ハーフット

概要

カテゴリー種族
スペルHarfoot(単) / Harfoots(複)*1

解説

ホビットの三つの支族のうちの一つ。最も尋常で数が多い。
ストゥア族やファロハイド族よりも小柄で、肌は茶色っぽい。鬚は生えない。手先が器用で、足が速い。靴を履く習慣はない。高地や山腹を好み、一ヵ所に定住しがち。トンネルや穴の中に住むという先祖伝来の風習を長く守った。

かつてはドワーフと親しく交流しており、霧ふり山脈の東の山麓に長く定住していたが、早くから山脈を越えて西へ移住し始め、ストゥア族とファロハイド族に先んじてエリアドールに到達した。彼らが北方王国での記録に登場するのは第三紀1050年頃からで、他の二支族がまだリョヴァニオンにいた頃、既に風見が丘辺りにまで達していたという。

ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』における設定

第二紀リョヴァニオンに住む小さい人として登場。
人間から姿を隠すようにして生きており、定期的に移動を繰り返しているという。

過酷な生活からか仲間同士の支え合いや安全を何よりも重んじており、道中で死んだ仲間の名を記録し追悼する風習などを持つ。
だがその一方で、安寧を乱す者や集団の掟に従えない者は追放同然に処遇し、怪我などで移動に耐えられない者も置き去りにするなど、第三紀のホビットと比べるとより警戒心が強く集団主義的な傾向が強い。

Include/ホビット

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

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    言及されている原典と相容れない描写が「鬚生えない」で、これが絶対的に正しく、かつ映像作品でハーフットの中にあごひげが映えている人がいたとすると考えられる仮説は、
    1.たまたまストゥア族の人が遊びに来ていた。
    2.流行でひげかつらをつけていた人がいた。(エダインでの例:ルイ16世、バッハ) -- 2022-09-02 (金) 21:45:36
    • 「髭は生えない」
      って言っても、イギリスいた時にちょくちょく言われたのが「エイジアンはヒゲ生えねぇなぁ」だったからなぁ。 -- 2022-09-02 (金) 21:59:14
      • まぁ他の特徴も具体的に書かれてる上でそれと並べての髭は生えない、なら実際生えない種族なんだろうなぁという気はする -- 2022-09-03 (土) 15:53:13
    • 少なくとも半分の歩幅な奴らでは無く
      身長も股下もでかくはあったな -- 2022-09-07 (水) 16:26:04
  • 力の指輪に出てくるハーフットは公開済みの1・2話のなかで2回は移動してるので、「定住しがち」という特徴とは相容れないかもしれない -- 2022-09-03 (土) 14:36:30
    • 西に移動してる途中とか? -- 2022-09-07 (水) 00:15:12
  • 長老が食べた仲間が死んだと言ってた黄色いイチゴって実際は何だろうか -- 2022-09-10 (土) 16:42:51
  • 原作の記述はそれがいつの時代のライフスタイルだったのかは書かれていない。ホビットの歴史自体が第三紀の中頃までしか遡れず、いつ頃から中つ国に存在するのかも不明な点からすれば、第二紀の時点では異なる生活をしていたとしてもそれは原作に描かれていない領域の話だから原典に背いた事にはならないと思う。 -- 2022-09-10 (土) 17:41:43
  • ホビットと比べると村社会特有のめんどくさい所がより顕著に現れてるよね。そのめんどくさい所を守れるかどうかが生き死にに直結してるから仕方ないけど -- 2022-09-13 (火) 18:24:13
  • 人力で荷車を引くのはキツそうだなーとか思って見てた。荷車を引くだけの力があってかつハーフットにも使役できるような動物っていないのかな?あの背丈だと馬はもちろん犬でも難しいだろうけど。 -- 2022-10-17 (月) 23:49:24
    • ミニ豚など? -- 2024-01-17 (水) 13:32:36
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