#author("2021-09-20T17:38:55+09:00;2021-09-20T17:37:17+09:00","","")
* アンカラゴン [#ed8a3f99]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Ancalagon|
|~その他の呼び名|黒竜(the Black)|
|~その他の呼び名|黒竜アンカラゴン(Ancalagon the Black)|
|~種族|[[龍]]|
|~性別|不明|
|~生没年|[[第一紀]]|
|~親|不明|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|
|~性別|男|
|~生没年|†[[第一紀]]|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「突進する顎」の意。史上最大の有翼の[[火龍>龍]]。
[[第一紀]]末、[[アングバンド]]が[[ヴァラール]]軍によって攻撃されたとき([[怒りの戦い]])に翼持つ龍たちの編隊と共に出現し、彼らは一時ヴァラール軍を押し戻すほどの脅威となった。だが、[[ソロンドール]]が従える[[大鷲]]たちと、[[ヴィンギロト]]に乗った[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]との戦いになり、アンカラゴンはエアレンディルによって倒される。アンカラゴンの落下によって[[サンゴロドリム]]の塔は毀たれ、[[モルゴス]]の敗北が決した。
''黒竜アンカラゴン''と呼ばれる、史上最強の有翼の[[龍]]。

『[[指輪物語]]』において[[ガンダルフ]]は、龍の火をもってすれば[[力の指輪]]を破壊することができるが、[[一つの指輪]]を破壊することは、たとえ黒竜アンカラゴンの炎をもってしても不可能であろうと述べている。
[[第一紀]]末の[[怒りの戦い]]において、[[アングバンド]]に閉じこもる[[モルゴス]]の切り札である有翼の龍たちの編隊と共に出現し、かれらは一時[[ヴァリノール]]の軍を押し戻すほど猛威を振るった。だが[[ソロンドール]]が従える大鳥たちと、[[ヴィンギロト]]に乗る[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]が参戦し、両陣営は一昼夜激戦を繰り広げた末、アンカラゴンはエアレンディルに倒された。アンカラゴンの落下によって[[サンゴロドリム]]の塔は毀たれ、モルゴスの敗北が決した。

『[[指輪物語]]』では[[ガンダルフ]]がその名に言及している。

>「竜の火は[[力の指輪]]を熔かし、焼き尽くすことができると昔からいわれておった。しかしこの地上には、それだけの熱を持った古い火を体内に燃やしている竜は、もはや残っておらん。いや、この[[一つの指輪]]、支配する指輪を損ねることはいかな竜にも、かの黒竜アンカラゴンにすら、できなかったろう。」((『[[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「過去の影」))

** コメント [#Comment]

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