ゴンドール

概要

カテゴリー地名
スペルGondor
その他の呼び名南方王国(South Kingdom, Southern Realm, Kingdom of the South)
ストニングランド(Stoningland)*1
石の家(Stone-houses)*2

解説

シンダール語で「石の国(Land of Stone)」の意。
ヌーメノールの没落を逃れた忠実なる者によって築かれた亡国の民の王国のうち、イシルドゥアアナーリオンの兄弟が建国した南方王国を指す(北方王国はアルノール)。白の木を象徴とする。
首都は初めはオスギリアスだったが、戦乱や疫病によって荒廃したため、後にミナス・ティリスへ遷都された。

一時はかつてのヌーメノールを思わせるほど国力を増大させ、各地に壮麗な砦や建造物を残したが、内乱や相次ぐ敵国との戦争によって次第に衰微し、第三紀2050年に王統が途絶えてからは執政の統治する国となった。
ゴンドールは隣接するモルドールの脅威にさらされながらもそれに抗して戦い、その力が公然と大河アンドゥインの西に及ぶことを防ぐ役割を果たしていた。

「人々は高い塔を建て、堅固な砦を築き、多くの船の出入りする港を作った。そして、人間の王たち翼ある冠は、多くの国の民から敬い畏れられた。」*3

ゴンドール人

ゴンドール人の項目を参照。

ゴンドールの領土

エシア・アンドゥインの河口からネン・ヒソイルにあるアルゴナスの門にいたるまでの大河アンドゥイン流域アノリアンイシリアン。および、ベルファラス湾の沿岸地域、白の山脈(エレド・ニムライス)の南北に広がる一帯を主な領土とする(白の山脈北方のカレナルゾンは、後にローハンに割譲された)。
特にヒャルメンダキル一世第三紀1015~1149年)の時代にゴンドールの国威は絶頂に達し、かつてのヌーメノールを思わせるほどに栄え、最も広大な版図を誇った。だが戦乱や疫病により、次第にその国土は縮小していく。

ヒャルメンダキル一世の版図
追補編』によると、ヒャルメンダキル一世の時代の版図は「北はケレブラント闇の森の南辺に、西は灰色川、東は内陸海リューン、南はハルネン川、そしてそこからさらに海岸沿いにウンバールの半島と港にまで達していた。」とされる。
だが『終わらざりし物語』収録「ガラドリエルとケレボルンの歴史」の補遺「ローリエンの国境」によると、「北はケレブラントと闇の森の南辺」は「ケレブラントの野と闇の森の南辺」の間違いである。正確には、アンドゥインの西側におけるゴンドールの北の国境は白光川であり、ケレブラントの野はロスローリエンの領土とみなされていた。だがガラズリムは森の外には一人も住まず、アンドゥインの浅地では渡河が可能だったため、後にゴンドール人は白光川上流に橋を架け、ケレブラントの野をしばしば占拠して東の防衛線の一部としていた。
「西は灰色川」に関しても、『終わらざりし物語』の記述でははっきりとしない。「ガラドリエルとケレボルンの歴史」の補遺「ロンド・ダイアの港」によると、灰色川アイゼン川に挟まれたエネドワイス南北両王国のどちらにも属さず、ヌーメノール人の子孫が永続的に定住することもなかったとされる。だが「アイゼンの浅瀬の合戦」の補遺では、同じくゴンドールの西の国境はアイゼン川であり、エネドワイスにヌーメノール人はほとんど行かず、誰も住み着かなかったとされる一方、その直後に(エネドワイスは)諸王の時代にはゴンドールの一部だったと述べられている。*4

第三紀2510年に執政キリオンによってカレナルゾンエオセオドの君主エオルに割譲され、ローハンとして独立した。
指輪戦争の時代にはイシリアンハロンドールをも含めたアンドゥイン東岸の領土は全て失われ、ウンバールハラド海賊に奪われていたが、オスギリアスカイア・アンドロスは確保し、アンドゥインの通行権そのものはかろうじて保持していた。

登場する地名

アノリアン
イシリアン
アンドゥインの谷間
カレナルゾン
(後にローハンとして独立)
辺境の諸侯国
ベルファラス湾沿岸
ハロンドール
第三紀中頃以降、領有権係争地)
ウンバール
(第三紀中頃に喪失)

