#author("2021-06-12T21:00:59+09:00","","")
#author("2022-09-15T20:27:56+09:00;2021-06-22T09:12:11+09:00","","")
* 大侵略 [#f9ad7821]
** 概要 [#f5f73934]

|~カテゴリー|[[歴史・事件]]|
|~スペル|great invasions|

** 解説 [#n9e5948e]

[[第三紀]]2758年、[[ゴンドール]]と[[ローハン]]が敵たち([[海賊]]、[[東夷]]、[[褐色人]])による大規模な侵略を受け、窮地に陥った事件。そのため[[エオルの誓い>ケレブラントの野の戦い#Oath]]があったにも関わらず、両国はすぐには互いに援軍を送ることができなかった。翌2759年、ローハンの敵が[[長い冬]]で打撃を受け、ゴンドールが敵を打ち負かしたことにより終わる。
[[第三紀]]2758年、[[ゴンドール]]と[[ローハン]]が敵たち([[海賊]]、[[東夷]]、[[&ruby(ダンレンデイング){褐色国人};>褐色国人]])による大規模な侵略を受け、窮地に陥った事件。そのため[[エオルの誓い>ケレブラントの野の戦い#OathofEorl]]があったにも関わらず、両国はすぐには互いに援軍を送ることができなかった。翌2759年、ローハンの敵が[[長い冬]]で打撃を受け、ゴンドールが敵を打ち負かしたことにより終わる。

*** ゴンドールへの大侵略 [#y7f99665]

[[ゴンドール]]では[[執政]][[ベレン>ベレン(エガルモスの息子)]]の時代であった。
[[ウンバール]]と[[ハラド]]で長い時間をかけて準備された三つの大艦隊が、ゴンドールの沿岸全域を襲い、北は遠く[[アイゼン]]河口に至るまで大挙して上陸した。この時の危難は、[[ケレブラントの野の戦い]]を凌ぐものであったという。そのためゴンドールは、より深刻な状態にあった[[ローハン]]に援軍を出すことができなかった。

しかし[[長い冬]]は南方ではそれほど被害は出さず、2759年にベレンの息子[[ベレゴンド>ベレゴンド(ベレンの息子)]]は[[海賊]]を駆逐し、ローハンに援軍を送ることができた。

*** ローハンへの大侵略 [#s759d2b2]

[[ローハン]]では[[槌手王ヘルム>ヘルム]]の時代であった。
南からのゴンドール攻撃と時を同じくして、ローハンは東から[[東夷]]に侵攻される。[[フレカ]]の一件で遺恨のあった[[褐色人]]はこれを時機到来と見て、西からローハンに侵攻。さらにこれに[[アイゼン]]河口に上陸した[[海賊]]が加わり、ふくれ上がった敵たちに東西から攻撃されたローハンは国土を完全に蹂躙された。
南からのゴンドール攻撃と時を同じくして、ローハンは東から[[東夷]]に侵攻される。[[フレカ]]の一件で遺恨のあった[[&ruby(ダンレンデイング){褐色国人};>褐色国人]]はこれを時機到来と見て、西からローハンに侵攻。さらにこれに[[アイゼン]]河口に上陸した[[海賊]]が加わり、ふくれ上がった敵たちに東西から攻撃されたローハンは国土を完全に蹂躙された。

敗れたヘルムは[[スースブルグ>角笛城]](後世の角笛城)に籠城。フレカの息子[[ウルフ]]は[[エドラス]]を奪い、王を僭称するまでに至る。だが[[長い冬]]の到来で褐色人らは大きな打撃を受け、冬が終わるとともに[[ロヒアリム]]は包囲を突破、エドラスはヘルムの甥[[フレアラフ]]によって奪還されウルフは討ち取られる。さらに[[白の山脈>エレド・ニムライス]]の東西から[[ゴンドール]]の援軍が到達したことで、敵たちは完全に打ち負かされた。
敗れたヘルムは[[スースブルグ>角笛城]](後世の角笛城)に籠城。フレカの息子[[ウルフ]]は[[エドラス]]を奪い、王を僭称するまでに至る。だが[[長い冬]]の到来で褐色国人らは大きな打撃を受け、冬が終わるとともに[[ロヒルリム]]は包囲を突破、エドラスはヘルムの甥[[フレーアラーフ]]によって奪還されウルフは討ち取られる。さらに[[白の山脈>エレド・ニムライス]]の東西から[[ゴンドール]]の援軍が到達したことで、敵たちは完全に打ち負かされた。

*** その後 [#xb226a44]

勝利したとはいえ[[長い冬]]と戦争の被害で[[ロヒアリム]]は数を減じ、[[ローハン谷]]の守りが手薄となった。そのため[[アイゼンガルド]]の租借を申し出た[[サルマン]]を両国は大いに歓迎し、2759年に[[執政]][[ベレン>ベレン(エガルモスの息子)]]はサルマンに[[オルサンク]]の鍵を与えた。
勝利したとはいえ[[長い冬]]と戦争の被害で[[ロヒルリム]]は数を減じ、[[ローハン谷]]の守りが手薄となった。そのため[[アイゼンガルド]]の租借を申し出た[[サルマン]]を両国は大いに歓迎し、2759年に[[執政]][[ベレン>ベレン(エガルモスの息子)]]はサルマンに[[オルサンク]]の鍵を与えた。

** コメント [#x5e28386]

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