しだ家 のビル†
概要†
解説†
ブリー村の人間。東街道沿いの、村の一番南の外れにある荒れた家に住む。肌は浅黒く、黒っぽい目にもじゃもじゃの黒い眉毛と大きい口を持つ。ブリー郷では悪名が高く、よそ者と通じていたことで知られていた。
躍る小馬亭でのホビット達の情報を、黒の乗手もしくはその配下に流したと思われる。さらにビルは黒の乗手、サウロンの手先だけではなく、サルマンの配下である南から来た男とも通じていた。またフロド・バギンズ達と馳夫がブリー村を去るとき、自分が飼っていた老いぼれの小馬(ビル)を相場の約三倍の銀貨十二枚で売りつけた。
フロドたちが去った後、ブリー村で死人を出した乱闘騒ぎがあったとき、ビルは山羊葉のハリーやよそ者たちと共に姿を消す。だがフロドたちがホビット庄に帰還すると、ビルはごろつきとしてブランディワイン橋に建てられた門の門衛をしており、メリアドク・ブランディバックから門を開けるよう脅されると、門の錠を外して逃亡した。その後の消息は不明。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』および『ホビット』における設定†
躍る小馬亭のシーンに映った客の一人がThe Lord of the Rings Trading Card Gameでビルとされている。
『竜に奪われた王国』の躍る小馬亭のシーンで、このビルの父とされる人物(Bill Ferny Snr)が、賞金のかけられたソーリン二世を見ていたということになっている。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照