長鬚族
- 長鬚族はドワーフの上級王と呼んでも良いのでしょうか? --
- そういやLotROではドルハンドがShortbeardsなる呼称をつけられてたような気が。 --
- 長鬚族なのに鬚の短い、映画版のトーリン・オーケンシールド。年長だし原作で持ってたイメージでは鬚長の長老だったけど、映画のトーリンもなかなかキャラが立ってていいけどね。 --
- 映画ではスマウグへの怒りを忘れないため、鬚を短くしている --
- 不死のドゥリンからドゥリン6世まで連続だと思っていたら、間に別の名前の人がいる可能性もあるのか.... --
- さすがにドワーフの寿命的に言って5000年以上の間に王が6人しかいなかったと言う事はない。ドゥリンの名は太祖ドゥリンの死後その家系にはしばしば彼そっくりな者が生まれた際に受け継いだとあり、先代ドゥリンの死後しばらくして次代ドゥリンが現れたと読み取れるので当然その間に違う名前の王もいたと考えられる。逆に例えばソーリン・オーケンシールドや鉄の足ダーインが各々二世を名乗っているのはあくまで判明している系図の中では2人目と言うことであり、不明な部分の中にソーリンやダーインを名乗った者が何人かいた可能性もある。 --
- ただ、不死のドゥリンは少なくとも1000年近く生きていたと思われ(星々の時代にエルフが生まれた後~エルフとドワーフが出会うまでの間に生まれ、「上古が過ぎ去る前に死んだ」つまり第一紀の少なくとも後半に死去)、名を継いだ後嗣たちが寿命も初代に準じたものを受け継いでいたと仮定すると、5000年の間にドゥリンが6人というのはちょうど計算として合致するものではあります。
初代から六世までは連続していた可能性も十分あるかと。(間に別の王が入っていた可能性と五分五分だと私は思います)
「しばしば」という文言も「時たま」という意味なのか(つまり散発的)、「何度も」という意味なのか(つまり複数回であることを意味するに過ぎない)は言葉上どちらにも取れて確定できませんし(ちなみに本文では追補編に「その家系では太祖ドゥリンにそっくりな世継が五度生まれた」とあるだけで頻度については手がかりがない、原文同様)。 --
- ドゥーネダインも理由がはっきりしてるとはいえ後の世代程寿命が縮んでるからドワーフも同様だったんじゃないか。 --
- 後年ドワーフの平均寿命が250~300歳前後の時代に親子の世代間年齢差がだいたい100歳前後だと言う事実に鑑みるなら、寿命1000年ならば世代間の年齢差はせいぜい300~400歳と言ったところでしょう。先代ドゥリンの最晩年に次代ドゥリンが生まれたと言うのは生殖能力的に不自然なので、やはり5000年で6人と言うのは難しいかと。この辺ヌーメノール代々の王も寿命が縮まるに連れ世代間年齢差も徐々に短くなって行くが第二期全般を通じ概ね当人の寿命の3,4割程度と言う傾向は共通している。 --
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