グリシュナッハ

概要

カテゴリー人名
スペルGrishnákh
異訳グリシュナク
種族オーク
性別
生没年不明~†第三紀3019年2月28日

解説

モルドールオークパルス・ガレン指輪の仲間を襲撃したモルドール組のオークのリーダー。赤い目の印を帯びるバラド=ドゥーアから派遣されたオークであり、アンドゥインを監視していたナズグール*1の指揮下にあったと思われる。
彼らモルドール組のオークは長い腕と曲がった脚をしており、グリシュナッハは比較的やわらかいが性悪で残忍そうな声をしていた。

ウグルクサルマン配下のウルク=ハイモリアのオークと共に、パルス・ガレンの指輪の仲間の襲撃に加わる。グリシュナッハはルグブルズ(バラド=ドゥーア)から命令を受けており、捕虜のメリーピピンを直ちにアンドゥインの東岸で待つナズグールに引き渡すべきだと主張し、アイゼンガルドへ連行しようとするウグルクと対立した。だが衆寡敵せず、勢力争いに敗れ一時撤退して姿を消す。
その後、捕虜を取り返すために再び姿を現し、アンドゥインを渡って来た新たな部下を引き連れて数を増してウグルク達と合流するが、その時にはすでに彼らの一団はエオメル率いるロヒアリム騎馬隊から追跡されており、捕虜の行き先を争える状況ではなくなっていた。結局彼らはファンゴルンの森のそばにある小山で騎馬隊に包囲された。
グリシュナッハは一つの指輪についてかなりのことを承知していたらしく、この窮地に際してメリーピピンの体を探って指輪を手に入れようとし、それをメリーとピピンに気取られて取引を持ちかけられた。これにグリシュナッハは激怒して二人を抱え上げ、夜闇に乗じて包囲網から脱出を図ったが、ロヒアリムの乗手に発見されて討ち取られた。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

俳優Stephen Ure
日本語吹き替え

ロヒアリムの奇襲を受け、背中を槍で突かれ深手を負うもかろうじて生き延び、メリーピピンを追跡する。ファンゴルンの森の中まで二人を追いかけ回すが、木の鬚に踏みつぶされて死亡した。
エクステンデッド・エディション』では所属の違いからウグルクと対立するシーンが追加されている。

コメント

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  • 旧版だと「グリシュナク」。 -- イシリンディル
  • サウロンもウルク=ハイを送っておけばよかったのに。 -- ボリーの用心棒
    • サウロンもウルク=ハイを送っていればメリピピがどうなっていたか分かったものではない。あとついでにいうと、こいつとウグルクの口論はとてもおもしろいですよ。 -- ホビット 2008-12-30 (火) 19:11:30
    • グリシュナッハらモルドール組は、モリアから遠征してきた北のオークとは異なり、太陽下での行軍に不平を漏らした様子がないので、彼らもモルドールのウルクである可能性が高いと思われます。 -- 2014-12-31 (水) 04:27:13
  • ついついロスサールナッハを恩い浮かべてしまう。 -- シブ
  • 指輪やホビットに関する知識をそれなりに持っていることから考えると、けっこうモルドールの上層部には信頼されていた? -- 2010-08-18 (水) 23:36:22
    • 「お覚えめでたい使者のグリシュナッハ様」を自称していますから、それなりに高位だった可能性がありますね。ただウグルクに知りすぎていることを揶揄されてもいるので、正式な手段で得た情報ではない可能性も。 -- 2013-08-14 (水) 05:00:01
  • ドル・グルドゥアは数次に渡って大河で指輪の捜索を行っており、グリシュナッハの上司のナズグルは大河を監視していたことからドル・グルドゥアの指揮官の一人であった可能性が高い。そしてグリシュナッハは、まるでイシルドゥアのように包囲された窮地を指輪を使って脱出しようとした。これらを総括すると、彼は大河流域で指輪捜索の任にあたっていたことのあるオークなのではないかと推測できます。彼が指輪のことを知っていた理由や、やたらとサルマンを毛嫌いしていた理由(アイゼンガルドはモルドールの大河捜索を妨害していましたから)がそう考えると見えてくるような気がします。 -- 2014-07-31 (木) 06:01:23
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