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ミナス・ティリス

概要

カテゴリー地名
スペルMinas Tirith
その他の呼び名守護の塔(Tower of Guard)
ミナス・アノール(Minas Anor)
太陽の塔(Tower of the Sun)
日のりの塔(Tower of the Setting Sun)
ムンドブルグ(Mundburg)
石の都(Stone-city)*1

解説

シンダリンで「守護の塔」の意。ゴンドールの首都であり、アノーリエンの主府でもある。ローハン語ではムンドブルグと呼ばれる。
白の山脈の東端、ミンドルルイン山から突き出た丘の上に建造されている。周囲にはペレンノール野が広がっている。

かつてこの都は「太陽の塔」の意であるミナス・アノールと呼ばれており、ゴンドール元来の首都オスギリアスを防衛するためのアンドゥイン西岸の砦であった。これに対してアンドゥイン東岸にあった砦が「月の塔」の意であるミナス・イシルである。
しかし第三紀2002年にミナス・イシルがナズグールに奪い取られてミナス・モルグルに変貌すると、ミナス・アノールは名をミナス・ティリスに改められた。

しかし、ミナス・アノールは持ちこたえ、新たにミナス・ティリス、即ち〈守護の塔〉と命名された。なぜなら、王たちによりこの城砦に白い塔が建てられ、その高い美しい塔は、多くの土地を見張っていたからである。この都は依然として誇り高く堅固であり、王宮の前には、白の木がなおしばらく咲き続け、ヌーメノール人の残存者たちが今なお大河の水路を守り、ミナス・モルグルの戦慄すべき恐怖の者たちに、そして西方世界のすべての敵、即ちオークや怪物や悪しき人間たちに対していた。かくて、アンドゥイン以西の後方の地は、戦禍と破壊から守られたのである。*2

七層の城壁に囲まれた難攻不落の城塞都市であり、中に武器を取ることのできる者がいる限り、敵の大軍もこれを落とすことはできないと言われる。しかし第三紀末にはゴンドールの国力の衰退とともにこの都も衰微し、いくつもの彫刻や古の貴人の名が刻まれた石の通りにある邸宅は住む者も少なく静まり返っていた。

ミナス・ティリスの白の塔にはパランティールの一つが保管されていたが、これは都を守る執政のみが知る秘密となっていた。

構造

そしてこの山の膝のように外に突き出たところに防備堅固な城市が、七重の城壁にとり巻かれていて、城壁は人力の建造したものとは見えず、巨人たちが大地の骨なる岩塊を刻んで作ったと思われるほどの堅固で年ふりた石で作られていました。
ピピンが驚嘆の眼を瞠っている間にも、おぼろに灰色に浮かび上がって見えた城壁が暁の光にかすかに赤く染まりながら、白く変わっていくうちに、突然東の暗い影の上に朝日が上り、さっと光の箭を放って城市の面を照らしました。その時ピピンは思わず声をあげました。一番高い城壁の内側に高く聳え立つエクセリオンの塔が大空にくっきりと輝き、高く見事に形よくまるで真珠と銀の大釘のようにきらめきわたって、その頂の尖塔が水晶で作られたように光ったからでした。また胸壁からは白い旗が朝の微風にはためき、ずっと向こうの高いところから、銀の喇叭のような澄んだ響きが聞こえてきました。*3

ミナス・ティリスはミンドルルイン山から突き出た守りの丘(Hill of Guard)の上に建てられた。丘をえぐって作られた円周状の層が第1層から第7層まで存在し、それぞれが白い城壁で隔てられ、環状区(circle)を形成している。
第1層と第2層を結ぶ門は南東、第2層と第3層を結ぶ門は北東、第3層と第4層を結ぶ門は南東というように、各層を結ぶ門は北東と南東に交互に配置されている。ただし都の入り口である第1層の城壁の大門と、最上層の第7層(城塞)の門は東を向いていた。さらにこれら七つの門(Seven Gates)を通り抜けるには合言葉が必要であった。
大門の背後には、船首の竜骨のように鋭く切り立った大岩(rock)がそそり立っており、その高さは第7層にまで達している。大岩の高さは700フィート(約213m)あり、その頂は胸壁で囲まれ、胸壁の東の突端には狭間が一つ空いている。この大岩によって第2層~第6層は二分されており、交互にうねる道は大岩に穿たれたアーチ型のトンネルを通るようになっていた。

