シリオンの港

概要

カテゴリー地名
スペルHavens of Sirion

解説

シリオンの河口にある港。沖合いにバラール島がある。
シリオンの河口の三角州には葦の生い茂る湿地リスガルズが広がり、長い間海鳥のほかは住む者もいない無人の土地だったが、ダゴール・ブラゴッラハの後キールダンの援助を受けたゴンドリンエルフたちが船を建造するための拠点とし、ニルナエス・アルノエディアドの後にはバラール島と共にエルダールの最後の拠点となった。
ドリアス滅亡後はエルウィングを始めとしたドリアスの遺民が落ち延びて定住し、後にトゥオルイドリルに率いられたゴンドリンの遺民がそれに加わった。『終わらざりし物語』によれば、ナルン・イ・ヒーン・フーリンの作者である詩人ディーアハヴェルなどの人間も住まっていたようである。
トゥオルとイドリルが西方への航海に出て去ったあとは、エルウィングを妻としたエアレンディルによって統治される。だがエアレンディルが西方への航海中、エルウィングが持つシルマリルを奪おうとするフェアノールの息子たちの襲撃によりシリオンの港は滅びた。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 比較的新参のよそ者のエアレンディルが良く領主になれたものだと思う
    人間とエルフ双方の避難場所になってるから双方の血を引いて支持を得やすいことに目を付けたキールダン、ギル=ガラドが後援してるんだろうけど -- 2022-11-26 (土) 22:42:17
お名前:

人種差別をあおるもの、公序良俗に反するもの、項目とは関係ないコメント、他コメント者への個人攻撃及び価値観の押しつけや、相手を言い負かすことが目的の非建設的な議論、現実世界の政治および近代・現代史、特定国家、団体、民族などに結びつけ批判、揶揄するようなコメントなどは削除の対象となります。その他コメントについて。
Last-modified: