サウロン

概要

カテゴリー人名
スペルSauron
その他の呼び名ゴルサウア(Gorthaur)
冥王(Dark Lord)
御目、かの目(the Eye)
死人占い師(Necromancer)
指輪王(Lord of the Rings)
サウロン大王(Sauron the Great)
かの者(the One)
かの敵、大敵(the Enemy)
唯一なる敵(the One Enemy)
名をいうをはばかるかの者(Nameless One)
名を申すをはばかるかの敵(Nameless Enemy)
暗黒の力、暗い力(Dark Power)
アンナタール(Annatar)
アルタノ(Artano)
アウレンディル(Aulendil)
種族アイヌアマイアール
性別
生没年不明

解説

名はクウェンヤで「身の毛のよだつ者(The Abhorred)」の意。シンダール語での名はゴルサウア
アルダの黎明より大敵モルゴスに仕え、その最も枢要な召使となったマイアの悪霊であり、モルゴスの没落後はその後を継ぎ冥王となった。
元来は自在に姿を変える能力を持ち、美しく立派な外見を装うこともできる危険な存在だったが、この能力は後に失われ、見るもおそろしい姿しかとれなくなっていった。
指輪物語』における邪悪の根源であり、全てを統べる一つの指輪の作り主。

『指輪物語』ではほとんど直接的な姿は描写されず、「火にふち取られた目」という心象表現としてもっぱら登場する。そのためか配下達からは御目と呼ばれている*1

フロドは真っ暗な虚空をみつめました。その暗黒の底知れぬ深い穴に一つの目が現われ出ました。それはゆっくりと次第に大きくなり、ついには鏡全体にみちわたるばかりになりました。その目のあまりもの恐ろしさに、フロドは根が生えたように立ったまま、声を出して叫ぶことも、目をそらすこともできませんでした。その目は火でふち取られているのですが、目そのものはどんよりしていて、まるで猫の目のように黄色く、ゆだん怠りなく視線は凝らされていますが、底知れぬ穴の上に細長く黒々と開いた瞳は虚無の窓でした。*2

マイアの悪霊

かれが主人ほど邪悪でない点があるとすれば、それはただ、長い間、かれが自分自身ではなくほかの者に仕えたということである。*3

はじめこの者はアウレに仕えるマイアであり、アウレの民の中でも力ある者とされていた。だがアルダの黎明期にメルコールに誘惑されて堕落し、彼に仕えるようになった。やがてメルコールの召使の中で最強の者となり、主人の為したありとあらゆる悪行に関与したという。

星々の時代、メルコールがウトゥムノを支配していた時代はその前哨地であるアングバンドを任されていたが、力の戦いヴァラールの攻撃を受けてアングバンドは陥落する。ヴァラールに敗れたメルコールがアマンに繫がれている間、サウロンはバルログら生き残った他の召使達と共にアングバンドの廃墟に隠れ潜み、主人の召し出しを待っていた。やがてモルゴスと呼ばれるようになったメルコールが中つ国に帰還すると、サウロンは再びその下僕として働いた。

モルゴスの副官

サウロンは、今や恐るべき力を持つ呪術師、亡霊と妖怪の支配者となっていた。狡智に長け、残酷な力を持ち、手に触れるものすべてを醜く作り変え、支配するものをねじまげ、巨狼の主であった。かれによる統治は責め苦に等しかった。*4

第一紀になると、サウロンはモルゴスの大いなる副官(great lieutenant of Morgoth)としてベレリアンドエルダールに恐れられ、残酷なるゴルサウア(Gorthaur the Cruel)とも呼ばれた。
ダゴール・ブラゴルラハに続く戦いでは、オロドレスの防衛していたトル・シリオンを陥落させて占領し、巨狼吸血蝙蝠といった配下を集めてエルダール諸侯の大きな脅威となった(そのため島はトル=イン=ガウアホス「巨狼の島」と呼ばれるようになる)。

ドルソニオンで抵抗を続けるバラヒアその一党を殲滅するようモルゴスに命じられたサウロンは、その一人ゴルリムを罠にかけて彼らの隠れ家を突き止め、皆殺しにする。ただ一人生き残ったベレンフィンロド・フェラグンドとともにシルマリル奪回のため付近を通過しようとした際には、彼らを察知して捕らえた。ここでサウロンはフィンロドと魔力のこもった歌で互いに戦い、ついにはフィンロドを打ち倒して彼らを地下牢へ幽閉した。
やがてルーシエンが猟犬フアンと共にベレンを救出しにやってくると、フアンが天が下にかつて存在したこともない強大なと戦うまでは死なないと予言されていることを知っていたサウロンは、その予言を自分で成就させることを思いつく。そこで自ら史上最大の狼に姿を変じて挑んだが、ルーシエンの眠りの魔法とフアンの強大さのために返り討ちに遭う。サウロンは蛇や怪物に次々と姿を変えたが、フアンの牙を逃れることはできず、とうとうルーシエンに降伏してトル=イン=ガウアホスを明け渡した。サウロンは巨大な吸血蝙蝠の姿に変じて飛び去り、タウア=ヌ=フインに逃れてそこを恐怖で満たしたという。島からサウロンの魔力が消失すると、そこに巣食っていた悪霊たちも霧散した(これらのことはレイシアンの謡に歌われている)。

怒りの戦いモルゴスが滅ぼされると、ヴァリノールの軍勢に降伏したサウロンは、アマンヴァラールのもとに出頭して裁きを受けるようエオンウェに命じられる。
この時サウロンはモルゴスの凋落とヴァリノールの軍勢の威光に動顚するあまり、一度は本当に悔悛したのだと言われている。だがエオンウェが去ると彼は逃亡し、中つ国に隠れた。

アンナタール

「だが、何故に、中つ国がいつまでも暗愚なるまま荒廃していなければならないのか、エルフたちはこの地をエレッセアのように、否、ヴァリノールのようにさえ美しくすることができるというのに。 … そうとなれば、力を合わせて中つ国を豊かにし、無知のままこの地を放浪する全エルフ族を、大海のかなたの者たちの力と知識の高さにまで高めることこそわれらの仕事ではござらぬか」*5

第二紀となり、荒廃したまま打ち捨てられた中つ国を目にしたサウロンは、自らの意思の下で中つ国を再建しようと考える。彼はそのために自由の民を動員することを欲したが、やがて彼らを支配することに腐心するようになっていった。

第二紀500年頃より活動を再開したサウロンは、最も容易に堕落させやすい存在が人間であることに目をつけ、恐怖を用いて再び多くの人間を暗闇に転向させていく。一方で中つ国の沿岸に現れるようになったヌーメノール人を警戒し、かれらに対するための拠点として1000年頃より妖術と鍛造の用に立つ炉(火の山)があるモルドールの地を選び、バラド=ドゥーアの築城を開始した。
さらに、アマンへ立ち去ることを拒んだノルドールが自分と同じように中つ国の荒廃と衰退を憂いていることに目をつけると、かれらの願望と力を利用することを考える。1200年頃より美しく立派な外見を装い、アンナタールといった偽名を用いてエルフに接近したサウロンは、エレギオンケレブリンボールを筆頭とする金銀細工師達に取り入ることに成功し、彼らに様々な知識を与え、彼らが力の指輪を鍛えるのに手を貸した。