ゴンドールの歴史

建国

第二紀3320年、ヌーメノールの没落を逃れたイシルドゥアアナーリオンの兄弟はそれぞれが指揮する3隻と2隻の船とともに、大河アンドゥインの河口付近に打ち上げられた。二人はペラルギアに植民していた忠実なる者達の援助を得て大河を遡り、ゴンドールを建国した。
大河の河上には首都オスギリアスが築かれ、その大宮殿には兄弟王の玉座が隣り合って置かれた。大河の東岸にはイシルドゥアの居城ミナス・イシルが、西岸にはアナーリオンの居城ミナス・アノールが築かれた。

一方、兄弟の父エレンディルは北方のエリアドールアルノールを建国した。ゴンドールとアルノールは共に亡国の民の王国として、北方王国を統治するエレンディルがその上級王と見なされ、イシルドゥアとアナーリオンはエレンディルから南方王国の統治を委ねられた共同統治者と見なされていた。
亡国の民の王国は七つのパランティーアを分割して連絡を取り合い、ゴンドールにはその内の4つが保持された。

また、イシルドゥアはニムロスの苗木をミナス・イシルの庭に植えた(白の木)。さらに彼はエレヒ黒い石を据え、山々の人間達を同盟者に引き入れた(しかし後に彼らはイシルドゥアを裏切り、呪いを受けることとなった)。

最後の同盟と兄弟の死

ヌーメノールの没落で滅びたはずのサウロンもまた生き残ってモルドールに戻ってきており、第二紀3429年にゴンドールはその攻撃を受けた。この時再び噴火したオロドルインを目にした人々は、それをアモン・アマルスすなわち「滅びの山」と呼んだ。
モルドールの軍勢はミナス・イシルを強襲して白の木を焼き、イシルドゥアは木の実生を携えて脱出する。アナーリオンが国の防衛に努めるかたわら、イシルドゥアは海路でアルノールに赴き、父に急を知らせた。

第二紀3430年、エレンディルギル=ガラドの間で最後の同盟が結ばれた。
同盟軍は3434年のダゴルラドの戦いで勝利を収め、その後7年にわたってバラド=ドゥーアを包囲攻撃する。包囲戦は熾烈を究め、その最中アナーリオンが投石を受けて死んだ。
3441年に滅びの山の山腹で行われた最後の戦いにおいて、サウロンはエレンディルとギル=ガラドの二人の上級王と相打ちになって斃され、戦いは同盟軍の勝利に終わった。イシルドゥアは父の折れたる剣ナルシルの柄元でサウロンの手から一つの指輪を奪い取った。

第三紀2年、ミナス・アノール白の木を移植したイシルドゥアは、ゴンドールの統治を弟の子メネルディルに委ね、自身はアルノールの王位を継ぐために北方へ旅立つ。だがその途上、イシルドゥアはあやめ野オークの残党に襲われて行方不明となった。

以後、ゴンドールはメネルディルの子孫が代々の王位を継承していくこととなる(アナーリオン朝)。
また無人となったモルドールとの国境には監視のための砦がいくつも築かれ、悪しき者たちが再び戻ってこないよう見張りが立てられた。

繁栄と影

第三紀のはじめ、ゴンドールは次第にその国威を伸長させる。

490年から500年にかけてゴンドールははじめて東夷の侵入を受けたが、第8代の王タロスタールはこれを打ち破ってアンドゥイン以東の領土を獲得し、「東の勝者」を意味するローメンダキルを名乗った。さらに第12代の王タランノン・ファラストゥアから続く船艦王の系列は、強大な海軍力を築き上げてベルファラス湾沿岸に勢力を広げ、黒きヌーメノール人ハラドリムの手からウンバールを奪取。第15代キアヤヘアは1050年に海陸両面から南下してハラドの王たちを完全に打ち負かし、「南の勝者」を意味するヒャルメンダキルを名乗った。

1015~1149年のヒャルメンダキル一世の治世にゴンドールは最大版図となり、北はケレブラントの野闇の森の南辺、西はアイゼン川(あるいは灰色川)、東はリューンの湖、南はハルネン川に至るまでと海沿いのウンバールの半島と港を支配して、かつてのヌーメノールを思わせるほどの繁栄を誇った。

だがこの絶頂期に彼の息子アタナタール二世とその息子ナルマキル一世カルマキルは国力の維持を怠り、次第にゴンドールの衰退が始まる。王家にも衰微のきざしが現われはじめており、かれらは結婚が遅く、生まれる子も少なくなっていった。

