燦光洞 †
概要 †
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Glittering Caves |
その他の呼び名 | アグラロンド(Aglarond)、グレームシュラフ(Glǣmscrafu) |
解説 †
シンダール語ではアグラロンド、ローハン語では「輝きの洞窟(caves of radiance)」の意のグレームシュラフと呼ばれる。ヘルム峡谷にある洞窟。エオメルによると、洞窟から丘陵地帯へと出る秘密の道があるという。
指輪戦争時には角笛城の合戦の直前、ローハンの西谷の民の四分の三(女子供と老人)がここに避難した。合戦では、敵に角笛城の防壁を爆破されて峡谷内に侵入されたロヒアリムは分断され、角笛城内と燦光洞へそれぞれ撤退を余儀なくされた。エオメル、ギムリ、ギャムリングを含む者達が燦光洞内へ撤退し、防戦に努めた。
元来ロヒアリムはこの洞窟を、戦いのための物資備蓄と避難用に使用していただけであった。だが角笛城の合戦で、偶然ここに避難して燦光洞の内部を見たギムリは、その美しさにすっかり魅せられ、燦光洞についてレゴラスに熱心に語る。そしてついには、洞窟に入ることにあまり気乗りしなかったレゴラスも共に、戦いが終わったら燦光洞を見に行くことを納得させた(レゴラスはその代わりにファンゴルンの森にも共に行くことをギムリに同意させた)。
指輪戦争後、レゴラスはギムリとの約束を守って共に燦光洞を見学し、その美しさを不承不承に認めたようだが、自分ではギムリよりその魅力をうまく語ることはできないとして、詳しい感想は述べなかった。
後にギムリは山の下の王国のドワーフの一部を連れてこの地に移住し、燦光洞の領主となった。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定 †
原作では、角笛城から少し離れた場所に存在しているが、『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』では角笛城のすぐ背後に位置関係が変更されている。
エドラスの非戦闘員はエオウィンと共に、馬鍬砦ではなくここに待避した姿が劇中で描かれており、鍾乳石とおぼしきものがきらきらと輝いているのがわかる。
メイキング映像では、燦光洞内でエオウィンがウルク=ハイと戦う場面もあるが、映画ではカットされている。
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ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定 †
位置関係は原作と同じに設定されており、角笛城の合戦において燦光洞内でギムリ、エオメル、ギャムリングらと共に、防戦を行うクエストがある。
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コメント †
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