アンドローグ†
概要†
解説†
ガウアワイスの一員。弓の使い手で、ガウアワイスの中でも特に残忍とされる男。元はドル=ローミンのハドルの族の出身で、女性を殺害したため追放された後、ガウアワイスの一員となった。
トゥーリンがガウアワイスの首領のフォルウェグを殺した現場に居合わせたが、そのトゥーリンを新しい首領に戴くのを真っ先に認めた。
アンドローグは警戒心が強く、トゥーリンを捜してやってきたベレグをドリアスの間者だと思い、彼を木に縛りつけて詰問し、水も食料も与えないなど手荒に扱った。
小ドワーフのキームを弓で射殺したことから、キームの父ミームより、再び弓矢を手にしたら矢によって死ぬという呪いを受けた。
ある時アンドローグはミームの呪いに抗って弓矢を手にしたことで、毒矢の傷*1を受けた。この時はベレグに傷を癒してもらい助かったが、それでも彼のベレグへの不信感は揺らがなかった。また、この一件でミームは自分の呪いを台無しにされたと思い、ベレグへの憎しみが増した。
ミームの裏切りによってバル=エン=ダンウェズがオークに攻撃された時、アンドローグはトゥーリンにアモン・ルーズの山頂へ通じる秘密の階段のことを教えた。かつてバル=エン=ダンウェズで食料が不足した冬に、アンドローグはミームの秘密の食料貯蔵庫を探し、この階段を見つけていたのだった。彼らはアモン・ルーズの山頂へ逃れ、アンドローグはそこで勇敢に戦ったが矢傷を受けて死に、ミームの呪いは成就した。
『The War of the Jewels』によると、一説では同じくガウアワイスに加わっていたアンドヴィールという息子がいる。
コメント†
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