海の歌

概要

カテゴリー詩・歌
スペルLegolas's Song of the Sea

解説

イシリアンコルマルレンの野での栄誉礼の後、レゴラスが自身の大海アマンへの憧れを歌った歌。

邦訳

に行こう、海に! 白い(かもめ)が叫び鳴く。
風が吹く。白い水沫(みなわ)がとぶ。
西に、果遠く、丸い没日(いりひ)が沈む。
船よ、灰色の船よ、あの呼び声を聞いたか?
私以前に立ち去って行った同胞(はらから)の声を?
私も去ろう。立ち去って行こう、私を育てた森を。
われらの日々は終わり、われらの年々は尽きるのだから。
大海原(おおうなばら)をただひとり渡って行こう。
最後の岸に落ちる波は、長く、
失われた島に呼ぶ声は、快い。
その島はエレスセア人間の見いだせぬエルフの故郷
木の葉の散ることのない、とこしえの同胞(はらから)の地よ。*1

原文

To the Sea, to the Sea! The white gulls are crying,
The wind is blowing, and the white foam is flying.
West, west away, the round sun is falling.
Grey ship, grey ship, do you hear them calling,
The voices of my people that have gone before me?
I will leave, I will leave the woods that bore me;
For our days are ending and our years failing.
I will pass the wide waters lonely sailing.
Long are the waves on the Last Shore*2 falling,
Sweet are the voices in the Lost Isle calling,
In Eressëa, in Elvenhome that no man can discover,
Where the leaves fall not: land of my people for ever!

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