ヴィドゥガヴィア†
概要†
解説†
第三紀1248年のゴンドールと東夷の戦いで、当時のゴンドールの摂政ミナルカールを補佐した北国人。「リョヴァニオンの王」を自称しており、事実北国人の諸侯の中で最も勢力があった(領国は緑森大森林とケルドゥイン川の間)。
1250年には、彼の許にミナルカールの息子ヴァラカールが大使として派遣された。ヴァラカールはヴィドゥガヴィアの娘ヴィドゥマヴィを娶り、二人の間にエルダカール(ヴィニトハルヤ)が生まれた。後にエルダカールがゴンドール王となったことで、ゴンドール王家には北国人の血が流れることとなった。
『終わらざりし物語』によると、ヴィドゥガヴィアの子孫にマルハリ、マルフウィニ、フォルスウィニの一族がいた。彼らはゴンドールの王ナルマキル二世およびその子カリメヘタールと同盟を結んで馬車族と戦い、エーオセーオド(後のロヒルリム)の祖先となった。
ヴィドゥガヴィアの名は、ゴート語の名前ヴィドゥガウヤ(Widugauja)をラテン風に綴ったもので、意味は「森に住まう者(Wood-dweller)」。
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