ニエンナ†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Nienna |
その他の呼び名 | 憐れみと哀しみの女神(Lady of pity and mourning) |
種族 | アイヌル(ヴァラール) |
性別 | 女 |
生没年 | |
兄弟 | ナーモ、イルモ(兄弟) |
配偶者 | なし |
解説†
アラタールの中に数えられるヴァリエ。フェアントゥリ兄弟(ナーモとイルモ)の姉妹*1。
独り身であり、アマンの西の方、世界の縁に位置し、世界の壁の外に開いた窓がある館に居を構えている。ヴァルマールに赴くことは滅多になく、近くにあるマンドスの館に出向いて霊魂の世話をしていることが多い。
灰色の頭巾を被り、絶え間なく涙を流している。
しかし、彼女は自分のために泣くのではない。そしてかの女の嘆く声を聞く者は、
憐憫 と望みをもって耐えることを学ぶのである。*2
憐れみと哀しみの女神†
そしてニエンナが立って、エゼッロハールの築山に上り、灰色の
頭巾 を後ろにずらし、涙でウンゴリアントの汚れを洗い流した。そして彼女は、この世の苦しみとアルダの受けた傷を悼んで、歌った。*3
ニエンナは創世の音楽でメルコールの不協和音を耳にして以来、悲しみを覚え、彼女の歌は哀歌となって音楽の主題に取り込まれることとなった。
その憐みと涙はアルダに加えられるあらゆる傷にそそがれている。メルコールがマンドスの砦での刑期を終えてヴァラールの前で許しを乞いた時には、ただ一人彼の恩赦に口添えをした。
ヤヴァンナの歌により生誕した二本の木は、ニエンナが涙を注いだ築山より生い茂り、その最後の花と果実である月と太陽もまた、ヤヴァンナの歌とニエンナの涙によって生じることができた。
かのオローリンも、ニエンナから忍耐と深い憐憫の心を学んだという。
Include/アイヌル†
コメント†
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