ホビット ゆきてかえりし物語
- 本編も読んでいますが、こちらの方が「読みやすい」というか、頭に入ってきやすいのは訳のせいなのか、内容のせいなのか。
- 訳のせいでしょう。情景描写なんかは瀬田さんのより優れている。問題は人物の口調の不統一、奇妙な流行語の使用、指輪を読んでいないことによる誤訳 --
- 何故、改訂しないのだろう…。東大教授というプライドから読者からの意見を受け容れられないのだろうか?
- 友人に指輪を勧める時は、まずこれを読ませてから様子を見ましょう。私もホビットを読んで指輪にハマりました。突然指輪からだったら多分読んでいなかったかも…。 -- みーこ
- せめて固有名詞は瀬田訳に準じてほしかった --
- 背景世界への没入度が違うと批判も出るでしょうが、少なくとも瀬田訳版と訳に違いがあるのは極自然なことだと思います。また、この本は純粋な訳出というより解説書の側面ももっているので、そちらの興味をお持ちの方には価値のある本になるはずです。 -- 袋のねずみ
- 同意、ちと叩かれすぎです。特に固有名詞についての苦情は完全にお門違いではないかと。原語で読む術を持たない者に触れる機会を与えてくれたというだけでも、敬意を表するに値する功績だと思います。 --
- しかし13人のドワーフ全員の読み方が瀬田訳とちがうのは、意図的なものを感じる。ソーリン、ボンバーとか、何人かは英語読みとしては正しいのではあるが --
- 少なくとも原著者に否は無いわけですから、訳がイヤだという理由で知らない人に勧めなかったり手元に置かなかったりするのは勿体無いことです --
- 原著の資料的価値については一様に認められていると思いますよ。ただ資料的価値を求めるのはディープなファンでしょうから、どちらにせよ知らない人には勧めづらいですね。 --
- 『ホビットの冒険』を人に薦める場合は『指輪物語』まで視野に入ってるだろうから、続編と同じ訳者が良いというのは当然かも知れませんね。 --
- というかそもそも、山本氏には The Lord of the Rings を訳そうという気はあるのでしょうか? --
- 新版の後書きによると、ハーパーコリンズの担当者にLotRも翻訳しろと言われて手をつけたけど、諸事情で流れたとのこと。 --
- >諸事情で流れた それが正解だと思いますよ。ハッキリ言って台詞の訳が現代的過ぎてキモい。瀬田さんの古めかしい訳だからこそ、古の妖精や勇者の世界に入り込んでる感じがするのに・・・ --
- 新版!僕チンはどうなるんだろう? --
- 「愛シ子チャン」という訳に変わっていました。「僕チン」よりは my precious の意味を捉えていますが、センスの無さは健在です。 --
- その訳だとゴクリが指輪を大切であると思っているのは分かるが、「(目下の)保護対象と見ている」「女性と仮想している」というニュアンスが入る等新たな問題点が発生するように思います。 --
- そしてこのWikiに「愛シ子チャン」という項目が追加されるw --
- これって「いとしごちゃん」って読むのかな?そうなら自分の子供みたいに可愛がってるってことになるけどどうなんですか? --
- まあ権利とかの問題で「いとしいしと」に揃えるのは無理なんだろうけど…。文庫本サイズは嬉しかったけど数ページ立ち読みして見送ったわ。 --
- 「はなれ山」とか瀬田訳にあわせたんだから「いとしいしと」がダメってことはないと思うけど。 --
- 僕はこっちの方がいい。 --
- 「押入」は、どうしても「押し入り」でなく「押入れ」に読めてしまう... --
- そろそろ新版と旧版を分けては?固有名詞や「サーラバイバイ」に引っかかるのを別とすれば、新版はとても読みやすい。結構多くの箇所で、岩波版では解りにくい情景描写が原書房新版ではすっと入ってくる。 --
- 固有名詞は全部岩波版準拠でお願いします --
- 電子書籍化して、ユーザー各自で細かい切り替えができれば面白いのに。 --
- 少しでも肯定的な意見を言うと噛みついてくる人間がいるのが、ファンの狭量さを見るようで嫌だ --
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