当時サウロンは自由の民の圧制者としての顔と、エルフの援助者としての顔を注意深く使い分けていたため、エルフ達は中つ国に再び影が育ちつつあるのを察知したものの、その中心がどこにあるかはわからなかった。
しかし第二紀1600年頃、サウロンは火の山サンマス・ナウアで「全てを統べる一つの指輪」を完成させる。その瞬間、エルフ達はアンナタールが本当は何者であり、その本当の目的が何であるかを知る。サウロンの真の目的は、一つの指輪を通じて力の指輪を操ることで、エルフ達を自らの監視と支配の下に繫ぎ止める事だった。

指輪王

三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、九つは、死すべき運命の人の子に、一つは、暗き御座の冥王のため、影横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、一つの指輪は、すべてを見つけ、一つの指輪は、すべてを捕らえて、くらやみのなかにつなぎとめる。影横たわるモルドールの国に。*6

サウロンが一つの指輪を完成させた瞬間、ケレブリンボールは遥か遠くから彼が上掲の力の指輪についての詩を歌う声を耳にし、彼の正体と目的を知る。そのためエルフ達は指輪を外して隠し、サウロンの手に一つの指輪がある間は決して使用しようとしなかった。
計画が失敗し、正体が露呈したサウロンは怒り、力の指輪を奪い取るために第二紀1693年よりエルフとの戦いを開始する。1697年にエレギオンを荒廃させたサウロンはケレブリンボールを捕らえて拷問にかけ、七つの指輪九つの指輪を手に入れたが、彼が本当に欲していた三つの指輪の在処は吐かせることができずに死なせてしまった。そこで指輪は、リンドンギル=ガラドの許に送られたに違いないと考え、サウロンはケレブリンボールの死骸を吊り下げて旗印として進撃し、1699年にエリアドールを席巻した。

だが門を閉ざしたモリアを陥とすことはできず、以後ドワーフはサウロンの憎しみを受けることになった。可能な時はいつでもドワーフを苦しめるよう全てのオークに命令が出されたのはこの時のことである。
またエルロンド裂け谷に拠点を築き、エレギオンとエリアドールの残党を糾合したために、サウロンは軍勢を二分せねばならず、その力はルーン川にまで達したものの、リンドンを陥とすには至らなかった。
このため1700年、ギル=ガラドへの援軍に派遣されたヌーメノールの大艦隊の到着によって、サウロンは大敗を喫してその軍勢は殲滅される。1701年にエリアドールから駆逐されたサウロンはほうほうの体でモルドールに逃げ帰った。

以来、サウロンは西方世界への憎悪をますます胸に抱きつつ、モルドールを根拠地として中つ国の東方南方に勢力を伸ばした。
彼は手中に収めた七つと九つの指輪に手を加えて邪悪に歪め、ドワーフ人間の王侯に分け与える。頑強なドワーフはサウロンの思い通りにはならなかったが、九人の人間は全員が影に入り、サウロンの最も恐るべき下僕であるナズグールと化した。このため、サウロンの力は中つ国ではほとんど並ぶものがないほど強大となる。
サウロンは召使達の上に神として君臨し、自らを「地上の王(Lord of the Earth)」と称した。一方で、オークトロルをはじめとしたモルゴス時代の邪悪な者達を傘下に集め、ほとんどの人間を支配下に置いたサウロンによって再び影が広がっていくのを認めた人々は彼を冥王と呼んだ。この時代の中つ国は「暗黒時代」と呼ばれる。

邪教の神官

「世界はそこから作られた。暗黒だけが尊崇すべきものである。そして暗黒の主はほかにも世界を作られ、あの方にお仕えする者たちに贈り物として下さるかもしれぬ。そうすれば、この者たちの勢力は止まることなく増大するであろう」*7

だがその勢力が中つ国の沿岸部にまで達したことで、当時そこに植民地を築いていたヌーメノールとの衝突が起こる。サウロンが「人間の王(King of Men)」を自称し、ヌーメノールを滅ぼすと公言すると、それを知ったヌーメノールの王アル=ファラゾーン第二紀3261年に大艦隊を率いてウンバールに上陸した。その軍勢のあまりの強大さにサウロンの召使達は逃げ出し、軍事力では抗することができないと悟ったサウロンは自らアル=ファラゾーンの陣営に投降、捕虜としてヌーメノールに連行される。しかしその真意は、ヌーメノールを内側から破滅させることだった。

甘言によって次第に王の寵を得ていったサウロンは、程なくして王の相談役としてヌーメノールの実権を握るようになる。
そこでサウロンはエルの実在とヴァラールの権威を否定し、メルコールとその暗闇を至高のものとして崇めるよう王を唆すと、王都アルメネロス大寺院を築かせて自らその神官の座に収まった。サウロンに操られた王党派は人身御供をはじめとした邪悪な儀式を執り行って忠実なる者を迫害するとともに、人々の死を恐れる気持ちを煽り立てて人心を荒廃させる。こうした邪教はヌーメノールの植民地を通じて中つ国にも広まり、後に生き残った王党派は黒きヌーメノール人と呼ばれるようになった。

堕落と荒廃の一方で、ヌーメノールは中つ国から富の収奪を繰り返し、サウロンの指導の下で史上類を見ないほどの強大な国力を誇るようになっていった。
とうとうサウロンは、至福の国(アマン)に攻め入れば、ヴァラールエルフにはあって人間にはない不死を奪い取ることが可能だと王に信じ込ませるにいたる。第二紀3319年、アル=ファラゾーンは神をも恐れぬ無敵艦隊を率いてアマンへ進軍した。サウロンの目論見はヌーメノールをヴァラールの怒りに触れさせて破滅させることであったが、この時引き起こされた事態はサウロンの予想を越えるものであり、ヴァラールの呼びかけを受けたエル・イルーヴァタールは世界を球形に作り変えてしまった。これによってアル=ファラゾーンとその艦隊は滅びたが、ヌーメノールの島も覆されて海中に沈められ、寺院に留まっていたサウロンもそれに巻き込まれた。

冥王サウロン

そして、かつてかれが非常な悪業をなした時にとっていた姿形は失い、人間の目に立派な姿として映ることは二度とできなくなったとはいえ、かれの霊はわたつみから蘇って、影か黒い風のように海を渡って、中つ国に、そしてかれの本拠たるモルドールに戻った。かれは、バラド=ドゥーアでかれの大いなる指輪を再び手に嵌め、そこで形も定かならず黙したまま暮らしていたが、やがて新たな外観を作り出した。目に見える形となった悪意と憎悪の権化であり、恐るべきサウロンの目を直視し得る者はほとんどいなかった。*8