第1層
第一環状区は最も幅が広い環状区であり、古旅籠がある燭工通りが存在する。
城壁
都の最も外壁にあたる第1層を囲む城壁は特に巨大で、外側の壁面がオルサンクを形作っているものと同じ黒く滑らかな物質でできており、いかなる攻撃も寄せ付けない。
大門
第1層の城壁にある、東を向いた都の城門。鉄の扉と鋼の柱でできており、石の塔と稜堡で守られている。とはいえ破壊不能の城壁にあっては大門が唯一の弱点であった。大門の背後には広大な中庭があり、そこから大岩が第7層までそそり立っている。
第6層
第六環状区には執政の使者たちの宿舎、そのすぐ近くに駿馬を養ういくつもの立派な厩舎があり、南側城壁近くには医療施設の療病院*4がある。またラス・ディーネンに通じる開かずの入り口フェン・ホルレンもこの環状区の背後の城壁にある。
ミンドルルイン山と守りの丘を繋ぐ鞍部。第5層の城壁と同じ高さがあり、この狭い土地は巨大な防壁で囲まれ、壁は西側に聳えるミンドルルイン山の絶壁まで続いている。ここに諸侯や統治者たちの墓所ラス・ディーネンがある聖所であった。
第7層
第七環状区は特に城塞(Citadel)と呼ばれる。その中心には高さ300フィートの白の塔が聳え、塔の前には噴水の庭があり、そこには枯れた白の木がそのまま残されていた。そのほか多数の建物があり、ガンダルフとピピンが滞在した賓客を泊めるための宿舎(lodging)は、“肩”から程遠くない北側の城壁近くにあった。この宿舎の二階からはエミュン・ムイルの山々とラウロスの大瀑布が見えた。
さらに『Sauron Defeated』に掲載されている配置図によれば、宴会用の大広間メレスロンドが白の塔の北側に、王たちの住まいである王宮(King's House)が白の塔の背後である西側にあった。*5

歴史

第二紀3320年にゴンドールを建国したイシルドゥルアナーリオンは、首都オスギリアスを東西から守るべく、エフェル・ドゥーアスミンドルルインの山の肩に一つずつ砦を築き、それぞれの居城とした。アナーリオンが白の山脈の山岳人への盾として築いたのがミナス・アノールである。そしてそこには分割された七つの視る石(パランティール)の一つが置かれた。
第二紀3429年にサウロンとの戦いが始まると、ミナス・アノールはアナーリオンによって防衛される。

第三紀2年、王国を継いだイシルドゥルは北の領地に向かう前にミナス・アノールに立ち寄り、ミナス・イシルから救出した白の木の実生を移植した。
420年にはオストヘル王によって再建される。それからミナス・アノールはゴンドール王の夏の離宮として利用されるようになる。
1636年から発生した悪疫でオスギリアスの人口が激減し、さらにミナス・アノールの白の木の枯死すると、1640年に当時の王タロンドールはゴンドールの王宮をミナス・アノールへ永久的に移し、城塞に新たな白の木の実生を移植する。以来この都は、歴代のゴンドール王(エアルヌルより後は執政)の居城となった。
1900年にはカリメヘタール王によって白の塔が築かれる。この塔は2698年に執政エクセリオン一世によって再建されたため、以後は「エクセリオンの塔」とも呼ばれる。

2002年、ナズグールの攻撃によって陥落したミナス・イシルがミナス・モルグルに変貌すると、モルグルの脅威に対峙する警戒怠りない都として、ミナス・アノールは名をミナス・ティリスに改められた。
2852年、執政ベレクソール二世が死ぬと、ミナス・ティリスの白の木も枯れた。新たな苗木が見出されなかったため、枯れた木は「王還りますまで」そのまま噴水の庭に残されることとなった。

指輪戦争の頃にはゴンドールの衰退もあり、都たるミナス・ティリスも寂れ、人口は収容可能な人数の半分になっていた。戦争の気運の高まりにより、一部を除く女子供や高齢者などの疎開が行われた後、3019年(大いなる年)3月にミナス・ティリスはモルドール及びその同盟軍による包囲攻撃を受ける(ペレンノール野の合戦)。投石機で攻撃されたことにより第一環状区に大きな被害が出て、さらに魔王グロンドによって大門が破壊されたが、ローハンからの援軍と、アラゴルン二世が率いてきた辺境の諸侯国からの援軍によってモルドール軍は駆逐され、ミナス・ティリスは守られた。

