* スマウグの&ruby(あ){荒};らし&ruby(ば){場}; [#l77ade46]
** 概要 [#rd7563f7]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Desolation of Smaug|
|~その他の呼び名|竜の荒らし場(Desolation of the Dragon)|

** 解説 [#n46dc838]

[[はなれ山]]の周囲に広がる荒廃した一帯のこと。[[山の下の王国]]と[[谷間の国]]を滅ぼした[[スマウグ]]が、ねぐらの近辺を荒らし回ることによって形成された。

>まわりの土地は、荒れすさんだ、さむざむとしたながめになってきました。けれども[[トーリン>トーリン二世]]の話では、むかしここは、緑うるわしい土地だったというのです。草もほとんどはえていず、まもなく、わずかなやぶも立木もなくなり、だいぶ前にやられたと思われる、さけて黒ずんだ木株ばかりとなりました。一同は、竜の荒し場とよぶところにさしかかっていました。おりから、秋も深まりきったころでした。((『[[ホビットの冒険]]』「11 入口の階段に腰かけて」))

>「なんの王だ?」と、[[きびしい声音できいた者>バルド]]がありました。「わたしたちの知っているただひとりの山の下の王といえば竜のことだが、たぶんあれは、その竜の荒らしまわっている火だぞ。」((同上「14 火と水」))

[[五軍の合戦]]の後は、再建された[[山の下の王国]]と[[谷間の国]]の働きによって再び豊かな地に戻ったという。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#z50c64bb]

第二部の原題に使われている。邦題では話題性を考慮して「竜に奪われた王国」に変更された。(詳細は[[ホビット(映画)#Dos]]を参照)

** コメント [#w5852bdc]

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