だがサウロンは死すべき魂の持ち主ではなく、第二紀3320年にモルドールへと帰還する。もはや美しい姿を取ることはできなくなったサウロンの力は、以後恐怖を通じてのみ発揮されるようになり、サウロンの目悪意に耐え得る者は、エルフや人間の偉大なる者たちの中にすらほとんどいないと言ってもよかった*9
そこで、ヌーメノールにおいて意のままにならなかった忠実なる者エレンディルとその息子たちが没落を逃れて中つ国亡国の民の王国を築いていることや、自分が不在の間にギル=ガラドの勢力が伸長していることを知ると、サウロンは憎しみを募らせる。火の山は再び噴火し、そのためにサウロンが戻ってきたことを知った人々はこれをアモン・アマルス、すなわち「滅びの山」と呼ぶようになった。

3429年、戦力を再建したサウロンはゴンドールに攻撃を加えるが、しかしこの時、サウロンの力はまだ十分には回復していなかった。エレンディルとギル=ガラドは最後の同盟を結んでサウロンに抵抗し、ダゴルラドにおいて行われた一大会戦でサウロンの軍勢は打ち破られる。
同盟軍によってバラド=ドゥーアは7年の間包囲され、第二紀3441年、たまりかねたサウロンはとうとう自ら姿を現し、滅びの山の山腹においてエレンディルとギル=ガラドと相討ちになって斃された。イシルドゥアナルシルの柄本でサウロンの指を切り取って一つの指輪を奪い、このためサウロンの霊魂は力を失って東方の荒野に逃げ去った。

こうしてサウロンは再び中つ国から姿を消したが、イシルドゥアが一つの指輪に魅了されて、これを無に帰することを拒否したため、指輪に込められたサウロンの力は生き続けた。

死人占い師

これはサウロンの影であり、かれが戻ってくる印であった。かれは、東の方なる荒野を出て、この森の南に居を定め、徐々に再び形をとるに至ったのである。暗い丘に住まって、妖術を行い、誰もがドル・グルドゥアの妖術師として恐れていたが、初めはかれらも、自分たちの危険がいかに大きなものであるかを知らなかったのである。*10

一つの指輪が破壊されなかったため、サウロンは蘇り、第三紀1100年頃にドル・グルドゥア死人占い師として再び形をとった。その存在によって影の落ちた緑森大森林は闇の森へと変貌した。
そこからサウロンはナズグールを使って、復活のための準備を開始する。1300年には魔王エリアドール北方に派遣してアングマールを建国させ、1975年にアルノールを滅ぼした。さらに魔王とナズグールは2002年にミナス・イシルを陥落させてミナス・モルグルに作り変え、その地にあったパランティーアの一つを奪取。そして2050年には魔王に挑発されたエアルヌアが帰らぬ人となりゴンドールの王統が途絶えた。こうしてサウロンおよびその配下の力によってドゥーネダインは弱体化した。

2063年にガンダルフがドル・グルドゥアに潜入すると、サウロンは東方へ逃れてしばらく警戒的平和が訪れたが、2460年には力を増してドル・グルドゥアへ帰還し、以降西方諸国への攻勢を強めた。ウルクがしばしばゴンドールを攻撃するとともに、霧ふり山脈にはオークが送り込まれ、エリアドールロヴァニオンの通行を妨げた。北方ではが活発化し、ドワーフの王国を滅ぼした。
また、悪疫寒波といった天災や、蛮夷の大群が繰り返し西方諸国を襲い、自由の民の力は次第に削がれていった。

2850年にふたたびドル・グルドゥアに潜入したガンダルフによって、死人占い師の正体がサウロンであることが白の会議に確認された。この頃よりサウロンは力の指輪の収集と一つの指輪の捜索を開始しており、さらには戦力を結集させて先ず裂け谷ロスローリエンを攻撃する計画を立てていたと言われている。
しかし2941年、ドル・グルドゥアは白の会議によって攻撃され、サウロンは要塞を捨てて逃亡した。これによりふたたび警戒的平和が訪れるものと思われたが、今度のサウロンの逃亡は見せかけであり、既に彼はナズグールを使ってモルドール帰還の手はずを整えていた。

冥王の帰還

「かれの召使や家畜のすべてが幽霊というわけではない! オークもおれば、トロルもおる。魔狼もおれば狼人もおる。人間も昔からおった。今もたくさん戦士たちや、王たちがいる。かれらは生きて白日の下を歩いてはいるが、その実はかれの支配下にあり、その数は日ごとに増すばかりじゃ。」*11

2942年に密かにモルドールに帰還したサウロンは、2951年に公然と名乗りを上げるとバラド=ドゥーアの再建を開始した。
サウロンの二度目の勃興によって、オークは山中で数を増やし、トロルは武装して悪賢くなった。東方では東夷の諸族が、南方ではハラドリムの諸侯が再びサウロンに臣従を誓った。こうして昔日彼に仕えていた邪悪なものたちが再びモルドールの名の下に集結するようになり、中つ国には再び影が広がっていった。
さらにサウロンはナズグールのうち三人を遣わしてドル・グルドゥアを再占領する。このため闇の森は依然として忌まわしい場所であり続けた。

3000年には、オルサンクパランティーアを使用したサルマンを、手中におさめていたイシルのパランティーアによって捕捉、配下に加える。サルマンは内心ではサウロンをも出し抜くつもりであったが、サウロンは次第にサルマンを精神的に圧倒し、その真意にも薄々感づいていた。

3009年、モルドールの境界を嗅ぎ回っていたゴクリが捕らえられる。サウロンは手ずからゴクリを拷問し(このときゴクリは九本しか指のないサウロンの黒い手を目撃している)、一つの指輪が再び世に出たこと、それが「なんとか庄」の「バギンズ」なる「ホビット」の手にあることを知るに至る。このためサウロンは一つの指輪を奪回するための策を練り始めた。
3017年、サウロンはゴクリを釈放し、配下にその行方を監視させる。これによってサウロンは、ゴクリが指輪を取り戻すために「なんとか庄」に向かうことを期待したのであった。
ところがこの直後、ゴクリはアラゴルン二世に捕まって闇の森の王国に連行され、ガンダルフによる尋問を受ける。後になってドル・グルドゥアの指揮官よりこの報告を受けたサウロンは、はやくも賢者達が一つの指輪の再発見を承知していることに驚愕し、ただちに行動を起こす必要に迫られることになった。そのためサウロンはナズグールの使用を決心する。

指輪王の没落

かの目。およそ巨大な力をあげて雲と大地と生身の人間の一切の陰を見透し、汝を見据えんと務める意志、その死ぬほど恐ろしい凝視の下に身じろぎのできぬ裸のまま、汝を釘づけにせんと務める、敵意に満ちた意志。*12

大いなる年、サウロンはオスギリアス闇の森の王国を同時攻撃し、その混乱に紛れてナズグール一つの指輪追跡のため送り出した。これが指輪戦争の始まりと見なされている。
探索の末、ナズグールは「ホビット庄」の「バギンズ」を見つけ出したが、あと一歩のところで賢者達の守りに阻まれ、外衣を失ってモルドールへ逃げ帰ってきた。こうして最初の奪回のもくろみは失敗に終わった。
サウロンは激怒したが、直ちにナズグールを復活させると彼らにを与え、大河の監視に差し向ける。同時にアイゼンガルドと協働して一帯にオークを送り込み、裂け谷を出ていずれ大河に差し掛かるはずの指輪の仲間を待ち伏せた。だが大河を監視していたナズグールはレゴラスに射落とされてしまい、配下のオークはアイゼンガルドの裏切りとローハンの乗手の襲撃によって報せを届けることなく全滅してしまった。
サルマンが何事かを知っているに違いないと睨んでいたサウロンは、別のナズグールをアイゼンガルドに差し向けたが、パランティーアを通じて姿を見せたのは「ホビット」のペレグリン・トゥックであった。そこでサウロンは裏切り者のサルマンがホビットを横取りしたものと一度は考える。ところが次にオルサンクのパランティーアに姿を見せたのは、武装したイシルドゥアの世継であり、彼は鍛え直された折れたる剣を示してサウロンに公然と挑戦する。そしてアイゼンガルドに到着したナズグールが見たものは、敗北したサルマンの姿であった。

最大の敵の一人が指輪を手に入れたかもしれないこの事態に、サウロンは大いに怒りかつ恐れた。そのため、予定より早くに西方諸国との全面戦争を開始してしまう。
滅びの山の噴煙を送り出して暗闇を生じさせたサウロンは、黒門ミナス・モルグルドル・グルドゥアリューンからそれぞれ大軍勢を出撃させ、ゴンドールロスローリエン闇の森の王国谷間の国山の下の王国からなる西方諸国を一斉攻撃する。特にゴンドールに対しては、魔王を総大将に立てて、どこよりも熾烈な一撃を見舞うつもりであった。
ところが、暗闇はサウロンが予定したよりも早くに西風によって吹き払われてしまい、ロヴァニオンへの第一撃はいずれも目的を達しなかった。さらにペレンノール野の合戦において魔王は滅ぼされ、ゴンドールを滅ぼすために仕立てた大軍は敗北してしまった。

事態がことごとく自らの不利に働き出したことから、サウロンはイシルドゥアの世継あるいは彼に近しい者が一つの指輪を手にしたのではないかとの疑念を強くする。
同じ頃、モルドールの国境にホビットの間者が侵入したとの報告が上がり、その者の装身具(ミスリルの胴着など)が押収された。だがイシルドゥアの世継西軍を率いて黒門へ公然と進軍して来たため、サウロンは熟考の末にこれを撃滅するのに全力を挙げることを決意する。
サウロンの望みは、他者が一つの指輪に込められた力を完全に使いこなせるようになるには時間を要するということであり、そのためイシルドゥアの世継が傲慢にもわずかな手勢で拙速な攻撃を仕掛けてきた機会を見逃すわけにはいかなかった。サウロンは彼らを黒門までおびき寄せて大兵力によって一網打尽にし、指輪を奪い返す心づもりであった。

はたして黒門の戦いはサウロンの目論見通りに進展するかに見えた。だがその最中に指輪所持者フロド・バギンズの任務は達成され、一つの指輪滅びの罅裂に投げ込まれた。
最後の瞬間にサウロンはようやく指輪の本当の所在と、敵達の計画の全貌を悟ったものの時すでに遅く、指輪は無に帰して暗黒の塔は土台から覆って崩壊し、モルドールの軍勢は総崩れとなり、サウロンの霊魂は持てる力の全てを失って吹き払われた。

そして大将たちが南の方モルドールの地をまじろぎもせず見つめるうちに、雲のとばりになお黒く、巨大な人影のようなものが上って来たように思えました。それは一切の光を徹さないほど黒く、頭に稲妻の冠を頂き、空をいっぱいに占めていました。下界を見降ろして高く大きく頭をもたげると、それは途方もなく大きな手をみんなに向けて嚇すように突き出しました。その恐ろしさは総毛立つほどでしたが、それでいてもはや何の力もなかったのです。なぜなら、それが一同の上に身を屈めたちょうどその時、大風がそれをさらって運び去り、消え去ったからです。そのあとはしーんと静まりました。*13

多数の名の意味

ゴルサウア (Gorthaur)
シンダール語でgorは「戦慄、恐怖(horror, dread)」、thaurは「厭うべき、憎悪すべき(abominable, abhorrent)」の意味。クウェンヤでの形がサウロンである。
冥王 (Dark Lord)
モルゴスの後を継いで中つ国に暗闇を広げたため。詳細は当該記事を参照。
御目、かの目 (the Eye)
サウロンの支配力が、瞼のない凝視する「火にふち取られた目」という心象として感じられることに由来する呼び名と考えられる。詳細は当該項目を参照。
死人占い師 (Necromancer)
第三紀闇の森に潜伏していた時の呼び名。詳細は当該記事を参照。
指輪王 (Lord of the Rings)
力の指輪の魔力を掌握し、自由の民への支配を広げたため。『指輪物語』の原題でもある。西境の赤表紙本の記事も参照。
サウロン大王 (Sauron the Great)
主にサウロンの口をはじめとしたモルドールの使者が呼ぶ名。モルドールの覇王としてのサウロンの正式な名称と考えられる。
かの者 (the One)
一つの指輪(the One)と同じ呼び名。また、英語でthe Oneとは神を指す言葉でもあり、サウロンが中つ国人間の上に絶対者として君臨しようとしたことも反映しているか。
名をいうをはばかるかの者 (Nameless One)、名を申すをはばかるかの敵 (Nameless Enemy)
ゴンドール人が呼ぶ名。彼にまつわるものを名指しするのが不吉と考えられているためか。アラゴルンによるとかれは自分の本当の名は使わないし、それを字に書いたり口に出したりすることも許さないという。
アンナタール (Annatar)
シルマリルの物語』による、正体を隠してエレギオンエルフに接近した際に使ったとされる名。クウェンヤで「物贈る君(Lord of Gifts)」の意。
アルタノ (Artano)、アウレンディル (Aulendil)
終わらざりし物語』による、いずれもエルフに接近した時に使ったとされる名の一つ。それぞれクウェンヤで「高貴な細工師(high smith)」、「アウレの下僕(Devotee of Aulë)」の意。*14

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トールキン作画によるサウロン(『王の帰還』表紙案) 寺島龍一作画によるサウロンの目(上端)

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

俳優サラ・ベイカー、Alan Howard(声)
日本語吹き替え佐藤淳

ロード・オブ・ザ・リング』冒頭の最後の同盟の戦いの回想シーンにて、メイスを手にした黒い鎧戦士として登場*15一つの指輪の力によって単身でエルフと人間の軍勢を圧倒する描写がなされた。
以後のシーンでは原作の記述を反映した、火にふち取られた目としてのみ登場する。しかし原作のサウロンの目があくまで心象表現であったのに対し、映画では実際にそのような姿をしたものとして描かれ、バラド=ドゥーアの頂上に取り付いて周囲に眼光を投射している。
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 エクステンデッド・エディション』で追加された、パランティーアを介してアラゴルンと対峙するシーンでは、炎の瞳の中に鎧姿のサウロンがおり、パランティーアを手にしている様子が一瞬描かれている。

