ギル=ガラド
どうも、束教授の構想の中では後の方で登場したらしく、彼の活躍するエピソード等は少ない。また、HoMEなどを読んでみると、ある段階ではキーアダンの娘とフェラグンドの間の子供と構想されていた時期があったようです。最後の上級王なのに何となく影が薄い・・・ -- カイト
実父は誰であれキーアダンが養父のような立場だったことは確かなようですね。で、自分も後に遠縁のエルロンドを後継ぎにしているのに縁を感じます。 --
エレイニオン・ギル=ガラドって名前ものすごくかっこいいって感じるのは私だけですかね?
ミンドン・エルダリエヴァの方がかっこいい。 -- ホビット
かっこいい。声に出して読みたいシンダール語だ。 --
映画冒頭、エルフの三つの指輪を受け取ったうちの一人が彼だろうか。
映画、足元の敵に槍のようなものでとどめを刺した奴がいたが、彼かどうかは不明。 -- 角笛
The Art of the Fellowship of the Ringに書かれたギル=ガラドの設定と、この倒れた敵に槍でとどめを刺したエルフの兵士が一致しますので、彼がギル=ガラドと見て間違いないようです。原作だと、ギル=ガラドはサウロンの「火のごとく燃えいたる」黒い手によって倒されたことになっていますが。
SEEの絵コンテではサウロンに宙吊りされたまま炎に包まれていますね。「ギル=ガラドの滅びしもこの手のためなり」。映画では見られなかったので残念 --
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』で、フロドが死者の沼地で目撃したエルフの死体が、ギル=ガラドだという説があります。彼ほど高位な人物なら沼に放って置かれないでちゃんとした墓が築かれると思うんですけどね。それともあれはあくまで亡霊ということかな。
ギル=ガラドは原作ではバラド=ドゥーア包囲戦で死んだはずですし、PJ版では滅びの山のふもとで戦死したはずなので。PJ版のフロドが死者の沼地で目撃したエルフの死体は別人だと思います。可能性としてはレゴラスの祖父のオロフェアが可能性が高いです。あとエルフは外見上の死をこうむると魂はすぐにマンドスの館に行ってしまうので亡霊はすべて人間か幻覚です。 -- 大きな羊
TTTのエルフの亡霊はギル=ガラドではないのでしょうか? FoRでのエルロンドと同じ金の鎧ですから、オロフェアではないはず。髪も黒系でしたし、何やら青っぽいマント様のものが巻きついていましたので。 -- 白蘭花
上級王の亡骸が沼に放置されるとは思えませんが。
物語に出てくる要素を、何でもかんでも関連付けるのは、如何なものかと。フロドが見たのは、「高位のエルフ」ということで十分だと思います。 -- K
ちょっと勘違いしている人がいるので。死者の沼地は、かつてはダゴルラドからバラドドゥア陥落までの一連の戦いで、戦死した者達を埋葬した広大な共同墓地で、だいぶ後になって水が流れ込んでめちゃくちゃになって沼地化しました。ですから「墓も築かれずに沼に放置」、「滅びの山の麓で死んだのに死者の沼地に遺体があるのはおかしい」というのは的外れです。まあ、普通に考えて、上級王の遺体は共同墓地ではなくちゃんと王宮に持ち帰ったでしょうね。いや・・・多くの死した同族達と共に共同墓地に眠るというのもありえるかも・・・ --
死後にアマンで復活(語弊ありますが)するのが確実なエルフは遺体を重視しない可能性もあります。ゴンドールでは墓所を設けていますが、あれは人間ですからね。 -- Tirthika
少なくとも個人を埋葬し墓を作る習慣があることはフェアノール崩御の場面から読み取れますし、フィンゴルフィンの遺体はモルゴスによる損壊からわざわざ救われてますから、遺体に対する感情は人と変わらないのではと思います。 --
マンドスは本来エルダールが魂の瑕を癒す場であり、そこから戻るには当然肉体が必要なのではないかと。ミーリエルの死後、エステが侍女にその遺体を大切に保管させた故事もありますし。少なくともノルドールは遺体を死者に縁のある物として大切に扱ってるようですから、ギル・ガラドの遺体も相応に扱われたのではないかと。遺体が残っていれば、ですが。物語に出てこないリンドン地方にあるのではないかなぁ、くらいの予想。 --
