ゴルリム†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Gorlim |
その他の呼び名 | 不幸をもたらしたるゴルリム(Gorlim the Unhappy)*1 |
種族 | 人間(エダイン) |
性別 | 男 |
生没年 | ~†第一紀(460) |
親 | アングリム(父) |
配偶者 | エイリネル |
解説†
ドルソニオンの無宿者たちの一人。猛々しく命知らずな荒武者だったが、妻のエイリネルを愛するあまりサウロンの策略に嵌まり、無宿者たちの壊滅を招いた。
ダゴール・ブラゴッラハの後、彼が国境近くの戦いから戻ると家は荒らされ、エイリネルの姿はなく生死も判らなかった。そこで彼はバラヒルの許に逃れて無宿者の一人となったが、エイリネルがまだ生きているのではないかという思いに囚われ、時折密かにかつての我が家を訪ねていた。
それがサウロンの知るところとなり、ゴルリムはサウロンが作り出したエイリネルの幻影におびき寄せられて捕虜となる。拷問を受けた彼はその責苦と妻恋しさのあまりとうとう口を割り、エイリネルと共に釈放されることと引き換えに仲間たちのことを全て話してしまった。するとサウロンはエイリネルが既に死んでいることを明かし、望み通りエイリネルの許に行かせてやろう。わしにはもう用済みだと言ってゴルリムを殺した。
かくしてタルン・アエルインの隠れ処はオークによって襲撃され、無宿者たちは全滅した。ゴルリムの亡霊は、ただ一人偵察に出ていて難を逃れたベレンの夢の中に現れて自分の裏切りと危機を告げたが、ベレンの救援は間に合わなかった。
コメント†
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