当初のシナリオでは『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の黒門の戦いにて、サウロンがアンナタールの美しい姿で西軍の前に姿を現す場面が撮影された。またその後、アラゴルンとサウロンが直接戦うシーンの撮影も行われていた(このシーンでは、サウロンは最後の同盟の戦いと同じような姿である)。サウロンはアラゴルンのアンドゥリルによって体を貫かれるが、その攻撃は効かない。だがその時一つの指輪が破壊されたためサウロンが消滅する、となる予定であった。
しかし公開された映画では原作通りに、黒門の戦いにはサウロンは登場しないようシナリオが変更される。撮影済みのアラゴルンとサウロンの戦闘シーンは、編集によってアラゴルンとトロルの首領との戦闘に差し替えられた*16

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『ロード・オブ・ザ・リング』におけるサウロン(最後の同盟の戦いの前) 『ロード・オブ・ザ・リング』におけるサウロン(本編)

グッズ

映画『ホビット』における設定

俳優ベネディクト・カンバーバッチ
日本語吹き替え吹き替えなし

死人占い師の項目も参照。

第一部では、黒煙を纏った影のような姿でドル・グルドゥアの廃墟に潜伏し、その邪悪な意思で闇の森を蝕んでいた。霧ふり山脈の大勢力だったアゾグの一族と手を組み、秘密裏に勢力の再建を図っていたが、森の異変を察知したラダガストにその存在を知られる。

第二部では、トーリンの一行を追跡していたアゾグを呼び戻し、エレボール征服の司令官に据える。その後報告を受けて砦に潜入したガンダルフを圧倒し、炎に縁取られたかつての鎧姿で「目」の形をとって正体を現した。

第三部では、ロヴァニオン一帯を征服するべく大軍をエレボールに向けて放つ。そしてガンダルフ救出に来た白の会議のメンバーにナズグールを呼び出して応戦するが、ガラドリエルとの力比べに勝てず、闇の復活を宣言して東方へと逃げ去った。

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『ホビット』におけるサウロン(死人占い師から正体を現したとき)

ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における最後の同盟の戦いでのサウロン

備考

NGC 4151銀河(Wikipedia:NGC 4151)は一つ目のように見える外見から、サウロンの目(Eye of Sauron)の異名がある*17*18*19

2007年にモロッコで発見された恐竜の化石は、片方の眼窩の部分など、頭蓋骨の上側のみしか発見されていないため、「ひとつ目のサウロン」にちなんで、ギリシャ語で「サウロンの目」の意であるサウロニオプスからサウロニオプス・パキトルス(Sauroniops pachytholus)と命名*20された(Wikipedia:サウロニオプス)。

