タウリエル†
概要†
解説†
俳優 | エヴァンジェリン・リリー |
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日本語吹き替え | 甲斐田裕子 |
映画『ホビット』に登場するオリジナルキャラクター。闇の森のシルヴァン・エルフで、闇の森の王国の近衛隊長。
演じるエヴァンジェリン・リリーはインタビューで、このキャラクターの年齢は600歳だと語っているが*1、同じインタビューでリリーはスランドゥイルが3000歳、レゴラスが1900歳と発言しており、既存の設定との矛盾が見られる*2。さらに『決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション』でピーター・ジャクソンは「たぶん1347歳くらい」とも発言している。だが映画劇中のセリフによると、少なくともタウリエルは600年はスランドゥイルに仕えているようである。
『竜に奪われた王国』にて初登場。タウリエルは、レゴラスから戦いの能力を高く評価され、好意を持たれていた。それが恋愛感情に至っているかは不明だが、スランドゥイルからは、シルヴァン・エルフであるタウリエルはシンダールのレゴラスの后にふさわしくないと釘を刺されていた。
タウリエルは、闇の森に迷い込んで蜘蛛に襲われていたキーリを偶然助け、彼に興味を持つ。その後、ボルグの率いるオークが森の王国を襲撃し、さらに牢から逃げ出したドワーフを追いかけて去って行くと、スランドゥイルの意に反し、オークを放置できないとして後を追うことにする。ナルザグが、キーリはモルグルの矢を受けたと言ったのが気になっていたのも理由のひとつだった。
その後レゴラスと共に、湖の町エスガロスまでオークを追っていったタウリエルは、矢の毒で容態が悪化しているキーリに再会。アセラスを使って、彼の治療を行う。
『決戦のゆくえ』では、スマウグがエスガロスを襲撃した時、バルドの子供たちや、エスガロスに残っていたドワーフと共に避難。スマウグが倒された後、エレボールへ向かおうとするキーリに共に来てほしいと言われ、愛していることを告げられるが断る。その時、キーリが自分の母から受け取ったというお守りの石を預かった。
その後はレゴラスと行動を共にして、グンダバドを偵察。グンダバドからオークの援軍がエレボールへ向かっていることを発見し、レゴラスと共にエレボールに戻る。
キーリの言葉は断ったものの、彼のことを非常に気にかけており、エルフの同胞がこれ以上死ぬのを避けるために五軍の合戦から撤退しようとするスランドゥイルに対して、弓を向けたほどだった。
その後、キーリと共にボルグと戦うが、タウリエルは負傷し、キーリは殺される。戦いが終わった後、タウリエルはお守りの石をキーリの手に戻し、キーリの埋葬を希望する。
画像†
備考†
映画よりも以前に製作されたゲーム『ホビットの冒険 ロード オブ ザ リング はじまりの物語』では、リアンナ(Lianna)という女性のエルフが登場し、ビルボの協力者としてタウリエルと似たような役割を果たしている。
グッズ†
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