第四紀となって再統一された王国が実現すると、ミナス・ティリスはエレッサール王の王宮となる。ギムリエレボールドワーフたちの手によって、指輪戦争により破壊された大門はミスリルと鋼を用いて再建され、街路は白い大理石で舗装された*6
指輪の仲間メリアドクペレグリンは最晩年をこの地で過ごして亡くなった。エレッサール王はミナス・ティリスで身罷り、ラス・ディーネンの王たちの墓に葬られた。二人のホビットの棺は王の両隣に並んで置かれたという。

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アラン・リー作画によるミナス・ティリス アラン・リー作画によるペレンノール野の合戦後のミナス・ティリス

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

原作での第1層の外壁がオルサンクと同じ黒い物質でできているという記述は反映されておらず、他の層と同じ白い普通の石造りとなっている。
原作ではミナス・ティリスに投石機が設置されているという描写はないが、映画ではトレビュシェット型の投石機(Wikipedia:トレビュシェット)が城壁の塔に設置されており、ミナス・ティリスの攻囲戦で使用されている。

画像

『ロード・オブ・ザ・リング』におけるミナス・ティリス 『ロード・オブ・ザ・リング』におけるミナス・ティリス 『ロード・オブ・ザ・リング』におけるミナス・ティリス

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ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

各階層に通じる六つの門全てに固有の名前がつけられており、下層から順に剣の門(Sword-gate)、銀の門(Silver Gate)、主君の門(Lord's Gate)、星の門(Gate of Stars)、石の門(Gate of Stones)、城塞の門(Gate of the Citadel)という。また、各門を通るのに必要な合言葉も定められている。

第二層は兵士の層と呼ばれ、兵舎や武器庫などの軍事施設が集中している。第三層は職人の層(Craftsmen's Tier)で、多数の商工業者が軒を連ねている。第四層は遊者の層(Players' Tier)で、劇場や公衆浴場などの娯楽施設がある他、町全体に水を供給する貯水槽もある。第五層は賢者の層(Sages' Tier)といい、図書館や研究施設などの学問に関係する施設が築かれている。第六層は主の層(Masters' Tier)という名で、政治の場となっており、身分の低い者は入る事ができない。第七層の城塞は一部の市民から王の層(Kings' Tier)と呼ばれている。

ゲームの進行状況に応じて、ペレンノール野の合戦直前、ペレンノール野の合戦直後のミナス・ティリスが再現されており、マップが開放されると自由に相互移動が可能。またサウロン敗北後の夏至、エレッサール王とアルウェン姫の婚姻の儀が行われるミナス・ティリスを訪問することも可能で、現実世界の夏時期にあわせて祭りイベントが開催される。

『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリスのマップ 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリス 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリス 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリス正門 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリス(ペレンノール野の合戦後) 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリス正門前 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるミナス・ティリス正門前(ペレンノール野の合戦後)