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  • 指輪をはめてギルガラドとエレンディルに負けてたりルーシアンに負けてるのを見るとアイヌアリンダレのスケールとのギャップが激しすぎて混乱する -- 2020-11-01 (日) 22:50:11
    • 指輪をはめてもギルガラドとエレンディルに負けてたりするのは、エルの奇跡の余波を食らって肉体が滅び、再構築した直後でまだ弱体だったからだよ。ルーシエンの件はフアンという無敵の神犬がいたから。 -- 2020-11-02 (月) 00:03:52
      • それも含めての話でしょ。少なくとも指輪があるサウロンは第三紀のサウロンよりは強いわけだしさ。まあこれについては「サウロンが弱い」んじゃなく「最後の同盟リーダーたちがヤバイ」って話だと思うけどね。フアンに負けた件は擁護難しいけど。カルハロスの存在知らなかったとも思えないしなぁ。 -- 2020-11-02 (月) 06:55:06
      • フアンに負けた件は、サウロンがあくまでもマイアだったからでしょう。彼は真の生まれながらの狼じゃないですから。 -- 2020-11-02 (月) 11:27:15
      • それだからこそ、「サウロン...」ってなるんですよねフアンの件は。ドラウグルインの今際の際の主人に対する忠告無意味にしちゃう意味でも...。いや、サウロンのそういう部分は嫌いじゃないんですけどね。 -- 2020-11-04 (水) 20:56:36
      • フアンは仕方がない。ありゃチートだ。 -- 2021-01-03 (日) 16:24:00
      • 「天が下にかつて存在したこともない強大な狼と戦うまでは死なない」⇒「よし、なら俺が変身して揉んだるで~!」 という安直な発想は正直嫌いじゃない。組織の指導者としてどうかとは思うが。フアンに対する対策としては正直珍しくお師匠の方がスマートである。 -- 2021-01-05 (火) 07:55:37
  • 怒りの戦いの時何をしていたんだろうか? 参戦していたとしても何で他の下僕達と違って滅ぼされなかったんだろう。 -- 2020-11-11 (水) 07:31:55
    • お師さんが健在なうちは健気に奮戦したんでしょうが、ヌメノールへの偽装降伏からして冷静な戦略眼の持ち主ですしモルゴス敗北後はさっさと降伏したんでしょうね。というか滅ぼされなかったのはエオンウェがサウロンの降伏を受け入れて「ヴァラールの裁きを受けに出頭せよ」としたからですよ。それでサウロンはとんずらこいて第二紀に至るわけですから。まあ普通に自由の民たちからしたら「なんやて案件」ですけどね...。 -- 2020-11-11 (水) 22:19:45
      • エオンウェもよくサウロンの降伏を受け入れたなと思う -- 2020-11-13 (金) 06:19:58
      • まあそもそも元締めのモルゴスすら一度は許してますからねアマン陣営。サウロンは一度は本心から悔悛しかけたらしいですし、悪を理解できない方々はまたやらかしちゃうわけですよね。そしてそのツケは中つ国の住民が支払う羽目に...。 -- 2020-11-13 (金) 10:08:31
      • 思うに、エオンウェはサウロンを倒せるにしても、拘束できるほどは力の差がないのではないか。だから裁きを受けるよう言い渡すことしかできなかった。降伏してきた者を弑するのは倫理にもとることですし。 -- 2020-11-13 (金) 22:12:18
    • 前線に立って戦うよりモルゴスの翼龍製造に協力していて表舞台には出てこなかったとか?唯一の切り札であるからモルゴスにとっても、前線の崩壊や幾十万百万のオークの死よりも反撃の望みとなる空飛ぶ龍は何より最優先して完成させなきゃならない代物だし、それを手伝えそうなのはモルゴス陣営にはサウロンくらいしかいないし。 -- 2021-02-19 (金) 07:57:14
  • ハラドリムや東夷を誑かしたのは某草加式に「これも全て乾巧(=ヌメノール/ゴンドール)って奴の仕業なんだ」って感じで無いこと吹き込んだのかな? -- 2020-11-14 (土) 15:06:19
    • 東夷はともかく…ハラドリムはヌメノールから苛斂誅求や奴隷のような扱いを受け、恨み骨髄に達していた可能性は高い。それこそ歴史上の欧州列強によるアフリカ支配みたいな感じで。たとえ実際には連続性は薄くとも、ヌメノールの後継者であるだけでハラドリムにとってゴンドールは敵性国家たりえてもおかしくはない。もちろん、それにずる賢く油を注ぐのがサウロンだろうけど。 -- 2020-11-17 (火) 07:50:34
    • フロドの指輪所持宣言を受けてサウロンの関心が逸れた時の描写からすると、彼ら自身の意志だけではなく、サウロンの魔法的マインドコントロールによる影響もかなりあったように読める -- 2020-11-17 (火) 14:11:08
  • サウロンって結局モルゴスに誘惑されて堕落したわけだが、堕落しようとした理由はなんだろう。モルゴス側について何がしたかったんだ? -- 2020-12-18 (金) 19:09:33
    • 何がしたかった、みたいな明確なビジョンはなかったのでは。(そもそもモルゴスがそういうリーダーじゃないし) サウロンはアウレの眷属らしく創造欲とその喜びだけは持ち続けたようなので、もしかしたら『モルゴスの元で学べばアウレすら作れないものを作り出せる』と思ってモルゴスに師事したのかもと個人的には考えてる。結果的にそれは叶うわけだし。 -- 2020-12-18 (金) 20:27:18
    • カリスマ性に惹かれたのかも -- 2020-12-19 (土) 12:53:30
    • HOMEによると、”彼は秩序と協調を愛し、混乱と無益な諍いを嫌った。これは彼の美徳であった(またそのために彼は堕ち、堕落した)。(メルコールの意志と力が彼の計画に迅速かつ見事に影響を与えたことは明らかで、このことがサウロンをメルコールに惹きつけられた最初の者とした。)” -- 2021-01-12 (火) 10:31:45
      • 石田三成みたいなやつだな -- 2021-01-12 (火) 10:48:50
  • サウロンがもし本心から改悛してまだしも健やかな方向性で中つ国の再建に取り組んでいたとしても、結局ヌメノールとは激突したような気がしてならない。初期ならともかく、内陸部に自らとは違う強力で発展した大国がある事を許すほど、拡大かつ堕落したヌメノールが寛容には思えん。エルフ達とは違って決まった領国に引き籠って暮らすタイプでもないだろうし。 -- 2020-12-25 (金) 07:55:25
    • ヌメノールより先にケレブリンボールと対立している。どっちも中つ国復興に熱心であったからこそ一時手を取り合ったが結局破綻した -- 2020-12-25 (金) 10:08:53
      • もしサウロンがエルフ達にも受け入れられる善的な方向で迷える中つ国の人間たちを指導する立場に復興を成したなら、ケレブリンボールとの対立も発生しないのでは?(少なくとも自分の記載ではその想定でした) しかし例えそうであろうと、ヌメノールの帝国主義的な支配欲とは激突せざるを得ない、という意味です。 -- 2020-12-25 (金) 10:43:08
    • 魔法やそれに準じる技術で宝物を作成する行為は支配欲や所有欲に繋がるというようなことを教授が言っていたため、サウロン側もヌメノール側もどちらも堕落は免れない設定なのでは?アウレはかなり稀な善側の職人と思われる。 -- 2020-12-25 (金) 21:56:40
    • サウロンもケレブリンボールもヌメノールも、上位の者すなわちヴァラールへの反感というのが根底にあるので、それ故に協力しあっては最終的に破綻していくのです -- 2020-12-26 (土) 09:16:29
    • 堕落した偉大な者同士の対決か。でもサウロンは勝てんだろうな史実でも完敗してるし。 -- 2021-01-13 (水) 15:55:17
      • どうだろう。上のifみたいにエルフがサウロンの支配を受け入れるなら中つ国統一してエルロンド、ガラドリエル、ギル=ガラド、ケレブリンボールといった実力者や上のエルフたちを従えることができる。史実通りにいくとは限らないと思うよ。 -- 2021-01-14 (木) 14:23:26
      • ↑投稿者ですが、それはめちゃくちゃ燃えますね。実際には上のエルフ達がヌメノール相手にサウロンに与するのは考えづらいとはいえ、「新たに勃興した悪しきヌメノールを打倒するため、古き者たち(サウロンと上のエルフ)が最後の同盟を締結する」というのはロマンあります。 -- 2021-01-14 (木) 16:17:59