北国人との同盟とゴンドールの内乱

ゴンドールは古くからロヴァニオン北国人と同盟を結び、北国人は東方からの侵入者を防ぐ防壁の役割を果たしていた。
東夷を退けて再び東方の領土を回復した摂政ミナルカール(後の19代目の王ローメンダキル二世)は同盟を強化するため、息子のヴァラカールを北国人の習俗を学ばせるためかれらの許に大使として送り出した。しかしヴァラカールは父の意図を上回り、北国人の王ヴィドゥガヴィアの娘ヴィドゥマヴィを妻とする。
ゴンドール国内に登用されていた北国人への敵意と、ゴンドール王家の長寿と尊厳が異邦の並の人間の血と混ざることで失われることを恐れたゴンドール人の一部は、ヴァラカールの存命中より各地で反乱を起こし、ヴァラカールの死後その息子エルダカールが戴冠するに及び、同族の争いと呼ばれる内乱へと発展する。

1437年に、叛徒の最有力者である海軍総指揮官カスタミアはエルダカールを追い落として王位を簒奪。この時の戦禍によってオスギリアスは廃墟と化し、星辰殿パランティーアが失われる。エルダカールはロヴァニオンの母方の同族の許に逃げ延び、北国人とカスタミアを憎むドゥーネダインを糾合して、1447年のエルイの渡しの合戦によってカスタミアを討ち取って復位した。
しかしカスタミアの子孫は逃れてウンバールを占拠し、1810年に第28代王テルメフタール・ウンバールダキルによって滅ぼされるまで南海上の大きな脅威となった。このため、ゴンドールの海軍力と南方における影響力は大きく低下する。

この内乱によって国力は疲弊し、ドゥーネダインの貴人の血が数多く流された。そのため、ゴンドール王家は今後ますます並の人間との混血の度を深めていくことになる。

モルドールの放置と馬車族の侵入

1636年に広がった悪疫はゴンドールにも死者多数を出し、そのためモルドールの警備はなおざりにされ、砦は無人のまま放置されるようになった。第27代のタロンドールの時代に、戦禍と疫病によって廃墟と化したオスギリアスは打ち捨てられ、王宮はミナス・アノールに移される。そのため、モルドールへのナズグールの帰還を許すこととなった。
さらに悪疫は同盟者であった北国人の勢力をも大きく減退させた。

そのため1851年から1944年にかけて東方から馬車族の大軍勢が襲来すると、ゴンドールはこれを退けることができなかった。
馬車族はロヴァニオンを占拠してその地に残っていた北国人を追い散らすか奴隷とし、1865年には第29代ゴンドール王ナルマキル二世が討死する。1899年に第30代カリメフタールは北国人の残党と呼応して馬車族を一時退けることに成功したが、1944年に馬車族は勢力を増して再来しゴンドールを南北から迎撃、第31代オンドヘアと二人の息子が相次いで戦死するなど、ゴンドールは存亡の危機に瀕した。しかし将軍エアルニル二世は南北の敵を撃破し、馬車族を完全に打ち破ってゴンドールを救う。

勝利を収めたものの、この100年にわたる戦いによって国力の衰退は決定的となり、ゴンドールは東方の領土をほぼ失った。

アルセダインとの同盟と、王統の途絶

ドゥーネダインに敵意を抱く一つの意志が様々な手段で攻撃を行っていることに気づいたゴンドールとアルセダインは、1940年にこれに対処するため再び連携を持つことを確認し、アルセダイン王アラファントの息子アルヴェドゥイはゴンドール王オンドヘアの娘フィーリエルを妻に娶る。しかし、馬車族がゴンドールを、アングマールがアルセダインをそれぞれ同時に攻撃したため、どちらも相手を救援することができなかった。

ゴンドール王オンドヘアの死後、アルヴェドゥイは自身がイシルドゥアの直系の子孫であることと、フィーリエルとの結婚を理由に、ゴンドールの王位を要求するが、時の執政ペレンドゥアゴンドール人はこれを拒否。代わりに、馬車族を打ち破った功があり、ゴンドール王家の血を引くエアルニル二世が第32代の王として即位した。
しかしエアルニル二世はアルセダインとの同盟を忘れず、1975年のアルセダインとアングマールとの最後の戦いとなるフォルンオストの合戦に息子のエアルヌアを大将とした援軍を派遣した。アルセダイン滅亡を防ぐことはできなかったものの、この戦いでアングマールも滅亡し、魔王は北方から姿を消す。

