サドル

概要

カテゴリー人名
スペルSador
その他の呼び名ラバダル(Labadal)、片足のサドル(Sador Onefoot)
種族人間エダイン
性別
生没年~†第一紀(496)

解説

ドル=ローミンフーリンに仕えた下男である木こり、木工職人。少年時代のトゥーリンの友。

若い頃にダゴール・ブラゴルラハで兵士として召集されたが、戦いに出遅れたため、戦死したハドルの遺体を伴って帰国した。その後はエイセル・シリオンで従軍し、ガルドールフーリンの下で戦った。戦いに倦み疲れ、森が恋しくなると木こりに戻ったが、斧の扱いを誤って右足の足首から先を欠損した。

サドルはフーリンの家中では足が不自由だったため軽んじられていたが、幼少期のトゥーリンの話相手となり、トゥーリンはサドルのことを侮蔑ではなく哀れみを込めて「蹇々(けんけん)(Hopafoot)」の意であるラバダルと呼んだ。ニアナイス・アルノイディアドの年に、八歳の誕生日を迎えたトゥーリンが父フーリンからエルフの短剣を与えられると、トゥーリンはその短剣をサドルに贈った。
トゥーリンがドル=ローミンからドリアスに行くことになった時、彼はサドルを連れて行くことを望んだが、サドルの足が不自由なため、トゥーリンは涙を流してサドルと別れた。

後の過酷な冬に、ナルゴスロンドグラウルングに呪縛を掛けられたトゥーリンモルウェンニエノールを探しにドル=ローミンに帰還すると、彼は東夷ブロッダの屋敷で物乞いの老人になっていたサドルと再会した。トゥーリンが屋敷の広間でブロッダを殺し、その場で東夷と蜂起したハドルの族の奴隷の殺し合いが発生すると、サドルは致命傷を負い、トゥーリンにドル=ローミンから去るよう進言して息絶えた。

終わらざりし物語』に、サドルとトゥーリンの話が記載されている。『シルマリルの物語』にはサドルの名前は登場しないが、文中にある「昔の召使」(P366)が彼のことと思われる。
また「ドルーアダン」の章にある注によれば、トールキンは最終的に彼をドルーグ(ドルーエダイン)にすることを考えていたという。

コメント

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  • UTの彼とトゥーリンの話は、少年トゥーリンのことが見えてきて面白い。
  • 教授は設定上、ドルーエダインにしようと考えていたらしい。 それならそれなりにお話は面白かったのに・・・・ -- けつ 2011-02-11 (金) 16:20:50
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