クラム

概要

カテゴリー物・品の名前
スペルcram
異訳たらふく

解説

谷間の国の人間湖の人が作る旅行用の携行保存食。『ホビットの冒険』では“たらふく”と訳されている。
外見は同様の保存食であるレンバスに似ているが、レンバスと違って美味くなく、せいぜい噛む運動の練習になるくらいであるという。トーリンとその仲間エスガロスから携え、はなれ山で活動していた時の主食だったが、一行は何度も食べるクラムにすっかりうんざりしていた。
指輪物語』ではギムリがレンバスを見たとき、最初はクラムと勘違いして顔をしかめた。

cramは英語で「たらふく(がつがつ)食べる」の意がある。一方、『The Lost Road and Other Writings』収録のThe Etymologiesでは、押す(press)の意味の語根KRABから派生した語とされ、穀粉を押し固めて作ったケーキと説明されている。*1

映画『ホビット』における設定

登場しない。トーリン一行がエスガロスから食糧などを受け取って食事をする描写は省略されている。

コメント

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  • cramを辞書で引くと、食べ物のほか詰め込み勉強とかそういう意味もあった。当時も詰め込みは腹は膨れるが味気ないという意味だったのだね、さすが大学教授やってただけあるわ。 -- 2009-05-28 (木) 18:08:02
  • スパム(SPAM)と響きが似ているけど、教授は意識されたのかもしれませんね。第二次大戦中などでイギリスでも食べられていたようですから -- 2010-07-16 (金) 19:48:40
    • 今日のメニューは卵とクラム、卵とベーコンとクラム、卵とベーコンとソーセージとクラム、クラム卵とクラムとクラムベーコン、クラムソーセージとクラムとクラムベーコンとクラムトマトとクラム… -- 2013-06-24 (月) 23:51:08
    • Dwarves︰Cram cram cram cram! Lovely cram! Wonderful cram! -- 2016-04-23 (土) 15:41:07
      • クラムでした。クラムです。クラムなのです。 -- 2017-07-17 (月) 20:05:04
  • 「ホビットの冒険」と「指輪物語」とで瀬田さんが訳語を変えた珍しい例。ギムリが顔をしかめて「たらふくだ!」じゃ意味が通らないと思ったのかも。 -- 2010-12-11 (土) 17:10:43
    • 日本軍に従軍して飢餓に直面した瀬田さんと、イギリス軍でSPAMみたいなのに悩まされた教授とでは、携帯口糧に対する感覚が少しずれていたのかも。 -- 2014-05-04 (日) 16:57:43
  • 製菓用語に「ケーキクラム」というのがあります。焼いたケーキを成形した際に出る切れ端などを崩してそぼろ状にしたものです。 -- 2012-11-25 (日) 00:33:54
  • 今まで「クラム」って何だろうと思ってたけど、ホビットの時の「たらふく」のことだったんですね・・・長年の謎が解けてようやくスッキリしました! -- 2013-06-23 (日) 23:37:09
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