- 月を引くマイアであるティリオン(Tilion)については、ティリオン(マイア)を参照してください。
ティリオン†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Tirion |
その他の呼び名 | 美しきティリオン(Tirion the Fair) |
解説†
クウェンヤで「大いなる見張りの塔(Great Watch-tower)」の意味。
アマンの地のエルダマールにある、トゥーナの丘に作られたエルフの都。初めは都を築いたヴァンヤール族とノルドール族が共に住んでいたが、ヴァンヤール族がヴァリノールやタニクウェティルに移住してからは、ノルドール族の最初の上級王フィンウェが統治した。
白い壁とテラスの都で、木々が美しく、塔の中では最も高くミンドン・エルダリエーヴァが聳えていた。この塔の下の中庭には白の木の祖先ガラシリオンが植えられていた。ミンドンの塔の建つ広場にはフィンウェの王宮もあった。この都へ入るには丘の麓から続く水晶の階を昇るようになっていた。
後に中つ国で、フィンウェの孫の一人トゥルゴンはこの都を模してゴンドリンを築いた。
アマンに到達したエアレンディルは、ここでエオンウェの歓迎を受けた。
「広大な大海のかなた、そして茫々たる時をへだてて美しきティリオンの御代を見たいのじゃ。そして白の木と金の木がともに花咲く時、想像も及ばぬフェアノールの手と心の技をこの目で知りたいのじゃ!」*1
コメント†
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