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • ミナス・ティリスの人口って、どれくらいなんでしょうか。 -- 2023-12-11 (月) 20:55:25
    • 諸侯の援軍が着陣した時にその10倍の数を期待していたと誰かが発言してる。これは城内にそれだけの人数を収容できる余裕があるという事を示唆してる。実際に到来した援軍が3000人前後なのを踏まえるとざっと3万人程度は住める可能性がある。
      ただ、映画で描かれたミナスティリスは目視で確認できる範囲だけど縦横比が1:2ぐらいだから、直径は高さの倍ぐらいで大体400~600m程度。この広さに3万の人口を常時収容できるかどうかはかなり疑問。原作のミナス・ティリスは少なくとも映画の2倍くらいの直径がある可能性が高い(フォンスタッドの推定と同じくらい)。 -- 2023-12-12 (火) 00:43:34
      • ローマ時代にロンディニウムの人口は推定4万~6万で、街を囲む城壁の長さは東西2km、南北1km程度。14世紀頃のロンドンには殆んど変わらない市域に最大8万人が暮らしていた。だから3万という数字はそれらの半分か1/3程度の数になるし、ミナス・ティリスの規模も1km四方程度の範囲内だと考えられる。最上層が王宮なのを踏まえるともっと少ない可能性もあるけど。なんにしても映画の外観よりはかなり平べったい姿になる。 -- 2023-12-12 (火) 01:04:41
        • 戦国時代の京都の規模も上京下京がそれぞれ1km四方くらいだけど、合わせた人口が約10万人いたそうな。片方5万人程度でやや多い......これは要らん情報かもしれないけど。 -- 2023-12-12 (火) 01:24:29
      • 映画だと高い建物が多いから、住居を高層アパートにして問題を解消してる可能性はある。幾つかの建物は岩壁をくり抜いて作ってるようにも見える。 -- 2023-12-12 (火) 01:50:06
    • 総合的に考えると平時で1万5千~3万人程度ではないかと。全盛期より衰えてるとはいえ、ゴンドールの国家規模を考えると倍ぐらいはいてもいい気がするけど、山城だから収容できる人数が平城よりも少なくなるのはやむ無し。 -- 2023-12-12 (火) 01:35:16
      • まあそんなもんだろうね。ランマス・エホールの中が耕作地であれば、戦時はそうした人達や招集した防衛戦力も収納するから一時的に倍くらいにはなるかもしれないけど。
        やっぱ平地に広がる街とは違って収容人口の効率は下がるよねー。 -- 2023-12-12 (火) 10:04:47
        • なんかゴンドールの主要都市って一長一短なんだよな…。ミナス・ティリスは山城だし住める人が限られ、オスギリアスは防衛が難しいし、ミナス・イシルはモルドールに近すぎるし…。
          あくまで、個人の感想です。 -- 2023-12-12 (火) 12:05:49
          • まあ元々はそれぞれ単一都市というより3つで一体みたいなもんだし
            ミナス・イシルはその役割をきちんと果たして散ったわけで後は本格的な戦の前に衰退したオスギリアスが悪かったからミナス・ティリスはしゃーない -- 2023-12-16 (土) 02:32:57
      • 山城山城言ってるけど、ミナス・ティリスは山城ではなくない?
        狭小な山城の分類に当てはめるには規模が大きすぎるでしょう。普通に都市ぐらいの規模はあるものとして描写されてると思うけど。ことさらに住める人が限られるなんてことは無いはず。 -- 2023-12-16 (土) 12:01:46
    • 映画のミナスティリスは標高の方を原作より高くしてる可能性もある。メイキング本では船首状岩壁の高さを4分の1マイル(400メートル)で、それに塔の高さを加えた標高が1600フィート(490メートル)と記述してるから、これに従うなら原作の1.5~2倍近い高さがある事になる。
      でも検索して出てくる模型の画像を確認する限りでは塔の高さと標高の比率が大体1:2くらいだから少なくとも比率は原作の記述(210mと90m)を順守してるように見える。だから最上層の高さを増してるなら塔の高さも二倍の180mはある事になる。全高が490mだと塔は160mくらい。 -- 2023-12-13 (水) 16:58:27
  • 一階層毎の城壁の高さは単純計算で30m以上ある事になるから陽当たり悪そう。 -- 2023-12-12 (火) 12:23:36
    • よくこんなとこに住めるなゴンドール人。 -- 2023-12-12 (火) 13:42:35
    • 西風や影の山脈のおかげでモルドールからの火山灰を気にしなくて良いのは洗濯物にとっては不幸中の幸い。 -- 2023-12-12 (火) 15:11:59
      • 美しいだけで実用性皆無。こんなとこ強制移住でもさせられない限り住みたくないわ。 -- 2023-12-12 (火) 15:56:24
        • 「(比較的にしろ)安全であること」
          って、中世文明レベルだとガチクソに最高かつ究極の資産価値ですからねぇ…現代人の感覚ではわかりませんよ多分その渇望は。
          あんな頭いかれた立地のヴェネツィア市なんて鉄道通った現代でも30万人口いないのに、中世の時点で大体人口10万突破してますからねぇ。
          実際、ミナス・ティリスは指輪戦争まで数千年にわたり攻囲戦やら落城とかとは無縁そのものなわけで、そんな土地は自由の民陣営の人類国家で他にありませんからねー。 -- 2023-12-12 (火) 18:44:38
          • なるほど…
            ミナス・ティリスは中つ国で一番安全()ってことか。 -- 2023-12-12 (火) 20:17:49
          • 市民権を得るには兵役は義務かね?武器はまともで軍隊の練度は高いとしてオスギリアス戦線やミナス・イシル戦線ってドゥナダインの子孫じゃないとハードそうな気もする。あとは歩兵の基本として城壁や塹壕の補修作業か?っていうことで最前線に近いのでキーウみたいに緊張感はありそうだ。 -- 2023-12-13 (水) 19:06:47
            • というか指輪戦争時期には戦時の緊張感のない土地なんてホビット庄をはじめとするごくごく一部のエリアだけでしょうからね。
              ドル=アムロスからの援軍も本国が必要としていたほどではない可能性がある描写がある以上、一見戦火から離れた土地も危険だったり警戒を要するのでしょうし。 -- 2023-12-13 (水) 20:10:26
              • 自分は比較的否定的なこと言ったけど、ゴンドール守備隊の兵装でオーク狩りするのと、竹やりやピッチフォークでオーク狩りするのとどっちを選ぶかと言ったら前者だよね。なのでまともな戦力と美しい都市ということで選ぶという気持ちは分かる気がする。どのみちキーウ状態なら、個人的には若い国家であるバルドの息子の下で働きたい気はするけどね。 -- 2023-12-13 (水) 21:08:01
    • 投石が第二階層の壁まで届いてなかったのを考えると少なくとも環状区の幅は200m程度はある可能性が高いから、朝夕はともかく、正午頃にはちゃんと日は当たると思われる。。 -- 2023-12-13 (水) 02:49:09
      • そうじゃなかったらほんとにヤバい。
        「守護の塔」は市民を安住させてくれないの…? -- 2023-12-13 (水) 06:05:05
        • アンチ乙。日光や紫外線からは守護できてるから。 -- 2023-12-13 (水) 18:07:47
    • ミナス・ティリスは層が上がるほど標高が上がるので、城壁の内側は底上げされてるんでしょ。壁は外に対して高ければ良いんだから、居住区から見たらそこまでそびえ立ってはいないはず。住み難いほど日が当たらないなんてことはないでしょ。 -- 2023-12-16 (土) 12:08:39
      • 各階層の標高自体均等には多分なってないよね。最上層と第六層の高低差が第一層と第二層のそれと同じだとすると直径が狭くなる分、坂の勾配が急になって人馬の昇り降りに支障をきたす可能性があるから。逆に馬がスムーズに昇り降りできる傾斜角が分かれば都の直径が割り出せる可能性があるかもしれない。 -- 2023-12-16 (土) 23:51:48
        • べつに直径と坂の長さが比例してる必要はないでしょ・・・
          上層で直径が狭まろうが下層と同じ長さの坂を維持すれば済む話 -- 2023-12-17 (日) 01:19:11
        • 偶数階層と奇数階層の門がそれぞれ円の中心から放射状に伸ばした一直線上に並んでるから、上層に行くに従って門同士の距離は短くなっていく事になる。標高が各階で均等になってるならその分坂の傾斜を急にしないといけなくなるし、傾斜を同じにするなら上に行くにつれて階層間の高低差を低くしないといけない。最上層の門が真東に位置してるとなると第六層の城門(南東)との間の水平距離は他と比べると相当に短いだろうから極端な高低差はつけられないだろう。作中の描写を見る限り、少なくとも最上層まで馬が平易に登っていける程度の傾斜が維持されてるだろうし。 -- 2023-12-17 (日) 02:04:55
          • 第七門(真東)と第六門(南東)の水平距離は円周の八分の一程度になるから、仮に最上層の直径200mなら大体78m程度。この距離内で上方向に30m登るのは馬は勿論人間でも快適とは言えない。直径が400mくらいあるか、高低差が15m以下のどちらかだと思われる。 -- 2023-12-17 (日) 02:18:25
