エネドワイス

概要

カテゴリー地名
スペルEnedwaith*1

解説

シンダール語で「中の民(Middle-folk)」、「中の地(middle region)」の意。北をグランドゥイングワスロ(灰色川)、南をアイゼン川に挟まれた土地。グワスロを挟んで北西はミンヒリアス。グランドゥインを挟んで北はエレギオン
東側には霧ふり山脈があり、山脈の麓に褐色人の国がある。北のグワスロ(灰色川)サルバドから南のアイゼンの浅瀬へは南北街道旧南街道)が延びている。ミンヒリアスと同じく、大部分は開けた平原だった。

終わらざりし物語』の「ロンド・ダイアの港」によると、第二紀初期までエネドワイスとミンヒリアスは中央の大沼沢地(ニーン=イン=エイルフ)を除き、果てしなく続く森だった。だがヌーメノールの王タル=アルダリオンの事業による伐採によって大量に木が刈られてロンド・ダイアの港から運ばれていき、荒廃していく。結果、森に住む土着の民はヌーメノール人と対立し、彼らを攻撃したが、そのせいでより一層ヌーメノール人が森の伐採を進めると、土着の民は霧ふり山脈方面(後の褐色人の国)へと逃げ込んだ*2エリアドールギル=ガラドヌーメノールサウロンの戦いが起こると、土着の民はサウロンを歓迎し、サウロンは彼らをヌーメノール人への破壊活動を行う襲撃者のための密偵や道案内として利用した。この戦争の結果、森の多くが破壊された。
第三紀、この地域はアルノールにもゴンドールにも属していなかった*3が、南北街道サルバドの橋は両国によって共同で管理されていた。1150~1630年頃にはホビットストゥア族もサルバドと褐色人の国の間に住んでいた。だが1636年の悪疫の大流行以来、この土地の大部分は荒れ果てた地と化し、凶年の冬の翌年の2912年にも大洪水に見舞われ、荒廃した。しかし指輪戦争の時代には南東部にまだ木が多く生えている場所があり、霧ふり山脈の麓の褐色人の国には褐色人が、グワスロ(灰色川)アイゼン川の河口の間には多くの未開の漁民*4が住んでいた。
3018年(大いなる年)、ボロミアゴンドールからこの地域を通り、サルバドを経由して裂け谷へ向かったが、彼は南北街道の残骸とサルバドの廃墟しか見なかったであろうとされる。

ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

霧ふり山脈の西沿いの、エレギオンの南、褐色人の国の北の地域がエネドワイスに設定されている(これは「中つ国」歴史地図 トールキン世界のすべての影響があると思われる)。サルバドはエリアに入っていない。
エネドワイスには、アルノールの廃墟、サルマンとは距離を置く褐色人の集落、かつて北方に移動する途中で分かれてこの地に住み着いたストゥア族のホビットの村Maur Tulhauのほか、霧ふり山脈麓にはスロールの谷間(Thrór's Coomb)と呼ばれる場所があり、かつてはなれ山を追われたスロールたちドワーフが一時住んでいた廃墟などがある(この廃墟にはナルがいる)。このあたりの設定の一部は、原作における褐色人の国から取られている。

領域

コメント

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  • こうしてまとまってるのを見ると、後期のヌメノールはかなりガチの帝国主義なのね… -- 2015-12-04 (金) 23:30:35
    • これでもヌーメノールの前期~中期です。アルダリオンの冒険航海が第二紀9世紀頃、サウロンとの戦争が1693~1701、中つ国沿岸部の植民地化が本格化するのが1800年以降。いろいろあって滅んだのが3319年。まだまだ植民地帝国化の始まりにすぎません。 -- 2015-12-05 (土) 04:00:42
  • 再統一王国の版図に含まれているのは間違いない。 -- 2015-12-05 (土) 00:24:10
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