ミーリエルは最初から遺体だったわけじゃなく、休ませている間に魂が抜けていってしまったのをそのまま保存してたようですし、フィンロドの遺体は葬られた塚ごと海の底ですが、ご本人はアマンでちゃんと生き返って「木々の下を逍遥」していらっしゃるので、マンドスの許可さえあればどっちでもOKなのではないかと。 --
HoMEだったか、エルフの生き返りに付いて設定があるのを読みましたが、それによると生き返りの際は元の肉体で蘇るのではなく、新たな肉体で生まれてくる物だそうですが。ミーリエルのように肉体に損傷無く死んで遺体が保存されたエルフの場合はどうか分かりませんが、これは特殊な事例でしょう。
フィンゴンの息子だというのが正しいような気がする。 -- ホビット
『終わらざりし物語』にもそう表記されてますし。 -- ホビット
あれは編集段階でクリストファー氏が修正したもののようです。誰の息子であれ、どのみち「最後の上級王」という役割以外の彼個人としてのエピソードが皆無に近いのが残念ですが。 --
高貴な身分でありながらアイグロスを手に前線で活躍したことを思うと、やはりフィンゴルフィンの家系であるのが一番しっくりくる。個人的な意見だが。 --
同意。モルゴスやゴスモグと一騎撃ちした武勇の誉れ高い家系に連なる方がピッタリですよね。オロドレスの家系だとイメージにそぐわない。 --
親父の失態を埋めるために精一杯上級王を務めた可能性も。いずれにせよこの人は衰退しつつあるエルダールをまとめ上げてサウロンに抵抗し続けた。…もっとも父親が誰であろうそんなこと気にし無さそうなイメージだけど。 --
ギル=ガラドをオロドレスの子にしたのは、特別な血筋はエルダリオン(というかテルコンタール朝)に集中させるためだろうか --
エレイニオンがオロドレスの子となったのは、どちらかというとフィンゴンが結婚せず彼の死と共に弟トゥアゴンに上級王位が移った設定を重要視したのでは。フィンゴンに息子がいては弟が王位を継承することが自然ではなくなるし、フェアノールの死後フィンゴルフィンではなくマイズロスが一旦王位継承者となった(マイズロスの意志によってフィンゴルフィンに渡ったが)エピソードから見ても。 --
アイグロスを振るう武勇の印象が強いが、(終わらざりし物語によると)サウロンが正体を隠していた時からすでに戦争を予感してヌメノール人に沿岸拠点を築かせていたり(第二紀1200年ヌメノール人、常設の港を作り始める)、早々にエルロンドを後継者に指名してヴィルヤを手放したりと、たいへん先見の明に優れた賢者でもある。「最後の同盟」との名も、もしかしたら彼が先見性によってそう呼んだことに由来するのかもしれない。 --
映画冒頭の指輪を手にした後ろの2人は、白髪がキーアダン、黒髪がギル・ガラドですか? --
エレイニオンをオロドレスの息子としたらやっぱパツキンになるのかねえ --
オロドレスの息子ならフィンドゥイラスの兄弟。兄なのか弟なのか… --
サウロンと互角に殴り合える実力って一体… --
あの頃のサウロンは弱ってたからね。それにエレンディルとの連携プレーもあったし。 --
一時でも平和をもたらしてくれたんだもんなぁ。それにしても死んでほしくなかった人物ではある。 --
なぜ子供がいなかったのか。物語の都合と言えばそれまでだが… --
いたとしても物語に関わらかったのかも --
息子がいたら上級王(後継者)になっただろうし娘がいたらエルロンドと結婚したりしてそう… --
ロードオブザリングの冒頭での絶頂シーンが印象的だが、普通に全時代を通してエルフのなかでも最も優秀な統治力を有するお方だと思う。ヌメノールやその残党との連携があったとはいえ、全盛期サウロンを退けたのは普通に凄すぎ。 --
ヌーメノールの沈没からの復活でサウロンは弱っていた状態ですよ --
全盛期サウロンと書いたのは、ヌメノールにサウロンが屈服する前、エレギオンを滅ぼしエリアドールを席巻して暗黒時代をもたらした時のことです。確かに最後の同盟の時は全盛期ではありませんが、味方も同様に弱ってますからね。(もちろん第3紀のドゥーネダインに比べたらチートもいいとこですが) --
ん?全盛期だっけ? 中つ国キャラでは数少ない槍の使い手キャラか? --
ギル=ガラドが最後の上級王になったのは、彼の死後次の王をおく必要が無くなったからなんでしょうか?仮に上級王をおくとしたら誰になるのか…。 --
