ルーミルのテングワール

概要

カテゴリー言語
スペルTengwar of Rúmil
その他の呼び名Alphabet of Rúmil, Rúmilian letters, sarati*1

解説

ノルドール族が初めて文字を考えついたのもこの時である。ティリオンルーミルは、話と歌を記録するのに適した記号を初めて完成させた伝承学の大家の名前である。記号の中には金属や石に刻むのに用いられるものもあれば、筆やペンで書くのに用いられるものもあった。
(中略)
まだ若年の頃、かれはルーミルの仕事を改良して、かれの名前を持ち、エルダールがその後ずっと用いることになる文字を考案した。*2

ルーミルが考案した、最古のエルダール文字。この文字を参考にフェアノールフェアノール文字を考案した。フェアノール文字と違って、この文字は中つ国には伝わらなかった。
「ルーミルのテングワール」の名称は『追補編』で言及されているもの。『The Treason of Isengard』ではAlphabet of Rúmil、『The War of the Jewels』ではRúmilian letterssaratiと呼ばれている。saratiとは元来クウェンヤにおいて文字や記号全般を指す語で、テングワールと呼ばれるフェアノール文字が登場した後も、ルーミルの文字の名前として残った。

指輪物語』『シルマリルの物語』などの出版された作品内には登場せず、トールキンの原稿や日記に記されている。初出は1919年で、トールキンが考案したアルダの文字では最も古い。

特徴

外部リンク

Amanye Tenceli: The Sarati

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