#author("2020-11-23T04:13:14+09:00;2017-11-09T20:34:02+09:00","","")
#author("2020-11-30T22:17:15+09:00;2017-11-09T20:34:02+09:00","","")
[[死すべき運命]]

-ああ、この死生観は凄く良いなあ…… --  &new{2017-11-09 (木) 20:34:02};
--当初は「自由」という「贈り物」として捉えられていた、というのが意外でした。そういう考えもあるんですね。 --  &new{2020-02-12 (水) 21:25:13};
-贈り物を、不必要に恐れることはない。 --  &new{2017-11-10 (金) 17:08:34};
-マンドスの館で生前の家族や仲間が来るのを待つこともできるのかな? --  &new{2017-11-10 (金) 17:37:53};
--ボロミア辺りは生前仕えられなかった王を待ってるかもしれない。 --  &new{2018-01-27 (土) 20:58:20};
-トゥオルの件はいかにして認められたのか。ウルモあたりがイルーヴァタールに直訴? --  &new{2017-11-10 (金) 18:43:46};
--HoMeではトゥオルの件はルーシエンの真の死との引き換えに当たるそうです。 --  &new{2017-11-29 (水) 15:52:31};
-シャドウ・オブ・ウォーの三章四章のストーリーの捉え方が此処にたどり着いて大きく変わりました、編纂された方々に感謝 --  &new{2017-11-26 (日) 04:42:15};
--どゆこと? --  &new{2019-11-06 (水) 21:06:36};
---死ねなくなってしまったタリオンの運命についてでしょうね。ネタバレになりますけど、知りたければ[[タリオン]]を参照。ゲームのエンディングムービーを見れば感慨もひとしお --  &new{2019-11-07 (木) 06:48:49};
-死というより、エルフが「マンドス人事部長を通じてイルーヴァタールの創世事業に永久雇用され魂まで酷使されるブラック社員」と考えると、この死すべき運命というのは「事業から(一部自由意志で)必ず退職できる」と言ったほうがいいかもしれない。そういう意味で死を厭い不死を願うというのは「雇用解除=糊口喪失=死」「永久社畜こそ喜び」「来世(第二の音楽)より今の暮らし」と考える現代(日本)人の発想なのかもね… --  &new{2018-01-22 (月) 05:59:58};
--現代人に限らず死への恐れは普遍的なものですし、不死への羨望も古来多くの人々が抱いてきたものです。それと「魂まで酷使」という見方は、去るべき人間の魂まで幽鬼として縛り続けるサウロンにこそ相応しいかと。エルフにとって不死は祝福ではないが苦役でもなく、自然な宿命として受け入れられてるわけで。 --  &new{2018-01-22 (月) 21:42:03};
--大学に定年までずっと居残り続ける教授たちと、数年大学で学ぶだけで社会に出ていく学生たちの対比な感じもある --  &new{2019-10-25 (金) 11:35:39};
---やめて、研究のために大学に残る大学院生が永遠の命をほしがるヌーメノール人みたいに思えてくるからやめて --  &new{2019-10-26 (土) 15:21:45};
---エルフの不死性は宿命なので、地位にしがみつく人達に例えるのはそぐわない。むしろ末期のヌーメノール人の方が近いかと。(もっともトールキンはこうした寓意的な読まれ方自体に否定的でしたが) --  &new{2020-08-04 (火) 20:09:37};
---イルヴァタール=国王、ヴァラール=教授陣、エルダール=講師やPh.D.、人間=学生、が元ネタなのかなあ --  &new{2020-10-19 (月) 12:14:33};
---不死の者たちって文字通りパーマネント(permanent)だよなあ --  &new{2020-10-31 (土) 10:29:52};
-まぁ極端な少子高齢化社会になって この概念の意味がよく分かるようになってきたわ  トールキンのヒューマンなんてサイクルが強みなのに無駄に延命させまくった結果ドン詰まり --  &new{2019-11-06 (水) 02:06:59};
-もしかして飯塚幸三 --  &new{2019-11-07 (木) 19:46:45};
-上級さんはもう少し早くお迎え来てればここまで醜態晒さずに勲章持ちスーパー官僚天下りのまま死ねたろうに --  &new{2019-11-16 (土) 17:35:59};
-世界の圏外へ旅立つとあるけど、その先にあるのはなんだろう?束教授がカトリックなことを考えると天国や地獄があってダゴール・ダゴラスまでそれぞれ待機する場所を兼ねてあるとか? --  &new{2020-10-19 (月) 19:27:47};
