- エレボール(はなれ山)の山の下の王(King under the Mountain)については、山の下の王を参照してください。
山 の下 †
概要†
解説†
フロド・バギンズの偽名。
「バギンズ」の名がゴクリを通じてモルドールに知られたことを受け、代わりに名乗るようにとガンダルフが考案したもの。
フロドは実際に躍る小馬亭で宿泊する時にこの名前を使用した。ガンダルフは宿の亭主のバーリマン・バタバーに、フロドがこの偽名を使用することを事前に教えており、もし宿に来ることがあれば援助するように頼んでいた。
また、事情を知るアラゴルン二世もフロドを援助するため行方を捜していたが、偽名のことは知らなかった。アラゴルンは東街道を見張っていて、通りかかったフロドが仲間に「バギンズではなく、山の下」を使うよう念を押しているのを耳にしたことで、小馬亭で彼に接触することができた。
「山の下」の名は、お山にある袋小路屋敷の住所に由来しているが*1、元々珍しい名字ではなく、ブリー郷にも同名のホビットがいた。フロドは小馬亭の集会室で元村から来た数人の山の下家に出会い、後にブリー村で乱闘騒ぎがあったときは、山の下家のホビットもひとり殺されたという。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
「アンダーヒル」とそのまま表記・発音されている。
ピピンとメリーはフロドの事情を詳しく知らないままブリー村までついてきたため、「アンダーヒル」の偽名を使っていることがよく解らず、躍る小馬亭で店の客に連れの「フロド・バギンズ」を紹介しようとしてしまった。
コメント†
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