しかし2000年、魔王はモルドールにてナズグールを召集すると、ミナス・イシルを包囲攻撃して2002年にこれを奪取。このため都はミナス・モルグルと呼ばれるようになり、イシルのパランティーアも敵の手に奪われる。この時、ミナス・アノールは「守護の塔」を意味するミナス・ティリスへと改称された。
さらに2043年と2050年に魔王はエアルヌアを挑発して一騎打ちを挑む。2043年には時の執政マルディルに制止されたエアルヌアだが、2050年には単身ミナス・モルグルへ向かって、二度と帰らなかった。

最後の王エアルヌアには子がおらず、もはや王位を主張しうるだけの有力者も残っていなかった。そのためゴンドール人は王位を巡る内乱が再発することを恐れ、王の選出を断念。
以来ゴンドールは、王座が空位のまま「王還りますまで」、世襲制の執政によって代々統治される国となった。(デネソール二世は、ゴンドール統治の実権を持つ指輪戦争時の執政で、ボロミア及びファラミアはその息子である。詳細は執政の項目を参照)

カレナルゾンの割譲とローハンとの同盟

執政の統治の初期は警戒的平和の時代にあたり、比較的平穏に過ぎたが、2460年に死人占い師ドル・グルドゥアに戻ったことでそれも終わる。

第12代の執政キリオンの時代にゴンドールは、ドル・グルドゥアの影響下にあった東夷の一派バルホス族に攻撃される。
守りに窮したキリオンは、かつての同盟者北国人の末裔であるエオセオドの君主エオルに救援を求め、エオルは自国の兵力のほとんどを連れて長征し、ケレブラントの野の戦いにおいてゴンドールの危機を救った。
キリオンはその働きに対する謝礼と、北方の守りを強化することを兼ねて、人口希薄となっていたカレナルゾンの地をエオルの民に割譲することを提案。エオルはこの謝礼を受け、エオセオドはカレナルゾンに移住し新たな国を築く。ゴンドール人はかれらを「馬の司」を意味するロヒアリムと呼び、かれらの国となったカレナルゾンを「馬の司の国」を意味するローハンと呼ぶようになる。

以後ゴンドールとローハンは強固な同盟関係で結ばれ、互いの存亡の危機には必ず救援の手を差し伸べることを誓い合った(エオルの誓い)。
第19代ベレンの時代にゴンドールの沿岸地方は海賊の大艦隊に侵略されたが、ベレンの息子ベレゴンドは敵を一掃すると、褐色人に国土を奪われようとしていたローハンに援軍を送ってかれらを救った(大侵略)。
第23代トゥーリン二世の時代にはハラドリムとの間でハロンドールの領有が争われたが、この戦いにローハンのフォルクウィネは二人の息子を派遣してベレゴンドの救援に報いた。
両国の同盟は指輪戦争を経て第四紀に至っても続いた。

モルドールの脅威とサウロンの帰還

警戒的平和が終わるとゴンドールは東夷ハラドリムの攻撃ばかりでなく、モルドールオークの脅威にも悩まされるようになる。

モルドールのウルク族は第11代の執政デネソール一世の時代に初めて現れ、2475年のウルクとの戦いでオスギリアスは完全な廃墟と化した。第23代トゥーリン二世の時代はモルドールの脅威が増大した時期にもあたり、2901年にイシリアンはほとんどオークの手に落ちた。そのためトゥーリン二世は抵抗の拠点としてヘンネス・アンヌーンをはじめとした無数の隠れ処を建設し、またカイア・アンドロスを強化してアンドゥインの防衛にあたった。

2951年、サウロンは公然と名乗りを上げてモルドールに勢力を集結させる。滅びの山は再び噴火し、それまでゴンドールを攻撃してきたオーク東夷ハラドリムといった敵たちはサウロンの名の下に公然と協働するようになった。

指輪戦争王の帰還

(編集中です。協力をお願いします)

