韋駄天(いだてん)

解説

戸田奈津子による、Strider(馳夫)の訳語。即ちアラゴルン二世。劇場公開当時の字幕ではこの言葉が使われていたが、DVD化に際し「ストライダー」に修正されている。

元来は仏教用語。南方の増長天に属する八将軍の一。四天王の八将軍を合わせた三十二将軍全体の長。もとバラモン教の神で、シバ神またはアグニ神の子という。仏教に取り入れられ、僧あるいは寺院の守護神となった。形像は、身に甲冑を着け、合掌した両腕に宝剣を持つ。釈迦が涅槃の後、捷疾鬼が仏舎利から歯を盗み去ったとき、この神が追いかけて取り戻したという俗説がある。非常な速さで駆け、魔鬼を排除するとされるところから、足の速いことや、足の速い人のこともいう。

コメント

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  • 韋駄天には良い意味しかないんですよね。Striderはブリー村ではかなりネガティブな意味(胡散臭さ、得体の知れなさ)で使われるんで、違和感ありです。
     吹き替え(「はせお」だと分かりにくい?)はともかく、字幕では何とかならなかったのかな。 -- A3
    • エオメルも「馳夫とは余りにも貧弱な名」と評し次いで「翼のある足とお呼びしたい」と発言している辺り、『馳夫』には単純に足の速さの面でも肯定的なニュアンスはない。明らかに韋駄天は誤訳だろう。やはり原作知識の欠如した人にこの作品の翻訳は無理があった。-- 2020-10-14 (水) 10:00:00
      • そもそも純粋に不思議なんだが、なんで馳夫じゃなくてストライダーそのままなんだろうか。つらぬき丸もスティングだし。リアルタイム公開時に二つの塔までをイギリスで鑑賞し、和訳字幕を楽しみにしていて帰国後に期待が打ち砕かれたあの衝撃と拍子抜けの気分は未だによく覚えている。 -- 2020-10-14 (水) 11:07:45
  • 瀬田氏の訳では、ホビットに「馳夫さん」と呼ばれる彼。Striderを「韋駄天」と訳した映画では、さすがに呼び名にならなかったらしく、「アラゴルン」と呼ばれていましたね。ううむ
  • 確かに、「大股」(私的には「大股野郎」でも良いかも)と「大股さん」を使い分ければ、侮蔑と敬愛を使い分けられますね。「馳夫」を使わないならかなり良い訳語だと思います。 -- A3
  • 誤訳討論を知らなかった私でも、思わず「なんじゃ?」と映画館で小声を上げてしまった訳。確かに訳、難しいけど、「韋駄天」の言葉すら知らない人って結構いると思うんですが? -- 桃家
  • 時代劇には良く出てくる(出てきた?)言葉のようですが、今時の若い人には……。
    • 某無双アクションゲームに慣れ親しんだ人ならよく知ってますよ^^ -- 2015-10-02 (金) 13:34:15
    • 現代ではむしろカルティケーヤとして目にする。 -- 2020-03-26 (木) 20:10:39
  • ヒンドゥー教のスカンダが元で、スカンダの元はアラビア語のアル・インスカンダルで、更に遡るとアレクサンドロス大王。ある意味ふさわしくなくもない? -- 2013-05-09 (木) 20:32:50
  • 記事にする程のものですか? -- 2013-05-10 (金) 20:39:51
  • もしかして戸田奈津子 -- 2019-12-02 (月) 16:19:58
  • いたでん -- 2020-03-26 (木) 11:54:04
    • 「もしもしサウロンさんのお宅ですか?わたしエレンディルの子孫のアラゴルンと申します。これ見えます?かつてあなたを斬ったナルシルが復活したんですよー。今度また斬ってあげますから、楽しみに待っててくださいねー(ガチャッ!) -- 2020-03-27 (金) 12:22:47
  • 完成された原作と翻訳が存在する古典で、妙なオリジナリティを出そうとする翻訳家がいかに厄介な存在かわかるわな。
    ベニスの商人をベニスの交易実業家なんて訳す奴はいないだろ。 -- 2021-03-18 (木) 13:06:13
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