- 人名のニムロデル(Nimrodel)については、ニムロデルを参照してください。
ニムロデル†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Nimrodel |
解説†
「ニムロデルだ!」と、レゴラスがいいました。「この流れのことを、シルヴァン・エルフたちが昔たくさんの歌に作りましたよ。われら北の国の者たちは今でもそれを歌って、滝にかかる虹のこと、泡立つ水に漂う金色の花々のことを思い浮かべるのです。今はすべてが暗く、ニムロデルの橋もこわれてしまった。わたしはこの流れに足をひたそう。この水は疲れを
癒 すといわれてるのだから。」*1
霧ふり山脈から流れ出て、ケレブラント(銀筋川)に合流する川。この名は、かつてこの川の滝の近くに住んでいたエルフの乙女ニムロデルに由来する。橋は壊れているが、ニムロデル川はロスローリエンの西の境の一部になっており、川を渡って侵入する者を防ぐための射手用のフレトが設けられている。
流れる水の調べが美しく、それに混じって本当に歌声が聞こえると錯覚されるほどだった。これはニムロデルの声と呼ばれ、春になると川の滝のそばに彼女の声のこだまが戻り、風が南から吹く時はアムロスの声が大海から渡ってくると言われている。
指輪の仲間はモリアを抜け出た後、ロスローリエンに向かうため、ニムロデル川の浅い場所を歩いて渡り、休息を取ったのちハルディルらガラズリムと遭遇。その日の夜を川近くのフレトで過ごした。
「やさしいニムロデルよ、さようなら!」と、レゴラスが叫びました。振り返ったフロドは灰色の樹身の間に、白く泡立つ水がきらきらと光っているのを見つけました。「さようなら。」と、かれもいいました。数限りない音の調べを絶えず混ぜ合わせながら無限に変化する音楽を響かせて流れるこれほど美しい水の音をふたたび耳にする機会は二度とないようにかれには思われました。*2
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
コメント†
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