ゴンドール歴代の王

名前在位
初代エレンディル第二紀3320~3441 (121年間)
2代イシルドゥアと)アナーリオン第二紀3320~3440 (120年間)
3代メネルディル第三紀2~158 (156年間)
4代ケメンドゥア158~238 (80年間)
5代エアレンディル238~324 (86年間)
6代アナルディル324~411 (87年間)
7代オストヘア411~492 (81年間)
8代ローメンダキル一世(タロスタール)492~541 (49年間)
9代トゥランバール541~667 (126年間)
10代アタナタール一世667~748 (81年間)
11代シリオンディル748~830 (82年間)
12代(初代船艦王タランノン・ファラストゥア830~913 (83年間)
13代(2代目船艦王)エアルニル一世913~936 (23年間)
14代(3代目船艦王)キアヤンディル936~1015 (79年間)
15代(4代目船艦王)ヒャルメンダキル一世(キアヤヘア)1015~1149 (134年間)
16代アタナタール二世栄誉王アルカリン1149~1226 (77年間)
17代ナルマキル一世1226~1294 (68年間)
18代カルマキル1294~1304 (10年間)
19代ローメンダキル二世1304~1366 (62年間)
20代ヴァラカール1366~1432 (66年間)
21代エルダカール1432~1437 (5年間)
22代(簒奪)簒奪者カスタミア1437~1447 (10年間)
21代(復位)エルダカール1447~1490 (43年間)
23代アルダミア1490~1540 (50年間)
24代ヒャルメンダキル二世(ヴィンヤリオン)1540~1621 (81年間)
25代ミナルディル1621~1634 (13年間)
26代テレムナール1634~1636 (2年間)
27代タロンドール1636~1798 (162年間)
28代テルメフタール・ウンバールダキル1798~1850 (52年間)
29代ナルマキル二世1850~1856 (6年間)
30代カリメフタール1856~1936 (80年間)
31代オンドヘア1936~1944 (8年間)
32代エアルニル二世1945~2043 (98年間)
33代エアルヌア2043~2050 (7年間)

