西境さいきょう

概要

カテゴリー地名
スペルwest-march

解説

アイゼン川とアドルン川の間の土地。名目上はローハンの国土だが、ロヒルリムと対立する褐色国人ダンレンデイングの影響が強い土地で、ローハン王の権威に従わず反旗を翻すこともあった。

ヘルムに撲殺された西境の権力者フレカは褐色国人の混血であり、彼の息子ウルフ褐色国人ダンレンデイングを率いてエドラスを占領し、マークの王を僭称した。
フレーアラーフによってウルフは殺され、ローハンから褐色国人は駆逐されたが、その後に西境は褐色国人に占領されたらしく、フォルクウィネがこれを征服して奪還した。だが依然として住民は褐色国人との混血が大半を占め、フレカを殺された怨恨が尾を引き、ローハン王に対する忠誠心は低かった。
指輪戦争において西境の民はサルマン側に味方する傾向があり、西境の戦士の多くはアイゼンガルドの軍勢に加わった。そのため、この時代もやはり褐色国人の住む敵対的な土地とみなされていた。

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