* &ruby(みっ){三};つの&ruby(ゆびわ){指輪}; [#qa06ee7c]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|the Three (Rings)|

** 解説 [#Explanation]

[[力の指輪]]のうち、[[ケレブリンボール]]と[[グワイス=イ=ミーアダイン]]が、[[エルフ]]のために作った三つの指輪、「火の指輪」[[ナルヤ]]、「風の指輪」[[ヴィルヤ]]、「水の指輪」[[ネンヤ]]を指す。
[[力の指輪]]のうち、[[ケレブリンボール]]が単独で作り上げた、[[エルフ]]のための三つの指輪。「風の指輪」[[ヴィルヤ]]、「水の指輪」[[ネンヤ]]、「火の指輪」[[ナルヤ]]を指す。[[一つの指輪]]を除いた十九の指輪の中で、最大の力を持っていた。

>三つの指輪を作った者たちは、力や支配や隠し貯めた富といったものは願わず、すべてのものを汚れから守るために、理解すること、作ること、癒すことの力を望んだ。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 下』「二 エルロンドの会議」エルロンドの言葉。))

これらの指輪は[[サウロン]]の手には触れられていないため、他の力の指輪とは異なり、所持者は堕落することはない。しかしやはりこの指輪も[[一つの指輪]]によって支配されるため、一つの指輪がサウロンの手に渡れば、三つの指輪の作用と所持者はサウロンに支配されてしまうことになる。また一つの指輪が滅びれば、三つの指輪の力も消失すると考えられた。
ケレブリンボールは、サウロンが一つの指輪を鍛えていることを知ると、三つの指輪を[[キーアダン]]、[[ギル=ガラド]]、[[ガラドリエル]]にそれぞれ与えて隠した。[[最後の同盟]]の戦いによるサウロンの最初の敗北と、[[一つの指輪]]の行方不明の期間中は、三つの指輪の所持者はその力を使い、自らの領国の安定などのために役立てた。
ケレブリンボールは、サウロンが一つの指輪を鍛えていることを知ると、三つの指輪を[[ギル=ガラド]]、[[ガラドリエル]]、[[キーアダン]]にそれぞれ与えて隠した。[[最後の同盟]]の戦いによるサウロンの最初の敗北と、[[一つの指輪]]の行方不明の期間中は、三つの指輪の所持者は密かにその力を使い、残ったエルフの拠点や[[自由の民]]を守護するために役立てていた。
一つの指輪とサウロンが滅び、[[第三紀]]が終わると、三つの指輪の所持者はこの指輪を携えて[[西方>アマン]]へと去った。

** コメント [#Comment]

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