エアルヌア以降は執政によって統治される。

コメント

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  • 執筆してる途中で「あれ、ゴンドールってこれ東ローマっぽくね?」と気づく事はあっても、最初から「よし、東ローマをモデルにして描いたろ!」と思ってはいないでしょうね....... -- 2020-12-06 (日) 20:10:06
    • ですよね。そもそも、ヨーロッパの知識人からしたら「コンスタンティノープルの陥落とビザンティン(東ローマ)帝国の滅亡」は俺達にとっての江戸時代や明治維新くらい常識中の常識ですから、無意識でもある国の歴史を想像するときには反映しちゃうでしょうねー。だからって「◯◯のモデルは現実だと◯◯国!」とかは薄ら寒く感じます。どうせ考察するなら、もう一歩踏み込んでほしい。 -- 2020-12-06 (日) 22:49:39
  • ゴンドールの国力の源泉っていまいち分かりにくいよな。ドゥーネダインの叡知や力量が一番なんだろうが統治システム見てもそんなに学ぶことは無さそうなんだよな。 -- 2020-12-14 (月) 20:31:20
    • シンプルに人口=国力ということでは?だから衰退期に入ると、人口減少の悪循環が止まらなくなった -- 2020-12-14 (月) 23:32:09
      • うん、それは多分にあると思う。ただその一方で、あんまゴンドールって人口多いイメージないんだよね。オスギリアスもミナス=ティリスも震えるほど設定はカッコいいんだが、巨大人口を抱えられるような構造じゃないし。勿論アルノールとは比べ物にならないだろうけど、あれはどちらかというと北方が元々人口希薄だからだろうし。 -- 2020-12-15 (火) 07:23:44
      • 国力の源泉を人口ベースで考える場合、オスギリアス周辺を基準にするのは間違いのように感じます。あの辺りはゴンドールの成立時のドゥーネダインと近ドゥーネダインの人口分布で言えば寧ろ北限に近く、昔からの居住地が多数あるペラルギア周辺やベルファラスを白の山脈以北の脅威か守る要塞群と言った印象が強いです。 -- 2020-12-15 (火) 21:47:54
      • 建国当初は北限かもしれないが、ゴンドールの歴史を通して言えばアノリアンからオスギリアスあたりが人口多かった推測は付く。(交通に最も便利な土地が栄えるのではなく、そこを政治的経済的に利用できる統治しやすい土地が最も栄えやすいのと同じで) ペラルギアは発展はしてるだろうし、他国との交流もしやすい分侵略もされやすい。アンドゥインや白の山脈によって防衛戦略を立てやすく、かつ生産力の期待できる土地としてゴンドールの国力がアノリアン方面に推移していくのはモルドールが無くとも自然な流れではないかな。 -- 2020-12-16 (水) 13:11:58
  • トールキンってそもそもゴンドールみたいな領土と行政で成り立つ所謂Nationな国の形態をあまり好んでないっぽいよね。作中に登場するコミュニティは谷間の国みたいな都市国家か、ホビット庄や裂け谷みたいなCountryとかLandと呼ぶ方が適切な場所が多いし。 -- 2020-12-17 (木) 23:25:47
    • トールキンは現代文明に否定だったからね。とはいえ皮肉なことに指輪物語が広まったのはその現代文明のおかげなんだけど。 -- 2021-01-16 (土) 09:41:37
      • 悪しきものが思わぬ善を為すという、これもまた一例 -- 2021-01-16 (土) 11:49:58
    • トールキン御大が、というより欧米の知的階層には妙にそういう人が多い気がします。
      俺はイギリスに3年いましたが、そこの経験からも妙に“かつて欧州にあった非領域型国家や都市国家へのノスタルジーを感じる人”はいました。
      思想的なものではなく、感性として。
      彼らがギリシャのポリス、イタリアのルネッサンス諸都市、ハンザ同盟らの帝国都市などに向ける暖かい視線は、我々が戦国時代の堺に向けるそれより遥かに濃密だった覚えがあります。
      そういう背景もあるのじゃないかなー、と個人的には思うところです。 -- 2021-07-02 (金) 07:28:28
  • ゴンドールってあれだけの武具をどうやって調達してるのかね。ローハンと違ってミナス=ティリスにいる兵士達の装備は確実に国家からの支給だろうし。ミナス=ティリスにも黒煙噴き上げる工房都市エリアみたいな描写はないしなぁ。「かつてのゴンドールの技術の粋を極めれば錆びない鎧兜なんて余裕っす、それを代々使用するがヨロシ」みたいなノリなのかな。ドワーフの居住地も遠いからそこからの調達は無理だしねぇ。 -- 2021-02-04 (木) 07:47:03
    • 素直に考えると、南方の諸侯国などに工房があって、そこから武具や矢は供給されてたんじゃないかな。 -- 2021-02-04 (木) 11:45:24
      • でも南方って燃料になる大森林がないし、近くに良質な鉱山でもなきゃウンバール喪失後は制海権は敵方に握られてるから原材料の入手も一苦労だと思うんだわ。 -- 2021-02-04 (木) 15:29:22
      • 白の山脈から石炭が採掘されるんじゃない?黒根谷の由来だったりして -- 2021-07-07 (水) 12:53:31
    • 「困った時はヌメノールや当時の遺産でなんとかなる、いやマジで」
      の精神だったのかね。 -- 2021-07-07 (水) 13:01:13
    • 領域的に東ローマ帝国と被る所も多くてそんなに違和感ないけどなぁ
      少なくともセルジューク朝に大敗してタグマ制が廃止されるまで東ローマ帝国はローマ帝国的な装備の統一感を割と維持してたようだし -- 2021-07-10 (土) 19:29:07
