名前も持たぬ者たち
- 「名前を持たぬものたち」とは、何なのでしょう。 --
- 人間にもエルフにもドワーフにも発見されたことがないために名前をつけられていない未知の生物、という意味ですね。ゲームのLotROでは、映画の『エイリアン』みたいなのがいました… --
- とてつも無く古い生き物だそうですからモルゴスの失敗作が自然繁殖したか中つ国の闇に精霊が宿って自然発生したか… --
- この箇所を読むたびに、クトゥルフ神話の”旧支配者”を想起するのは、私だけでしょうか? 水中の監視者も同様ですが…。 --
- 俺もそれは思った。あえてぼかして描写するところが、何とも想像力を刺激してくれてグッドだった。 --
- 名前も持たぬ者(Nameless Thing)って、名状しがたいもの(The Unspeakable)や名づけられざるもの(The Unnamable)を連想させますね --
- 「名前を持たぬものたち」という名前を持つもの --
- サウロンが来るよりも先にアルダに降り立ったアイヌアか、トムやゴールドベリのような自然精霊か、ウンゴリアントのようなよくわからないものか、地球の地下の自然活動の隠喩じゃないかといった説があるみたい。 --
- 彼らも創造の歌によって作り出されたものなら、誰が歌に組み込んだんでしょうね。メルコールだったら戦いに利用しそうなものですが、その気配もないし。 --
- かのウンゴリアントのようにアルダ創造以前より虚空に存在した精霊だの何だのが中つ国の闇に住み着いたってクチか。水中の監視者もそうだが、『モルゴス由来でない闇の怪物』もカテゴリとしてはわりと存在しそうだ。 --
- 闇でも光でもなく、“名前を持つ者たち”とは何の関わりも持たず、価値観も共有せず、ただ単に存在するのみ。…そんな連中がいるのも、生物多様性の観点からは望ましいのかも。 --
- そういえばバルログはこの生き物の領域もよく知ってたみたいですよね。目覚めてから、暇にあかせて探索しまくったのかな。バルログ脳内マップがあったらぜひ欲しいところです。 --
- バルログ:うちとここないだぐれたトム・ボンバディルきてなぁ・・ 名前も持たないものたち:あんさんとこもでっか? 名前を持たないもの:ワイのとこにも 名前を持てないものたち:わてらのとこも ・・・ --
- 彼らが善の側よりもバルログら悪の側と親和性が高そうなのは、やはりエルの意思から離れた存在だからだろうか。そして彼らの存在はどうもガンダルフやバルログといった高位の存在を通してしか人間たちには知られない気がする。 --
- サウロンもモルゴスも元はアイヌアと呼ばれる精霊で世界創造の時からいたのに、そいつらどんだけ昔から存在したんだよ。ウンゴリアントと同じでイル―ヴァタールより昔からいたのだろか --
- ウンゴリがエルより昔からいたなんて記述あったっけ? --
- 実は指輪物語執筆時、サウロンの正体はマイアではなくエルダー・エルフだと設定されていた時期があったようで、この「サウロンより年古りておる」との記述はその名残りである可能性がかなりあります。もし指輪物語がホビットのように改訂されていたとしたら削除されたかもしれない一節のひとつかと。 --
- しかし仮定を憶測しても仕方ないのであえて本編の枠内で解釈するなら、この「サウロンより年古りておる」というのはあくまで「アルダで生きてきた時間がサウロンより長い」というだけの意味だと思われます。エアの外部は「時なき館」と呼ばれるように、時間はアルダの内部にしか存在しません。さらにマイアールはアルダに初めから居合わせたのではなく、アルダ建造が始まってしばらくしてからヴァラールに呼ばれてやって来たにすぎません。つまりこの「名前も持たぬ者たち」はアルダ黎明のごく初期に生まれた存在のため、マイアのサウロンよりアルダにいた歴史が長いのだと思われます。メルコールかヤヴァンナあたりが試作した生命の生き残りか、あるいはエントや大鷲の時と類似した「精霊」(spirits)の働きがあったのかもしれません。 --
- トム・ボンバディルと同じカテゴリーに入る可能性もあるね。 --
- 自分もいろいろ目を通して来たつもりでしたが、サウロンがエルダー・エルフだと設定されていた時期があったのは知りませんでした。これは興味深いですね。 --
