シリオンの港†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Havens of Sirion |
解説†
シリオンの河口にある港。沖合いにバラール島がある。
シリオンの河口の三角州には葦の生い茂る湿地リスガルズが広がり、長い間海鳥のほかは住む者もいない無人の土地だったが、ダゴール・ブラゴッラハの後キールダンの援助を受けたゴンドリンのエルフたちが船を建造するための拠点とし、ニルナエス・アルノエディアドの後にはバラール島と共にエルダールの最後の拠点となった。
ドリアス滅亡後はエルウィングを始めとしたドリアスの遺民が落ち延びて定住し、後にトゥオルとイドリルに率いられたゴンドリンの遺民がそれに加わった。『終わらざりし物語』によれば、ナルン・イ・ヒーン・フーリンの作者である詩人ディーアハヴェルなどの人間も住まっていたようである。
トゥオルとイドリルが西方への航海に出て去ったあとは、エルウィングを妻としたエアレンディルによって統治される。だがエアレンディルが西方への航海中、エルウィングが持つシルマリルを奪おうとするフェアノールの息子たちの襲撃によりシリオンの港は滅びた。
コメント†
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