ボフール †
概要 †
解説 †
ビルボ・バギンズと共にエレボールへ遠征した13人のドワーフの一人。モリアのドワーフの出だが、ドゥリンの一族の出身ではない。ボンブールとは兄弟だがどちらが年長かは明確ではない*1。ビフールはいとこ(cousin)にあたる。
『ホビットの冒険』ではビフールと同じく黄色い頭巾を被っていた。お茶の時間に袋小路屋敷に押しかけた際にはビルボに干しぶどう入りのパイとチーズを注文し、食後にはビフールと同じくクラリネットを演奏している。
ボフールは五軍の合戦でも生き残り、山の下の王国に移住した。
映画『ホビット』における設定 †
俳優 | ジェームズ・ネズビット |
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日本語吹き替え | 平田広明 |
平民階級出身の一労働者に過ぎないため、祖国再興の大義を掲げるトーリン他の王族達と違い、はなれ山に眠る莫大な報酬の方に惹かれて参加した。音楽と酒宴を何よりも好む楽天家で、袋小路屋敷のシーンでは、ドワーリンと共に2人で楽器を演奏している(楽器は原作にあるクラリネットではなく、ジェームズ・ネズビットが実際に吹けるフルートに変更されている)。
『思いがけない冒険』では、霧ふり山脈を越える途中の洞窟で皆が寝入った後、黙ってひとり家に帰ろうとするビルボに気がつき、彼のホビット庄という故郷への想いを理解し「君の幸せを祈っている」と笑顔で別れを告げる(その直後ゴブリン町への入り口が開いて皆が落ちる羽目になったため、実際には別れずに終わった)。一方、ボフールが語る流浪のドワーフの境遇がビルボの心を動かし、ドワーフを助けたいとビルボが考えるようになった。
『竜に奪われた王国』では、湖の町から皆が出発するとき、寝坊して置いて行かれてしまい、その後湖の町に残ることになったフィーリ、キーリ、オインと合流する。ボフールは急激に体調を悪くしたキーリをバルドの家にて皆で看病し、治療に必要と言われた王の葉を取りに行っている。
『決戦のゆくえ』では、はなれ山のトーリンらと合流後、アーケン石をバルドたちに渡したことを告白してトーリンに殺されそうになったビルボを逃がすなど、ビルボを気遣っている点が強調されている。エクステンデッド・エディションでは、バルドとトーリンの交渉が決裂した日の夜、はなれ山から抜け出そうとしたビルボを敢えて見逃すシーンも追加されている(この時ボフールは、ビルボが逃げるためと思っていたが、実際にはアーケン石をバルドらに届けるためだった)。
出立時には片側が槌になった鶴嘴を所持していた。五軍の合戦では、戦鎚で戦っている。エクステンデッド・エディションの追加シーンでは、オークが操っていたトロル(スタンピー)を乗っ取って同士討ちさせる。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定 †
コメント †
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