モランノンの荒廃地

概要

カテゴリー地名
スペルDesolation of the Morannon
異訳モランノン荒廃地

解説

黒門(モランノン)の北に広がる、モルドールの鉱滓や捨石の集積場。草木一本生えない、汚れた不毛の地。

ここには生きたものなく、腐敗を養分にして育つ下等な草や苔さえもありません。息も絶え絶えな池は灰と忍び寄る泥に詰まり、胸の悪くなるような白と灰色となってあたかも山々がその内臓の中の汚物を周りの土地に吐き出したかのようでした。砕けて粉々になった岩のうず高い堆積、爆破され汚毒された土の巨大な円錐が不気味な墓地のように果てしない列を作って立っている様が、いやいやながら明けそめる光の中にゆっくりとあばかれたのです。*1

第三紀3019年(大いなる年)3月4日、無人の国を通り抜けたフロド・バギンズサムワイズ・ギャムジーゴクリはこの地に到達した。初めは鉱滓の山の影に潜んだが、山から有毒な蒸気が出ていたので底に汚泥が溜まった穴の中に移動し、昼間はそこで眠って過ごした(この時にサムはゴクリの二つの人格の口論を垣間見た)。
3月23日には黒門へ向かう西軍がこの地に入り、翌24日に戦いを前に最後の野営をした。その夜西軍は歩き回る無数の影やの咆哮に囲まれたが、襲われることはなかった。

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