え?ただ単に彼の死と共に、ノルドールの上級王であったフィンゴルフィンの直系が途絶えたから、上級王を名乗るに足りる資格者がいなくなっただけでしょ。 --
上級王を名乗るからにはフィンウェの子孫で上のエルフでなければいけないからでしょう。残ってるのはガラドリエルで中つ国の上のエルフは打ち止め --
つい最近シャドウ・オブ・モルドールやり始めたんだけどアーティファクト拾ったらギル=ガラドの名前が出て来てビックリした。最後の同盟の戦いでギル=ガラドの最期を幽鬼と化したケレブリンボールが見てたとか言う言及があったはず。 --
エルフの指導者って限られた自分の領邦や民の間ではカリスマ的指導力を発揮する人多いけど、この人はフィンゴルフィン、マイズロス同様に非常に広く連合を組んだり多くの同胞を従えている。うち二人は“上級王”の肩書あってとはいえ、この3人がエルフの中では統率力top3だと思う。 --
ギル=ガラドが滅びの山の斜面でサウロンの手に焼かれて死んだってのをシャドウオブモルドールでケレブリンボールが見たって言及されてたな。その頃にはケレブリンボールはとっくに幽鬼だろうから俯瞰してたのだろうな。[奇妙な岩]ってアーティファクト入手時に聞ける台詞で言ってた。 --
2022に第二紀ドラマ化するらしいけど、ギル=ガラド出てきたら個人的に日本語吹き替え大塚明夫とかになりそうw聞いてみたい気がする。 --
ドラマだとサウロンの生存を感じ取りつつも座して待ってた感じだったけど、原作の場合も影の成長を感じ取りつつもサウロンが宣戦布告して来るまで警戒以上の何もしてなかった可能性が
まさかサウロンがエオンウェの召喚に応じずモルドールに拠点を築いているのを未把握だったとは思えないのだが --
続き。ただモルドールが根拠地だったのは結果論で砦を築いた時点では本命か分からなかったため、今後も減るであろう戦力を出し惜しみしたのかもしれない --
モルドールは当時のエルフの勢力圏からしたら遥か遠い東の奥地だから、把握できなかったのは当然。指輪戦争の時代にリューンの奥地で何が起きていたのか、我々に全くわからないのと一緒。
そして仮に把握できたとしても、当時の中つ国の奥地はサウロンに支配された野蛮な人間がうようよいたため、ギル=ガラドがモルドールに何か行動を起こそうとすればまずそうした現地の人間との戦争になる。後の力の指輪を巡るエレギオン滅亡の戦いでも明らかなように、当時の勢力比はサウロン>エルフなので、ヌメノールの助けが得られない段階で戦争を起こせばギル=ガラドに勝ち目はない。
だからギル=ガラドはまずヌメノールに親書を送って同盟関係を築き、中つ国の沿岸にヌメノール人が拠点を築くよう促すことで、地盤固めをしていたというわけ。非常に合理的かつ長期的視野に立った行動で、これが結局その後何千年にも及ぶ自由の民の勝利に直接つながったのだから、ギル=ガラドの賢慮は評価してもしすぎることはない。 --
ドラマのギル=ガラドさんちょっとポッチャリなさっているのでは --
俺も思った。平和の表現やろなあ…(遠い目)。 --
ジジイすぎるケレブリンボールよりはマシかな --
今のところ力の指輪ではいいところが全くないな。何とか挽回して欲しいが、最後までこの調子だとフィンゴンも涙尽きざる想いだろう。 --
ケレブリンボールは少なくとも原作や補足書籍の描写では政治的手腕があると明確に描写はされてないが、ギル=ガラドは明らかに政治的手腕や戦略眼に長けた指導者として書かれてるのに今回映像化でそこんとこ味噌付けられたのはちょっと同情するわ。
今のところはファラミアやデネソール公と同じルートだからなぁ。 --
全部姫剣士様の手柄にされちゃったら哀れ過ぎますね
流石に最期は活躍すると思いますけど……もう何でもありですから --
最後にサウロン倒すのガラドリエルに変更されても驚かないよ俺は。
ってかガラ様とサウロンの因縁をああまで描いちゃったら滅びの山の麓戦に出てくるだろ。 --
サウロンを倒すのは原作勢でも、出撃するサウロンからナズグルを引き離して彼らをガラ様が圧倒するというホビットのオマージュシーンはあるかもしれない。
もちろんナズグルのうちの複数名はガラ様と因縁や交友のあった人物。 --