      • 領域的に東ローマ帝国と被る所も多くてそんなに違和感ないけどなぁ
        >東ローマ帝国はローマ帝国的な装備の統一感を割と維持してたようだし
        ビザンツ軍は4〜5世紀には軍装をローマ様式から大幅に変えてませんか?それは様式だけではなく統一感もですが。
        (特にテマ制が導入されてた初期は顕著に)
        10〜11世紀特にあのバシレイオス2世も含め確かに中央集権化も達成されましたし、また軍人皇帝の多さから軍編成も軍団から大隊、中小隊に該当する編成や彼等の兵装も指定はされていましたがゴンドールのようにみんな全く同じ装備!と言うほどの統一的武装がずっと維持されていたレベルではないでしょう。
        ミナス=ティリス攻防もコンスタンティノープルの幾度かの攻防戦どれとも似てませんし、街の作りも立地も異なります。
        (他でも指定されてますが第二次ウィーン攻防戦のほうが舞台も経緯もよほど似ている)
        個人的には外交巧者のビザンツ帝国と外交?なにそれエオル?くらいのゴンドールはあまり似てると思いません。
        そもそもそれだとモルドールをオスマントルコと言い出す人も出ますし…。 -- 2021-07-11 (日) 10:51:28
      • 時代によっても兵種によってもかなりバラバラだよhttps://www.google.com/search?q=byzantine+army&client=tablet-android-huawei&prmd=ivsn&sxsrf=ALeKk012Zhoie2AzBw7z6tG2PKgYRlTDRA:1625979942819&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjX95ynn9rxAhWTNZQKHfpOBEwQ_AUoAXoECAIQAQ&cshid=1625980009259&biw=1280&bih=800。 -- 2021-07-11 (日) 14:08:35
      • そのよく言えば適応力のある、悪く言えば節操のなさがビザンツ帝国の魅力ですからね。
        蛮族傭兵だって使いまくってますし。
        フン族やアヴァール族からは複合弓の構造学ぼうとしたり。
        それに対してゴンドールは東夷から戦法や装備を学んだとは思えないんですよね。
        だからたまに見るゴンドール=東ローマ(ビザンツ)みたいな意見はめちゃくちゃ違和感感じます。 -- 2021-07-11 (日) 15:01:00
  • 描写がないだけで施設自体はあったんじゃないでしょうか。原作では避難指示でてましたし(事実上背水の陣で鍛冶まで縮小したかは疑問ですが)素材と燃料は白の山脈沿いで細々と調達できてたんじゃないかな…? -- 2021-02-05 (金) 18:45:11
    • まあそう考えるのが自然ですよね。「我々の防衛力は狭められた」って台詞がありましたし(ボロミアかな?)、好む好まざるにしろ遠方ではなくミナス=ティリスにそういう国防機能を集約させるのは利にかなってますね。 -- 2021-02-05 (金) 19:28:35
  • 映画のゴンドール兵の弱さは何十回見ても泣ける。 -- 2021-03-17 (水) 07:59:19
    • ゴンドール兵の弱さは、あの世界で唯一に近い統一的武装(しかも1番しっかりしている)なのにあの有様というのもなぁ。 -- 2021-07-04 (日) 11:02:30
  • 本当どうしてあんなに弱くしたのか疑問に思う。 -- ヴァリアグ 2021-05-17 (月) 22:10:38
    • オークからメイスや棍棒みたいので殴られて倒れ込むよわよわゴンドール兵ほんとすこ。
      いや、実際やられたらそりゃ昏倒もしますけど。 -- 2021-05-17 (月) 23:35:08
    • あそこまで弱いとむしろなんで今まで滅亡せずに耐えれたのかが、大変に謎。
      しかもデネソール公もファラミアも映画だと劣化バフかかってるのに。
      ボロミアの心痛如何ほどや。 -- 2021-05-18 (火) 07:58:37
    • ゴンドール兵が出てくるだけで画面に悲壮感漂うのほんと好き。 -- 2021-06-30 (水) 18:51:18
  • エルロンドの御前会議でボロミアが「後方にいる連中は口先ばかり誉めてくれるが手を貸してくれない」と愚痴を言ってるが、この当時ゴンドールにとっての後方の国家というのはどこになるんだろう。ホビット、エルフ、ドワーフの国は認識外として、ローハン以外の人間の国だと、谷間の国やエスガロス、ビヨルンくらいしか無いけど北方過ぎてゴンドールの後方とは言いがたい(し、交流も全くなさそう)。海岸沿いはゴンドール領だし、その向こうの褐色人とは敵対してるしねえ。 -- 2021-06-29 (火) 22:40:22
    • そりゃ、目の前に沢山おられる方々ですよ。 -- 2021-06-29 (火) 23:38:33
    • 警察や軍人のお決まりの言葉ですぞ。まあ根拠がないわけではないのだが・・・ -- 2021-06-30 (水) 19:57:36
    • 創建当時のゴンドールがそもそも外敵(イシリアン、アノリアン、カレナルゾン)と接する危険な領域を王家が率先して統治して、安全な地域を諸侯に分配してたんじゃないの?そうやって諸侯の安全を保証しつつ貿易で得られる税収を好きにしていいって感じで。 -- 2021-07-04 (日) 16:16:44
      • サウロンとハラドや東夷といった、諸侯たち単独では対抗できない脅威への矢面に立つ事で求心力や正統性を得て建国を果たした、と言う経緯はありそうですね。 -- 2021-07-04 (日) 16:33:52
