ナン・ドゥンゴルセブ†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Nan Dungortheb |
その他の呼び名 | ドゥンゴルセブ(Dungortheb) |
解説†
シンダリンで「恐ろしき死の谷(Valley of Dreadful Death)」の意味。単にドゥンゴルセブとも呼ばれる。エレド・ゴルゴロス(恐怖の山脈)とドリアスの魔法帯に挟まれた谷間。名はモルゴスのもとから逃走したウンゴリアントが一時期ここに棲みつき、谷を恐怖で満たしたことにちなむ。
この地にはアングバンドが築かれた時代から蜘蛛の怪物たちが住んでおり、ウンゴリアントが彼らと番って成した子孫の蜘蛛たちの生息地だった*1。そのためエルフや人間は勿論のこと、オークですら近寄ろうとはしなかった。
サウロンとメリアンの魔力が競い合う地でもあり、迷い込んだ者は惑わしと幻影に死ぬまで追いかけられた。
ベレンがただ一人この地を縦断してドリアスに辿り着いたが、彼はその恐怖の記憶を誰にも語らなかった。
コメント†
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