#author("2022-09-19T02:11:57+09:00;2015-11-28T11:42:49+09:00","","")
* マルディル [#b12e21fb]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Mardil|
|~その他の呼び名|ヴォロンウェ(Voronwë)&br;揺るぎなき(the Steadfast)&br;忠臣、忠実なるもの(the Faithful)&br;善良なる執政(Good Steward)|
|~その他の呼び名|マルディル・ヴォロンウェ(Mardil Voronwë) &br; 善良なる執政マルディル(Mardil the Good Steward) &br; 忠臣マルディル(Mardil the Faithful)|
|~種族|[[人間]]([[ドゥーネダイン]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]](1960)~2080(享年120)。執杖2029~2080(51年間、2050年からの30年間は統治権を持つ)|
|~生没年|[[第三紀]](1960)~2080年(享年120)|
|~親|[[ヴォロンディル]](父)|
|~兄弟||
|~配偶者||
|~子|[[エラダン]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

|>|>|~[[ゴンドール]]の[[執政]]|h
|CENTER:先代&br;[[ヴォロンディル]]&br;1998~2029|CENTER:[[エアルニル二世]]王の執政&br;[[エアルヌア]]王の執政&br;''マルディル''・ヴォロンウェ&br;[[第三紀]]2029~2050|CENTER:王の失踪|

|>|>|~[[ゴンドール]]の[[統治権を持つ執政>執政#u6c07482]]|h
|CENTER:'''王還りますまで'''&br;執政家による統治|CENTER:初代&br;''マルディル''・ヴォロンウェ&br;[[第三紀]]2050~2080|CENTER:第2代&br;[[エラダン]]&br;2080~2116|
|CENTER:'''王還りますまで'''&br;執政家による統治|CENTER:初代&br;''マルディル''・ヴォロンウェ&br;[[第三紀]]2050~2080年(30年間)|CENTER:第2代&br;[[エラダン]]&br;2080~2116|

名は[[クウェンヤ]]で「家(王家)に献身的な」(devoted to the house)の意。クウェンヤで「揺るぎなき」の意であるヴォロンウェ((同名の[[エルフ]]、[[ヴォロンウェ]]はその名を「不動の者」(the Steadfast)と訳されている))の名でも呼ばれる。[[エアルニル二世]]の治世末期及び[[エアルヌア]]の治世の[[執政]]で、後に[[ゴンドール]]の統治権を持つ初代の執政となった。
名は[[クウェンヤ]]で「家(王家)に献身的な(devoted to the house)」の意。クウェンヤで「揺るぎなき(the Steadfast)」の意であるヴォロンウェ((同名の[[エルフ]]、[[ヴォロンウェ]]はその名を「不動の者(the Steadfast)」と訳されている))と合わせて''マルディル・ヴォロンウェ''とも呼ばれる。
[[ゴンドール]]32代目の王[[エアルニル二世]]の治世末期、及び33代目の王[[エアルヌル]]の治世の[[執政]]で、後にゴンドールの統治権を持つ初代の執政となった。

[[第三紀]]2043年、マルディルは[[魔王]]に一騎打ちを挑まれた[[エアルヌア]]王が[[ミナス・モルグル]]に行くことを制止した。だが2050年にエアルヌアが再び魔王に挑戦されると、今度はマルディルもエアルヌアを制止することは出来なかった。エアルヌアはそのままミナス・モルグルに行って行方不明になり、戻ることはなかった。
エアルヌアは妻も子も残さず、ただでさえ数が少なくなっていた当時の王族には、純粋な血統の者や、国内でその王位が認められるほど有力な者がいなかった。なりより[[エルダカール>エルダカール(ヴァラカールの息子)]]が戴冠したときのような、王位継承権を巡っての内乱が再び起こることをゴンドール人は恐れ、王位継承者を選出することを諦めた。そのためマルディルが失踪した王に代わってゴンドールを統治することになり、以後彼と彼の子孫が統治権を持つ執政として、王の名の下に「王還りますまで」ゴンドールを治めることになった。
[[第三紀]]2043年、マルディルは[[魔王]]に一騎打ちを挑まれた[[エアルヌル]]王が[[ミナス・モルグル]]に行くことを制止した。だが2050年にエアルヌルが再び魔王から挑戦を受けると、今度はマルディルもエアルヌルを制止し得ず、エアルヌルはそのままミナス・モルグルへ向かって行方不明になり、戻ることはなかった。
エアルヌルは妻を娶らず、子を残さなかった。ただでさえ数が少なくなっていた王家の子孫には、純粋な血統の者や、国内でその王位が認められるほどの有力者がいなかった。なにより[[同族の争い]]のような、王位を巡っての内乱が再び起こることを[[ゴンドール人]]は恐れ、王位継承者を選出することを諦めた。そのためマルディルが失踪した王に代わってゴンドールを統治することになり、以後彼と彼の子孫が統治権を持つ執政として、王の名の下に「王還りますまで」ゴンドールを治めることになった。

彼の統治時代の2063年から[[警戒的平和]]が始まったので、初期の統治権を持つ執政たちは平穏な時代を過ごすことが出来た。

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