフとオークの戦争]]が始まる。[[霧ふり山脈]]のオークはモリアに追い詰められたが、最後の戦いである[[ナンドゥヒリオンの合戦]]においてアゾグはそれに備えて待機させておいた主力部隊を出撃させてドワーフを迎え撃った。[[くろがね連山]]の[[ナイン]]の挑発に応えて、アゾグは彼に似た姿の親衛隊を従えて姿をあらわし、戦いで疲労していたナインを殺す。だがオーク軍が敗走し親衛隊も全滅していることに気付いたアゾグはモリアの門まで逃げ戻ろうとしたところ、ナインの息子[[ダイン二世]]に追いつかれて討ち取られた。
アゾグの首は切り取られて杭にさらされ、その口には、かつてアゾグがナルに投げつけた小銭袋が突っ込まれた。

その後(142年後)、アゾグの息子の[[ボルグ]]は[[霧ふり山脈]]のオーク軍の総大将として[[五軍の合戦]]に参加することになる(『[[ホビットの冒険]]』)。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[マヌー・ベネット]]|
|~日本語吹き替え|不明|
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[[原作>ホビットの冒険]]設定では、[[トーリン二世]]や[[ビルボ・バギンズ]]による[[エレボール]]への遠征が行われた時には既に死亡しているが、登場。[[グンダバド]]出身のオークで、[[モリア]]を占拠していたオークの首領。
回想シーンにおける[[ナンドゥヒリオンの合戦]]にて、スロールを殺している。その後[[トーリン二世]]と戦い、左腕を切断されて逃げ帰る(この時トーリンは樫の木を盾にしたという、オーケンシールドの名の由来が登場。またダインに討ち取られたことにはなっていない)。

その後もアゾグは生きており、鉤爪の義手をして、白い[[ワーグ]]に乗った姿で、[[エレボール]]に向かうトーリン達の前に登場。トーリンたちを追い回す。

** コメント [#Comment]

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