リューンの森†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | |
その他の呼び名 | タウル・ローメン(Taur Romen) |
解説†
リューンの湖の北東に位置する小規模な森。トールキンの地図に記されているだけで、具体的な地名は特に付けられていない。
『Iron Crown Enterprises』における設定†
クウェンヤで「東方の森」を意味するタウル・ローメン(Taur Romen)という名が付けられている。
かつて中つ国の広範囲を覆っていた広大な森林地帯の名残で、頑丈な樫とぶなの木で覆われている。クグ川が森の中央部を通り、リューンの湖へ向かって流れている。
森の中にはエルフが住んでおり、その殆どをシルヴァンエルフが占めている。彼らの最も大きな居住地がクグ川の河口に面した都市リュバール(Rhubar)で、その入り口は隠され、守衛によって固く守られている。この港を訪れる外界からの船は少ないが、反対にエルフの船は対岸のスカーリ(Scari)をはじめ、リューンの湖に面した他の港に度々訪れる。森の中はエルフによって切り開かれた道が多数通っているが、その中で森の外にまで通じているものは僅かしかなく、森の国の境は厳重に警備されている。また、エルフ達も居住地を離れて森の奥深くにまでは入ろうとしない。
リューンの湖の周辺は絶えず紛争の絶えない土地だが、タウル・ローメンは上記のように外界から隔絶された土地であるため、そうした混乱に巻き込まれるのを避けることができた。
闇の森に住むシンダールの同胞と交流があるものの、この地のエルフたちは西方よりもむしろ東方の地に関心を向けている。東方に住むアヴァリの旅人が、さらに西方の国々に住む同胞と接触するために訪れるのがその理由で、タウル・ローメンの森が東西のエルフを結ぶ中継地としての役割を果たしている。
コメント†
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