--カトリックだからって、世界観を丸写しするとは思えない。むしろ全く新しい死生観を構築しようとしていたし --  &new{2020-10-19 (月) 23:16:06};
---個人的な想像として、善悪関係なく人間の魂はイルーヴァタールのいる時なき館に滞在するのかな?と。世界の圏外と時なき館って似てませんか? -- 猫大公 &new{2020-10-20 (火) 12:46:32};
--皆さんの予想が聞きたい!個人的にはマンドスの館みたいなところに集められてダゴダゴにむけて軍事訓練してそうだなー --  &new{2020-11-03 (火) 20:25:16};
---ワルキューレの接待がないエインヘリヤルなんてノーサンキュー --  &new{2020-11-03 (火) 23:54:17};
--本の外側に出るという意味だと思う。エルフやヴァラールは所詮架空の世界のキャラクター。本の外に出れるのは人間のみ、ネバーエンディングストーリー --  &new{2020-11-05 (木) 22:30:14};
---教授がそんな安易な設定にするとは思えない --  &new{2020-11-23 (月) 04:13:14};
--まさか無に還るなんてことはないよね???? --  &new{2020-11-30 (月) 20:42:37};
--おそらくイルーヴァタールの許へ行くのであろうことは示唆されていますね。トールキンの思想(死を超えた先にある幻想の実現)と今際のアラゴルンのセリフなどからすると、願望が実現する世界があるのではないかと思いますが、それは第二の音楽が奏せられた後のことかもしれません。 --  &new{2020-11-30 (月) 22:17:15};
-なぜ人間だけ魂の行き先がごく一部を除いて知らされていないの??人間ばかり除け者にされてるようでエル・イルーヴァタールは何を考えてるのかさっぱりわからん。 -- 猫大公 &new{2020-10-19 (月) 19:32:22};
--行き先がわかっていたら「自由」ではいられなくなってしまうからでしょう。 --  &new{2020-10-19 (月) 21:24:13};
--「さっぱりわからん」→考えるのも怖いのですが、もしかするとエルさんアザトースなのかも・・ --  &new{2020-10-19 (月) 23:23:58};
--この世に束縛され続けるアイヌアとエルフから見れば、自分たちこそ「この世を越えたところ」から除け者になっていると感じ、この世を越えていける人間を羨んでいるようです。 --  &new{2020-10-20 (火) 01:08:23};
---なるほど、そうだったんですか!エルフたちからすれば次子の人間ばかり可愛がられてる!みたいに思ってたりしそう。ちなみにどこソースですか?まだまだトールキンは勉強中でして。 -- 猫大公 &new{2020-10-20 (火) 12:44:15};
---アイヌアとエルダールは物語の登場人物、人間は物語の読者だね。人間は本を読み終えることができるが、本の中の連中は本から出られない --  &new{2020-10-31 (土) 09:40:51};
---↑の方 実存ということをあらためてかんがえるかてとなる考察、ありがとうございました。(「ソフィーの世界」終劇部のなつかしい余韻、思い出しました・・) --  &new{2020-11-05 (木) 23:29:26};
-モルゴスはイルーヴァタールの子が贈り物を与えられたことに妬んだとあるが、人間の贈り物は死。つまりモルゴスは「死」を欲しがっていた……?いや自由か? --  &new{2020-10-31 (土) 12:21:42};
--↑よくあるアレじゃね?弟妹できた兄姉が次子に嫉妬するみたいな --  &new{2020-10-31 (土) 17:13:41};
--モルゴスが妬んだ、子らにエルが与えると約束したものとは、二つの贈り物(不死と死)のことではなく、世界の終末後に第二の音楽を正しく奏した褒美として子らの思いに与えられるだろうと言われているもののことでしょう。つまり不滅の炎を与えられること=世界の創造。モルゴスは自分で世界を創造したいと欲して堕落したわけですからね。 --  &new{2020-10-31 (土) 17:35:39};
---なるほど、勘違いしてました!わかりやすい解説ありがとうございます!モルゴス世界創造したいのに叶わず、子らを妬んだのもわかる気します。自棄になってたのかも。 --  &new{2020-10-31 (土) 23:35:27};
-今にして思うと、FF3で大魔道師ノアが愛弟子ザンデに「人としての命を授けた」という設定も、この「恩寵としての死すべき運命」が由来だったのかな。 --  &new{2020-11-03 (火) 14:49:30};