ホビット村†
概要†
カテゴリー | 地名 |
---|---|
スペル | Hobbiton |
異訳 | ホビトン |
解説†
ホビット庄、西四が一の庄にある村。バギンズ一族は代々この村に住まっていた。
村の中には川が流れ、東の水の辺村にある池に注ぐ。川にある水車は粉ひき場となっている。
川にかかった橋を北へ渡ると、両側に穀倉と農場のある道が続き、袋枝路と袋小路屋敷のあるお山へと至る。
日本語版では混同されやすいが、ホビット庄(Shire)は、ホビット村(Hobbiton)を含めた、ホビットたちが住む地域全体を指す。
シャーキーによる変貌と、その後の回復†
袋小路屋敷を手に入れたロソ・サックビル=バギンズを通じてホビット庄に浸透したごろつき達と、その黒幕のシャーキーは屋敷を本拠地とし、ホビット村をはじめとして庄全体をめちゃくちゃにした。
並木は残らず伐られ、生垣や芝生は荒らされ、取り壊された古い穀倉の代わりにタール塗りの小屋が並び、サンディマンの粉ひき場は川を跨ぐほどの大きな工場に作り変えられた。袋枝路は掘り返されて砂利採取場となり、袋小路屋敷の前にはいくつもの掘立小屋が乱雑に建てられて屋敷が見えない有り様だった。
水の辺村の合戦を経てごろつき達が一掃された後、こうした建物は解体され、それらの煉瓦は袋枝路などを修復するのに再利用された。傷つけられた緑はサムワイズ・ギャムジーをはじめとした多くの者の働きと、サムワイズがガラドリエルから贈られた彼女の庭土とマッロルン樹の種によって回復することができた。
場所†
画像†
映画『ホビット』における設定†
ニュージーランドのマタマタに、袋小路屋敷の外観など映画撮影用のホビット村セットが作られた。『ロード・オブ・ザ・リング』撮影後には、一時的に作られたセットはすべて解体されたにもかかわらず、その後も多数の観光客が現地を訪れたため、『ホビット』撮影時には建築法に従ったセットが作られ、撮影終了後も見学できるようにセットが残されている。観光客向けに、実際に飲食ができる店の緑竜館(グリーン・ドラゴン)も作られた。
- ニュージーランド政府観光局公式ウェブサイト マタマタ
- Google Mapsによるマタマタの、ホビット村セット跡地
- 毎日が感動でいっぱい! アウトドア天国ニュージーランドの旅(その2) ホビットの世界へようこそ編 - トラベル Watch
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
コメント†
コメントはありません。 Comments/ホビット村