- そもそもガンダルフの発言が絶対に正しいとは限らないわけで --
- 自分は何故か、ウェルズの「タイムマシン」の終盤に出てきた、寿命の近づいた地球に蠢いている生物を思い出しました --
- 諸星作品の『名前のないもの』も怖いですね。 --
- ゲド戦記にも、いてましたね。 --
- 中国とギリシャの神話にあるような、世界が存在し始めた初期に底に溜まった澱のようなものから発生した神の力の及ばないものかと思ってた。 --
- この部分小説読んだときに印象的だったから覚えてる --
- 実際、池の中に触手の巨大生物が目撃されたり、ドワーフ全滅の悪夢めいた日記を読まされたりしていたため、、別作品で見受けられるような「名付けられし存在」を想像させられます。バルログとは仲良くやれそうですが、正体は想像も出来ませんね。 --
- このななしのいきものは、まだ地底にいるのです。たぶん。 --
- 名前も持たぬ者たちさんたち、もしかするとトロルの知り合いを通じて北欧の谷間に流れ着き、世界を巡って船旅したり雌トロルの前髪を焼いたり今でも楽しく暮らしているのかもしれませんね。 --
- 堕ちた精霊との考察があるが、バルログと部類は違うのかな? --
- この存在がバルログと関わっていたと思うと興味深い。バルログ流石太古から存在するだけの事はあるね。 --
- その存在がバルログと意思疎通していた姿を想像すると面白い。バルログはその存在を殺したり破壊しようと考えたりしないのか、しなかったのか?バルログも得体の知れない存在には近づかなかったのか --
- 特定の一種類の生物だけの存在なのかも分からないんですよね?分類できないような無数の異形が蠢いてたり。さらに言えばモリアだけじゃない、地底世界全域にそんな生き物がうようよいるのかも --
- 元々モリアのある山脈自体がモルゴスによって造られたもの、そこに古くから巣くう存在なら、やはりモルゴスと係わりのあるものでは? --
- なんかホラーだよねコレ てかモルゴスとか関係なくいたんじゃなかった?シェロブの祖とか闇のクモの一族とか --
- なんかわけわからなすぎてそそられる存在。ゲームなんかでは怪物っぽい見た目なようだけど、自分的には千と千尋でハクと千尋が落ちていった先にいたニョロニョロしたやつのイメージ。皆さんはどうですか? --
- 最近の掘削調査によると、少なくとも地下数キロメートルにわたって原核細胞を主とするゆたかな生物相が確認されているとのこと。 もしかすると「千と千尋」で名を取られ忘れ去られた神様の成り果てさんたちや、エルロイ大おばさま眷属と力を合わせ、ヒルコさんワールドで今でも楽しく遊んで暮らしてるのかもしれませんね。 --
- 検索したら エイリアンというか寄生獣のミギーみたいなのが出てくるな --
- 自分的には、暗闇だから目を失って、肌も白い人間をイメージしてた。 --
- スカイリムのファルマーみたいだね。あっちは元スノーエルフだけど。 --
- テレスドン飼ったり、キングボックルにアドバイスしたり、改心してヴィクトリーに手助けしてたり。 --
- そもそも単一の種族を指す言葉じゃないよね、多分。見た目も起源も性質も違うクリーチャーが何種類もいるんじゃないの?共通するのはどれも生理的嫌悪感を催す醜悪な見た目らしいということだけ -- undefined
- これに同意だなぁ。 --
- モルゴスが適当に造って捨てた失敗作なのかね オークはまぁ使えるからいいやみたいな(後で全部殺すけどw) --
- ファイナルファンタジーで出てきた「しょうたいふめい」みたいなやつらですかね。FF6とかFF7とかで初めて見たときぞわっとした --
- クトゥルフでジョセフ=カーウィンが幽閉していた試作品のアンデッドモンスターや
ドリームランドの虚空に生息する邪神の幼虫を思い出した --
- アルダより古い、って推測が正しいとすればメルコールさんがイキってたアイヌリンダレの第二楽章に由来する存在じゃないかな。だとすればモルゴスの闇と親和性が高いのも頷ける。 --
- どうしても触手がウネウネしてるようなイメージが付随する --
- エルフの亜種? --
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