      • 考えてみたらペラルギアとベルファラス周辺のヌーメノール植民地はウンバール他南方植民地と違ってサウロン自身の勢力の脅威に直接晒されていた訳で、サウロンに懐柔された本国より反サウロンで最大手と言って良いアマンディルの系譜の方が信頼できると見なした側面もあるかも。 -- 2021-07-07 (水) 17:43:16
    • まともに戦える国家がないから我々がやるしかない的な意味では? -- 2021-07-08 (木) 14:21:21
    • エルフ(とドワーフ)のことだと思う。最後の同盟の合戦という前例があったし、サウロンが公然と名乗りを上げているのだから、もう一度同盟組んで殲滅したいというのはゴンドールの悲願だったはず。
      ましては直近では五軍の合戦があったのだから、ビルボが仲立ちしたという事情を知らなければ、竜とモリアの次はモルドールを、とゴンドールが期待してもしょうがない。
      ちなみに、五軍の合戦は第三紀2941年で、当時デネソールは十代の少年だった。
      最も多感な時期に素晴らしい吉報を聞いて、その後ゴンドールには一切援軍などなかった事実は、少年だったデネソールを大きく傷つけたに違いないと思う。 -- lotroスキー 2021-07-08 (木) 20:41:02
  • 領邦国家だろうし最前線から遠く離れた諸侯のことなんだろう -- 2021-06-30 (水) 21:55:05
  • 人口は指輪戦争時点で4,500万、全盛期で2,3000万くらいか? -- 2021-07-04 (日) 10:39:26
    • 俺もそんなとこだと思う。
      ヌメノールとかゴンドールって技術スゴイ!と言われているけど古代ローマみたいな生活に役立つインフラを統治全土に行き渡らせてるイメージないし、養える人口はそんなもんだろうね。
      意外と当時最先端の農業技術はホビット庄にあったりして。
      再統一された王国が、それを学んで人口増に繋がったりしたら面白いな。 -- 2021-07-04 (日) 10:47:07
    • となると常備軍は5~10万、国民を限界まで動員して50万程度か。慢性的な戦争状態で相当消耗していたのを考えればペレンノールでのあの寡兵ぶりも妥当な感じか。 -- 2021-07-11 (日) 14:27:08
      • どうでしょうか…常備軍5~10万なんて全盛期でもないと夢のまた夢でしょうね。
        500万の人口といってもおそらく従属諸侯も含めた数値…。
        中世で第一次の人口爆発が起きた十字軍前後ですらイギリスで人口200万程度、近代まで圧倒的人口を誇ったフランスでも600万程度、ドイツはその半分といったとこですし。(国家ではなく現行の国家領域における人口でも)
        上で話題に出た、当時欧州世界最大の経済力と軍事力を持っていたマケドニア朝ビザンツでも人口は1000万行っているかいないかで、常備軍だと数万がやっとというありさまのはずです。
        また、50万の臨時徴兵も難しいと思います。
        遊牧民などの前時代的軍事国家が圧倒的な大軍を召集できるのは周辺が相対的に豊かで略奪できるのが旨みであり(兵糧も現地調達で賄えるなど)、かつ日常生活が純軍事訓練みたいなものだからであり、中国の動員兵力が圧倒的なのは単純に人口ヤバすぎるからですし。
        ゴンドールは先進的な経済国なのに対して、周りに略奪や現地徴用できる旨みが有る国家は少ないですし、傭兵に雇える周辺民族もほぼ皆無です。
        幾らモルドールの脅威があろうと急な動員は難しいでしょうね。
        (今の日本で明確な中国の脅威があろうと、自衛隊は要員確保に一苦労なのと同じ) -- 2021-07-11 (日) 19:04:33
      • 動員できる兵力は通常人口の1,2%程度という(時代も地域も)不確かな情報を基に計算したのが間違いだったか....500万の人口は諸侯領の人口も含み、また各地域とも同じ位のパーセンテージで兵を抱えてるという前提です。大分杜撰ですが。 -- 2021-07-11 (日) 20:41:34
      • 今の日本が100万人~200万人兵力を抱えたら国家財政がどうなるかって話ですね。人口の1~2%という割合は。
        軍人階級が日本の武士とかみたく、平時または実際には行政担当者であるか、もしくは他国への侵略や略奪や支配が国家基盤になってる国家でないと実際には困難なんでしょうね。 -- 2021-07-15 (木) 08:06:30
      • 日本の隣に動乱期で人口が激減してるのに10万単位の軍勢がぶつかり合うような大国があるからその辺の感覚も掴みにくいのだろうか。 -- 2021-07-15 (木) 12:48:33

      • 帝国主義やイデオロギー国家全盛期の“どこも主要国は総動員体制を敷いている”っていうのは歴史的に見ればめちゃくちゃレアケースで、概して言うと動乱期の方が『大軍』は編成しやすいところがありますよ。
        仰るような戦国期の日本もそうですが、ローマの蛮族侵入危機や中国の王朝交代とかまさにそうです。
        要は幾ら頑張ろうがどーしようもない餓えた人達がみんな“自分を食わしてくれる親玉”の元で軍人にジョブチェンジして、よそで略奪する事で自分と家族を養うという形になるわけです。
        それだって歴史的には軍隊は軍隊ですからね。
        ゴンドールの場合は周辺に略奪しようにもロクな国が無いので(敵性国家くらいしか領域国家がなく、どこも強いし遠い)、根こそぎ動員しようにもそういう風土や条件がないんじゃないでしょうか。
        ローハンを襲撃するのは自分で自分の片腕を食うようなもんですし。 -- 2021-07-15 (木) 13:08:15
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