シャグラト†
概要†
解説†
キリス・ウンゴルの塔に駐屯するオークの守備隊長。背を屈めると地面に届くほど長い腕を持つ、大柄のオーク。
塔の番人の警告を受けてゴルバグの部隊と共にキリス・ウンゴルを警戒中、シーロブの毒針に刺されて仮死状態となっていたフロド・バギンズを発見し、塔へ連れ帰った。その後、捕虜と分捕り品を命令通りルグブールズ(バラド=ドゥール)に届け出ようとして高圧的な態度を取ったため、ゴルバグと仲間割れを起こし、これが両者の部隊間の殺し合いに発展。シャグラトは戦いを生き延び、ゴルバグに止めを刺した後、ミスリルの胴着やエルフのマント、塚山出土の剣などのフロドの装身具を持って、塔に潜入したサムワイズ・ギャムジーの眼前から逃げ去った。
『追補編』の年表によると、塔から逃げ出して3日後の3月17日にそれらの装身具をバラド=ドゥールに届けた。
その後の運命は作中では述べられていないが、『The Lord of the Rings A Reader's Companion』によると、トールキンが残した『指輪物語』の時系列表ではサウロンに殺されたことになっている。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
俳優 | Peter Tait |
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日本語吹き替え | 井上剛 |
モルドールのウルクとして登場。ミスリルの胴着をサウロンへ届けると主張するゴルバグから胴着を奪おうとして喧嘩になる。エクステンデッド・エディションでは胴着を持ってキリス・ウンゴルの塔から逃亡するカットが追加されている。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
種族をStout-axeとして選択したときのイントロクエストでの、バラド=ドゥールの奴隷番として登場。
コメント†
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