      • サウロンやエルフが結託してまとめて堕落しているのを見て、ヌメノール側がまともになり、ヴァラールの教えを守るようになったりして。 -- 2021-01-15 (金) 19:00:19
      • むしろサウロンが堕落していたらエルフの多くは決して結託しないだろ。案外サウロンが先んじて本心から改心するかもしれん。それくらい第二紀のヌメノール人の堕落は凄いもんな。 -- 2021-01-15 (金) 20:06:34
      • そうなのだが、シルマルリオン冒頭を見た限り、宝物の作成行為はそれ自体が執着心を呼び起こし、堕落を起こすという趣旨の教授のコメントがあった。それの専門家たるサウロンがヴァラールの指導を外れて活動しているわけで、アルダの力学上堕落しないわけがないのではないか? -- 2021-01-15 (金) 20:48:47
      • ↑お前さんの言ってるのは、『魔法が使えるなら何をしたい?』というifに対して『魔法なんてないぞ、なぜなら…』と真面目に講釈するようなもんだぞ。みんなそれくらいは分かったうえで楽しんでるんだとなぜわからんのだ。 -- 2021-01-15 (金) 22:49:27
      • SLG「サウロンの野望モルドールの系譜」の上級者向けifシナリオ。これをクリアすると、さらに超上級者向けのシナリオ「モルドールVSヌメノール・エルフ連合」が遊べるようになる。 -- 2021-01-16 (土) 06:59:32
      • 「報告します。グワイス=イ=ミーアダインより、新指輪の開発プランが提案されました。彼らの提案をご覧になりますか?」 -- 2021-01-16 (土) 07:32:59
      • VSヌメノール・エルフ連合か。プロトタイプナズグルやプロトタイプワンリングを作ったところで焼け石に水なんだろうな。 -- 2021-01-20 (水) 20:30:44
      • サウロンがヌメノールに勝つ方法って考えれば考えるほどアカルラベースしかないのが凄い。しかしエレンディルへの攻撃を早まったのが彼の敗因とされるが、時間をかけてもそこまで勝利条件を積み上げるのは難しそうなんだがな。力を取り戻せてもそれ以上にゴンドールの国力進捗のペースが早そう。 -- 2021-01-26 (火) 13:09:58
    • 一つの指輪をはめた全盛期サウロンですらアル=ファラゾーン軍とまともに戦う事すらできなかったのだから、いくらまだ古の力を残している上のエルフたちを集めたところで盛期ヌメノールには勝てないだろうね。勿論局地的には名のあるエルフやサウロンの力により勝利を収める事はできるだろうけど。中つ国で全盛期ヌメノールに勝てるのはモルゴス軍や第一紀のノルドールや自由の民を結集させた軍くらいだろう。 -- 2021-01-14 (木) 21:55:58
  • 今もこの世の何処かからこの情勢を見ててほくそ笑んでいるのだろうか -- -- 2020-12-31 (木) 22:28:48
    • 悪意ある影としては残ってるからね -- 2021-01-01 (金) 12:15:42
    • 笑ってそうだなー -- 2021-01-01 (金) 12:16:45
  • サウロン「我は争いを好まず。勝利を好むものなり」 -- 2021-01-12 (火) 13:05:24
  • 上で信長またはギレンの野望じみたifレスがあるけど、「戦国史」って同人歴史シミュレーションゲームの有志達が作ったシナリオの中には指輪物語シナリオもあったな。今は入手不可だけど。 -- 2021-01-24 (日) 09:47:15
    • 被害者や遺族が存在しないため、史実をネタにするよりはマシな案件ではある。 -- 2021-01-24 (日) 13:09:31
      • サウロン「我が陣営のポリコレへの配慮は万全です。不死性(サステナビリティ)と多民族支配(ダイバーシティ)にも心を砕いています」 -- 2021-01-24 (日) 18:04:21
      • そのネタあぶねぇよ。というか、サウロン勢力は自由意志を認めねぇ独裁国家だぞ。実力主義と勘違いしてはいけない。 -- 2021-01-24 (日) 18:22:08
      • ネタにマジレスカコワルイ。ってか「政治ネタヤバイ」って言うが言うほどこれくらいで荒れたことあるか?むしろ過敏になって「そういう政治ネタはやめとけ!」という流れしか見たことがない。 -- 2021-01-24 (日) 18:36:27
      • ↑↑誰も実力主義とか言ってない件。 -- 2021-01-25 (月) 07:51:19
    • 指輪物語のシミュレーションゲームって改造シナリオ以外ではなさそうだな。あっても需要もなさそうだ。いや俺は死ぬほどやりたいけどね。 -- 2021-02-02 (火) 15:31:29
      • RTSならある。 -- 2021-02-02 (火) 18:56:05
      • シュミレーションゲームも悪くないが、指輪物語無双なんかどうだ? -- 2021-02-02 (火) 20:15:29
      • ⇒指輪物語無双 浮遊してビームを打ちまくるガラドリエル奥方とかゴキブリと言われるエアルヌアや吹雪で周りを一掃するヘルムとかが見れるわけか。 -- 2021-02-02 (火) 21:19:46
      • 指輪じゃなくてミドル・アース無双だろうな、真面目にタイトル考えると。ゴンドールはベレゴンドとイムラヒルまで、ローハンはエルフヘルムとエルケンブランドらへんまではPC化できそう -- 2021-02-13 (土) 21:32:05
      • 映画の冒頭シーンみたく、サウロン様が最後の同盟軍を蹴散らすのかと -- 2021-02-13 (土) 23:03:02
      • 個人的には内容と操作系は洋ゲーのアクションテイストではなく、あくまでも無双シリーズをお願いする。
        かなり雰囲気変わると思う。
        SLGも信長の野望、大戦略、ファイヤーエンブレム、どの系統も味わい深いと思う。 -- 2021-02-17 (水) 19:03:44
      • しかしコエテク準拠なら仁王か討鬼伝の方が世界観に近いんじゃ.... -- 2021-02-17 (水) 23:21:47
      • Lord of the Ring Conquestが近いかなあ>指輪物語無双なんかどうだ? -- 2021-02-23 (火) 09:54:42
      • Guardians of Middle-Earthのようなものなら。無双系というならエレクトロニック・アーツから出ていた『二つの塔』『王の帰還』が近いかも。特に後者はサムで敵をばたばた倒して遊んでいたw -- 2021-02-23 (火) 14:53:24
    • サウロンの野望やってみたいな。信長でもギレンでもどちらのシステムでも良いから。 -- 2021-02-08 (月) 20:24:18
      • 日本だと市場が限られそうだから、やるとすれば海外系SLGベースになるんじゃない? あちらのメジャーなSLGってどんなのか知らないけど -- 2021-02-10 (水) 07:34:10
      • あちらのメジャーなSLGって今はRTSじゃないかなあ?
        ノブヤボみたいなターン制は見ない気がする。 -- 2021-02-16 (火) 20:09:53
  • いつもは凄く冴えてるのに、時々とんでもなく振り切って間違った方向にアクティブになるよなサウロンって。フアンを自分でボコそうとしたり、最盛期ヌメノールに対して滅ぼすことを公言したり。日頃から諜報活動に気合入れたり、トップとしての自覚をもって臆病なくらい慎重に物事を進める癖に、肝心なとこが偉く抜けてるんだよなあ。 -- 2021-02-05 (金) 13:15:45
    • 肝心なとこでヘマするよなたしかに -- 2021-02-05 (金) 22:10:30
      • 師匠は要所要所で大きなミスをするというか、ずっと傲慢さから些細なミスを積み上げてきてそれが膨れ上がり破綻するってパターンが多い気がするけど(フェアノール達への流言や人間への対応など)、サウロンは日頃は用心深いのに要所要所で致命的なエラーをするって印象だな、 -- 2021-02-09 (火) 13:03:06
    • フアンの件はモルゴス配下の最強の自分が狼に変身すれば勝てると思ってもおかしくない。後にカルハロスがシルマリル呑んであんなことになるなんて想像できないし。ヌーメノールの件も王党派と節子派で内部分裂してるのを事前に掴んでいてそれを利用しようとしていたとHOMEにもあるし、ちゃんと勝算あってサウロンは動いてますよ。サウロンがヘマやったのは最後の同盟戦時に自分の力もモルドールの力も回復してないのにエレンディルたちに喧嘩売ったことでしょう。 -- 2021-02-08 (月) 14:23:02
