- 暗闇エルフのエオル(Eöl)については、エオル(マエグリンの父)を参照してください。
エオル†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Eorl |
その他の呼び名 | 青年王エオル(Eorl the Young) |
種族 | 人間(ロヒルリム) |
性別 | 男 |
生没年 | 第三紀2485~†2545年(享年60) |
親 | レオド(父) |
子 | ブレゴ(息子) |
解説†
マーク(ローハン)の初代の王。いつまでも若々しく、黄色い髪と血色の良さを保ったため、青年王と呼ばれた。
元はエーオセーオドの国主であり、その祖先はエルダカールの親類から出たリョヴァニオン王家の末裔であるという。
白い馬に乗った若い男の姿で、大きな角笛を吹き鳴らし、黄色い髪を風になびかせています。馬は頭を高く
擡 げ、はるかな戦いの匂いを嗅ぎつけたかのように鼻孔を赤く大きく開いて嘶 いています。馬の膝のあたりには緑に白に泡立つ水がさかまき流れていました。
「やあ、青年王エオルだ!」と、アラゴルンがいいました。「こうしてかれは北の国からケレブランドの野の戦いに馬を乗り進めて来たのだ。」*1
エオルが16歳だった時、父レオドは野生の白馬を調教しようとして振り落とされて死んだ。エオルはこの白馬に復讐を誓い、長い時をかけて捜し出したが、殺す代わりにフェラローフと名付けて自らの乗馬とした。以後彼は何の馬具も使わずにフェラローフに乗った。このフェラローフがローハン王家に伝わるメアラス族の祖となった。
第三紀2510年、ゴンドールがバルホス族とオークに攻撃されて窮地に陥った際、エオルの元に派遣されてきたボロンディルが携えた、時の執政キリオンの求めに応じて大騎馬隊(エーオヘレ)を引き連れてケレブラントの野の戦いに馳せ参じ、勝利に貢献した。
キリオンは謝礼としてエオルにカレナルゾンの地を与え、エオルは自分の民をその地に連れてきてローハンを建国した。エオルの誓いと呼ばれる誓言によって、ゴンドールとローハンは後の代まで強固な同盟国として結ばれることとなった。
ローハンでエオルはアルドブルグの緑の丘に居を構えた。
2545年、エオルは高地での東夷との戦いで戦死した。フェラローフもエオルと同じ塚に葬られた。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
高地にエオルの聖地(Eorl's Hallow)がある。
また、ロヒルリムの歴史家がローハンの歴史を語る回想シーンで登場。
コメント†
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