長衣の下に着てるのは単なる胴着なのか鎧なのか判別できない --
ひょっとしてサウロンが成り代わってたりして --
なら本物は何処へ... --
映画でサルマンがやったように遠隔操作で操ってるのはあると思う。今の所サウロンにとって得になる事しかしてない辺り --
ギル=ガラドがフィンゴンの息子ではなくて、オロドレスの子という設定であれば、ガラドリエルは、叔母さんということになる...。
ドラマ版を見ていると違和感バリバリ。俳優の年齢とドラマ版のガラドリエルの性格改変もあって、叔母というイメージではない。 --
フィンゴンの息子設定でも違和感バリバリだよ、原作だと賢王なのにドラマじゃ何でもダメ出しするひとになっちゃった --
なんであんな老害設定にしたんやろな。製作陣の中に明確に当てこすりたい人物でもいたんかってレベル。 --
劇中の扱いはともかく、少なくとも「火を消そうと扇げばその風で余計火が燃え広がる」という言葉は正しかったと言わざるを得ない --
ギル=ガラドを頑迷な分からず屋に設定したはずなのに、ガラ様のキャラ設定や脚本の作りこみが酷いせいで正論キャラに昇華してしまったのマジ笑えねえ。 --
どちらか一方をもう一方の引き立て役にしたかったというよりは両方を違うベクトルで格下げしたかったんでしょ。保守的な者と急進的な者、両方とも頑迷で人の意見に耳を傾けないのは同じ。作り込みが酷いんじゃなくてわざとキャラと作品を嫌いになるように仕向けてるとしか。 --
凡百な作者や、なろう系広告でよく見る
「天才キャラという描写をしたいが製作側の頭が悪いからそれができないので、周りの知能指数を下げることで天才扱いさせる」
なんてクソ終わってる演出をまさか10億ドルを投じた作品で観る羽目になるなんてね…。 --
天才扱いされてるのが主人公じゃなくてラスボスな辺りなろう系よりはまだ良い。天才じゃなくて常識人レベルに見える位主役サイドが下げられてるけど。 --
何気にガラドリエル以外のノルドールがちゃんと描かれるのは初めてだったからギルガラドとケレブリンボールには期待してたのに。かっこよくて賢明なエルフ王を返してくれ… --
マジでな。何でもダメ出しする王とか見たくなかったわ。 --
ギル=ガラド改悪は流石に酷すぎて直視難しいわ。
あのキャラにすることにさほどストーリー的には必要性を感じないしな。 --
多分製作陣にはギル=ガラドを殊更愚昧に描く意図は無い。あれで指導者として真っ当な判断をさせてるつもりなんだと思う。
>かっこよくて賢明なエルフ王←これが間違ってるとは言わないけど、ただ原作の設定を知識として参照しただけではここまでの好意的なイメージは多分抱かない。そういうのは結局、個々の読者が原作の少ない記述から人物像を肉付けして、それがファンの間で交換・共有される事で少しずつ出来上がっていく物だろうから。
特段キャラに対する思い入れも無い人間がただ第二紀の物語を描きたい!っていう大雑把な動機だけで脚本を描き進めればああなってもおかしくはないんじゃないか。 --
最初のコメントのものですがとても納得した。少なくとも政治手腕と指輪持ちサウロンと相打ちに持ち込めるくらいの戦闘力は原作にも描写あるけど確かに思い入れがないとああいうキャラクターになることもあるよなぁ。 --
ノルドールでも武勇第一のフィンゴルフィン直系の孫だし、扱う得物の名前も知られているくらいだからギルガラドも武勇に長けているとは言えそう --
ポケモンのギルガルドの元ネタの一つだったりする?英語版の名前もAegislashとアイグロスに近いし。 --
Aeglosイーグロス=アイグロス
Aegislashイージスラッシュ
そんなに似てるかな…。 --
Aegislashはギリシャ神話の魔盾Aegis(アイギス/イージス)が元ネタでしょう。アイグロスとは無関係 --
全く逆の解釈もある。ギル=ガラドの没落と言う歌では、ギル=ガラドがアイギス同様に「鏡に匹敵する程磨かれた盾」を持っていることが確認できる。英名にしてもラテン語のアエギスとアイグロスで寄せた命名であるともとれる。いずれにしても製作者に聞かないとなんとも。 --
じょうきゅうおうのギルガラドがしょうぶをしかけてきた! --
Last-modified: 2022-11-14 (月) 01:41:25