      • 読み進めてたら節子派に最強に笑った。すまんけどめちゃツボった。 -- 2021-02-08 (月) 14:47:20
      • アイヤー節子派チガウ節士派あるネ -- 2021-02-08 (月) 14:59:05
      • 肝心なとこでヘマするサウロンリスペクトかな? -- 2021-02-08 (月) 15:27:10
      • これは切歯扼腕せざるを得ない -- 2021-02-08 (月) 16:41:30
      • 節子は置いといても最盛期ヌメノールに喧嘩売ったサウロンの擁護は難しいなぁー。節士派の勢力が王統派に比べたらゴミカスなのは明らかだし、しかも自分からの援助で焚き付けられるような連中じゃないし。そこら辺踏まえてもサウロンにしては極めてお粗末な戦略ミスなのは間違いない。 -- 2021-02-08 (月) 19:12:51
      • このコメントは修正されなくてよかった。気に入った流れのコメントが消えちゃうととても寂しくなるから。 -- 2021-02-11 (木) 07:58:47
      • ↑×2 でもヌーメノール人の心中を見抜いて、不死への渇望を餌につけ込んで内部から切り崩していくあたり、サウロンはそれすらも見越してた感ある。軍事と謀の二段構えだったんじゃないかという。 -- 2021-02-13 (土) 18:17:04
      • それはラッキー誤算な気もする。ヌメノールの軍事力が自分の想像を越えていたように、サウロンですら実際に目にして初めてヌメノーリアンの堕落ぶりを理解したのではないだろうか。サウロンが会ってきたヌメノール本国のドゥーネダインはICE設定に依っても魔王くらいだろうし。 -- 2021-02-13 (土) 18:26:29
      • ラッキー誤算ってことはないと思う。確信があったからこそ大人しく投降したのだろうし。そうでもなければ変身して逃げているはず。ウィキペディアのサウロンの項目見てもヌーメノールを罠にかけられるという勝機があったんだろうと思う。 -- 2021-02-14 (日) 00:14:27
      • サウロンがはじめから全てを見越して計算づくで降伏したというのは俺も疑問だな。そもそもサウロンがそれで勝利したいのだったら、それこそ第二紀の初めからヌメノーリアンを堕落させる方向に全精力を傾けるでしょ、
        でも現実には力の指輪はともかくとして、タル=アルダリオンあたりの時代からギル=ガラドへの軍事力での挑戦をはじめとして正攻法で勝負を挑んでるし。
        サウロンとしては第一紀にモルゴスに対してすら忠誠と己の矜持を貫いたフーリンとかを見ているし、どうしてもエダイン=ヌメノーリアンに対してはそういう印象が強かったのではないかしら。
        自分の目で見て初めて、その精強ぶりと堕落ぶりを確信し、勝利のための回答を得たのだろう。 -- 2021-02-22 (月) 08:16:15
    • そもそもヌメノールは島国+大海軍国なわけだから少なくとも半分程度の海軍力を備えないと彼らを屈服させるどころか、まともに戦う戦略すら立てられないしね。こちらからは一切手が出せず相手からひたすらフルボッコにされるのを待つしかない。それに対して最後の同盟なら、いかに強力でも自分が持ってる陸軍力だけで打倒することは理論上は可能です。従って、俺はサウロンがした最大の過ちは指輪喪失に繋がった最後の同盟への挑戦ですが、最も愚かな過ちはヌメノールへの挑戦だと思います。 -- 2021-02-08 (月) 19:30:06
      • トゥキディデスの罠って奴ね。この辺りはファンタジーというより現実世界寄り -- 2021-02-08 (月) 21:14:52
      • もしかしたら歴史には語られていないだけで、モルドールからの宣戦布告を誘発するように暗躍したヌメノール軍参謀がいたのかも。金も富も取れないモルドールへの遠征なんて、ヌメノール王や国民からokが出るはずがないが、世界最高の民ヌメノーリアンに薄汚いオークの親玉が挑戦してきたとなったら、国家総動員で憤激してモルドール撃滅に動き出すだろうし。(事実そうなった) まあそこから先の展開はサウロンが一枚上手だったわけだが。そして一転追われる身となった軍参謀はエレンディルのもとに身を寄せ、雪辱を果たすために今度は最後の同盟設立に向けて動き出した...という妄想。 -- 2021-02-08 (月) 21:33:57
      • でも結局ヌーメノールを内部崩壊させてるんだからサウロンの作戦勝ちだよ。>最も愚かな過ちはヌメノールへの挑戦だと思います。 -- 2021-02-14 (日) 17:53:18
      • 作戦勝ちというかあの時のサウロンはついていた。とんでもない判断ミスをウルトラQの離れ業で一転させたのはさすがだが、仮に彼の挑戦がタル=パランティアの時代に成されていたらああまで上手くはいかなかったんじゃないかな。(幸運も偉大な指導者にとっては欠かせぬ条件の一つだが) -- 2021-02-14 (日) 18:05:15
      • タル=パランティアが死ねば時間の問題さ。そしてサウロンには時間はたっぷりある。 -- 2021-02-14 (日) 18:11:36
      • それは間違いないね。作中でもサウロンの最大の武器は時間だと語られているし。サウロンは全てを見通して凄まじく冴えた判断をするというより、上記のように自らとんでもない逆境を招いても現状を冷静に判断することでそれを逆転させる発想に至れる所が本当に手強い策士って感じがするわ。 -- 2021-02-14 (日) 18:15:29
      • モルドールは国家としての戦力は、全盛期ヌーメノールに遠く及ばないがヌーメノールの人間が全盛期のサウロンを滅ぼすことなんて出来ないだろうな。マイア最強格の存在と人間では個の力が違いすぎると思う。だからこそサウロンもヌーメノールに降伏したんだろう。 -- 2021-02-17 (水) 19:25:16
      • それはあると思う。指輪もあるから自分の身だけは絶対に安全だもんね。無限の生で雌伏すればチャンスはいつか必ず来るし。
        まさかあそこまで早く来るとは嬉しい誤算だったろうが。 -- 2021-02-17 (水) 21:50:11
      • その不死ゆえ、ヌメノール人たちの憎悪対象になってもおかしくなかったのに、矛先をアマンに向けさせたのだからヘイトコントロール上手すぎ。 -- 2021-02-17 (水) 22:16:27
      • 我が不死は、真の英知メルコオルの賜物なり。
        そこもとらがかつて崇めたヴァラール達は、不遜にして怠惰なエルダアルを通じ中つ国を思うがままにするべく、各々方に本来与えられるべき恩寵を惜しみ、それを密かにエルダアルへと与えておるのだ。
        そこもとらが神に近づけば近づくほど、彼らの怒りと妬みは増し、偉大なる民からはより強く長寿と不死は引き離され、その失われた魂らは今もそこもとら本来の主を求め泣き叫んでおる。
        それを聞き心を痛めたのが我が主メルコオル、それを聞き凱歌を挙げるのがヴァラールぞ。
        ゆめ忘れるなかれ。東には富が、西には不死が各々方を待ちわびており、そして彼らの主はここにおるのだと。 -- 2021-02-17 (水) 22:37:39
    • つまるところ、セオデン曰くの「悪意はしばしば悪を損う」につきる -- 2021-02-10 (水) 04:24:38
      • 悪意ってとどのつまりは感情の先走りだもんな。感情に任せて目を曇らせたまま敵と対峙しても勝てるわけないし、予期せぬアクシデントも誘発する。 -- 2021-02-10 (水) 07:48:06
  • サウロンが投稿した時、モルドールやその軍隊はどういう扱いだったのだろうか。占領された形跡も占拠するメリットもないし、ナズグル達が留守を守り、軍だけは解散を命じられたのかな。
    もしそうならオーク達には偉いとばっちりだな、サウロンやナズグル達が失業後のアフターケアなんてするわけがないし。沿岸にはヌメノール軍がいるから略奪も出来ないし。 -- 2021-02-18 (木) 07:57:18
    • 他国から来た傭兵団などある程度解散するかもしれないが、そもそも大量のオークを飼うシステムをサウロン軍が用意していないとは思えないのだ。国自体を解散しない限りはモルドールの洞窟で飼育しているのではないかな。 -- 2021-02-19 (金) 18:46:11
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