            • 勾配に変換すると約38%、日本一急な坂と同じくらいのきつい坂道になる。だから上の層になるほど階層間の高低差が縮まってる可能性は高いと思われる。少なくとも城門のある地点同士の高低差は相応に縮めないと。 -- 2023-12-17 (日) 12:59:36
              • 快適じゃないどころか登山の域。滑落の危険すらある -- 2023-12-19 (火) 03:03:03
                • 最下層の住民は上からありとあらゆるものが降ってくる。 -- 2023-12-19 (火) 09:23:15
                • 伝令やら哨戒部隊の復命なんかが城内で体力を消耗する羽目に(時事を鑑み訂正します) -- 2024-01-01 (月) 11:35:30
            • 門を通り越した場所、例えば真北と真南で坂道が折り返して城門に向かってるとすれば緩やかに登っていけるから高低差を気にしなくても良くはなる。 -- 2023-12-18 (月) 21:16:05
        • 映画の描写だと館の前の庭園が直径50mくらいしか無さそうだから6層目との高低差は多分5~10m程度 -- 2023-12-28 (木) 14:50:17
  • ミナス・ティリスなんて絶対住みたくない!
    って人おるけど、現代人からしても中つ国の中じゃめっちゃマトモな居住地候補だと思うけどなぁ…。
    殿堂入り・別格・神レベルのホビット庄とかはともかく、治安・インフラ・物資(これは戦時中の描写からですが)面ではあの世界ではトップクラスでしょう。
    個人的には、第三紀ならホビット庄や森の王国の岩屋に次いで住んでみたい土地です。 -- 2023-12-13 (水) 13:04:09
  • 第六環状区の幅が30mくらいあれば、その幅いっぱいに緩い坂をジグザグ状に10本ぐらい作れば同程度の高さを登れる(最後の一本は岩盤の中を通る)。道幅が5m程度ならそれを×本数×8した値が城塞の円周の最小値だし、そこから直径の最小値も分かる。約127mだね、中世の御所(120m四方程度)よりやや小さいぐらい。 -- 2023-12-20 (水) 20:48:37
    • 断言はできないけど、現実世界の王宮の敷地の広さを考えるに、最上層部の直径は上でも言われてるように100m以上200m未満ぐらいだと思う。調べた限りだと、都市と合体してる中世の王宮は大体そのぐらいの範囲内に収まってる。ロンドン塔、シテ島王宮、アーヘン宮殿、平安京内裏、土御門御所etc..... -- 2024-01-11 (木) 18:37:58
      • カール大帝時代のアーヘンは都市と分離されてたな。 -- 2024-01-11 (木) 18:39:03
      • 100m以上200m未満という見立てそのものには同意見ですが、それを導き出すのに現実の歴史上の建築の例を根拠にするのは適切ではないと思いますよ。
        基本的にトールキンの世界観では、種族の能力は時代を下るごとに低下することになっています。当時のドゥネダインのなしえた偉業の壮大さは、後代の歴史時代の卑小な人間たちの基準で推し量れるものではないでしょう。 -- 2024-01-11 (木) 19:06:29
        • 一理あるけど、ドゥネダインも大柄とはいえ巨人みたいなサイズじゃなかったし、その生活空間の広さを推測する上での手がかりにはなるかと。別にそれが壮大な偉業の矮小化に繋がるとも思えません、200m級の小山をまるごと要塞化してるという時点で伝説は微塵も揺るがない。 -- 2024-01-11 (木) 20:51:55
        • 別に現実の建造物を引き合いに出すこと自体は、それが適切な比喩や比較なら比較対象を矮小化させたりすることにはならないと思うけど…。 -- 2024-01-11 (木) 22:22:20
          • >それが適切な比喩や比較なら
            この場合、まさにそこが適切ではないのではってことを発言主は言ってるんだと思うけど -- 2024-01-13 (土) 17:25:58
        • 数値データがあるのもなかなかいいが、具体的な存在に似ているっていうのはイメージしやすいからね。 -- 2024-01-13 (土) 16:28:00
  • 映画のミナスティリスは最上階に広間と白の塔しか無くて主君の居住スペースがどこなのか分からない。 -- 2023-12-23 (土) 21:38:36
  • でもあっけなくなく城門突破されたよね、ミナス・ティリス・・・ -- 2023-12-27 (水) 13:28:36
    • 城門どころか,城壁がヌーメノーリアンが作った割には簡単に崩れていたような… -- 2023-12-31 (日) 09:38:08
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