ゴクリの歌

概要

カテゴリー詩・歌
スペルGollum's Song

解説

ゴクリ死者の沼地フロドサムを案内する途中に歌った歌。かつてビルボに当てられたなぞなぞの一つが歌に織り込まれている。

邦訳

冷たい荒地が、
わしらの手を()み、
 足をかじるよ。
岩と砂礫(されき)
 古い骨のように
 肉っ気なしだよ。
だけど池と流れは、
湿ってすずしい。
 足にいい気持ちよ。
この上ほしいものは――*1

息をしないで、生きていて、
死んでるように、冷たくて、
喉かわかぬに、飲んでばかり。
(よろい)着てても がちゃつかぬ。
乾いたところで(おぼ)れ、
島を山と思い、
泉を吹き上げと思い、
滑らかで、きれいなもの、
 そいつに会えたら、うれしいね。
わしらのほしいのは、ただ一つ、
汁気たっぷりの
 ――さかな。*2

原文

The cold hard lands
they bites our hands,
 they gnaws our feet.
The rocks and stones
are like old bones
 all bear of meat.
But stream and pool
is wet and cool:
 so nice for feet!
And now we wish—

Alive without breath;
as cold as death;
never thirsting, ever drinking;
clad in mail, never clinking.
Drowns on dry land,
thinks an island
is a mountain;
thinks a fountain
is a puff of air.
So sleek, so fair!
 What a joy to meet!
We only wish
to catch a fish,
 so juicy-sweet!

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