アラゴルン、父祖の地を思って歌う

概要

カテゴリー詩・歌
その他の呼び名Song of Gondor

解説

エミュン・ムイル西部でメリーピピンを連れ去ったオークの一団を追跡するアラゴルン二世が、ローハンに入る前に南のゴンドールの方を眺めて言った言葉。

邦訳

ゴンドールよ! とのはざまなるかのゴンドールよ。
かしこには西風が吹き、しろがねの木に映える光は、明るい雨のように、いにしえの王たちの庭にそそいだ。
おお、堂々たる城壁! 白い塔のむれ! おお、翼ある冠と黄金の玉座!
おお、ゴンドール、ゴンドールよ! あの銀の木を見ることがあろうか?
山と海のはざまを、西風がふたたび吹くことがあろうか?*1

原文

Gondor! Gondor, between the Mountains and the Sea!
West Wind blew there; the light upon the Silver Tree
Fell like bright rain in gardens of the Kings of old.
O proud walls! White towers! O wingéd crown and throne of gold!
O Gondor, Gondor! Shall Men behold the Silver Tree,
Or West Wind blow again between the Mountains and the Sea?

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