ニーベルンゲンの歌

概要

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スペルDas Nibelungenlied
異訳ニーベルングの歌

解説

13世紀初頭に書かれた、中世ドイツの英雄叙事詩。ネーデルラントの英雄ジークフリートを主人公にした物語。古いゲルマン伝承が元になっている。

19世紀にリヒャルト・ワーグナーがこれを元にして舞台祭典劇『ニーベルングの指環』(Der Ring des Nibelungen)を作った。この物語や、この物語に登場する指環と、トールキンの『指輪物語』との関連性が何度か指摘されているが、トールキンはこれを否定して「二つの指環は共に丸い、そしてそこで類似性は終わる」(Both rings were round, and there the resemblance ceases.)と語っている。
ハワード・ショアはワーグナーのファンであり、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』のスタッフロールには「リヒャルト・ワーグナーに捧ぐ」という言葉と、「二つの指環は共に丸い、そしてそこで類似性は終わる」の言葉が入っている。

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コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 岩波文庫の相良先生の訳が素晴らしい。そして物語にはあまり指輪は登場しない、財宝、という形で登場する・・たぶん -- 2011-03-14 (月) 15:59:03
  • 個人的にはニーベルングの指輪が好きだ、特にアーサー・ラッカムの絵が良い。 -- 2016-03-24 (木) 00:31:49
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