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#author("2018-05-30T22:24:32+09:00","","")
* &ruby(せっしょう){摂政}; [#s1f90bf3]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]|
|~スペル|regent|
|~異訳|代行者|

** 解説 [#Explnation]

主に何らかの理由で王が国内で政治を行えない場合に設けられる、王権の代行者の役職を指す語。[[エルフ]]や[[人間]]の王国に存在する。

*** ゴンドリン [#j9339055]

[[ニアナイス・アルノイディアド]]の際、[[ゴンドリン]]の王[[トゥアゴン]]の甥である[[マイグリン]]が摂政となった。だがマイグリンは摂政としてゴンドリンに留まることをよしとせず、出陣してトゥアゴンの傍らで戦った。
[[ニアナイス・アルノイディアド]]の際、[[ゴンドリン]]の王[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]]の甥である[[マイグリン]]が摂政となった。だがマイグリンは摂政としてゴンドリンに留まることをよしとせず、出陣してトゥアゴンの傍らで戦った。

*** エリアドール [#k1954316]

『[[終わらざりし物語]]』によると、[[第二紀]]の[[力の指輪]]を巡る戦いの後に開かれた[[会議>白の会議#o4241c32]]で、[[裂け谷]]が[[エレギオン]]に代わる[[エリアドール]]東部の[[エルフ]]の拠点に定められ、[[ノルドール]]の[[上級王]][[ギル=ガラド]]は裂け谷を築いた[[エルロンド]]をエリアドールにおける''副摂政''(vice-regent)に任じたとされている。

*** ヌーメノール [#da07b0ee]

『[[終わらざりし物語]]』によると、[[ヌーメノール]]の王[[タル=アルダリオン]]が国を留守にして[[中つ国]]への航海に出る際、ヌーメノールでは摂政が置かれた。
最初はアルダリオンの即位間もない[[第二紀]]883年、もしくは884年に彼がヌーメノール王として初めて島を離れることを決めた時で、この時は[[王の会議]]またはアルダリオン自身の指名で[[ハルラタン]]が摂政に任じられた。初めは[[メネルドゥア>タル=メネルドゥア]]に依頼したが、断わられたという。
アルダリオンの世継ぎであった[[アンカリメ>タル=アンカリメ]]も、航海へ出るアルダリオンによって摂政に任じられたことが一回以上はあったという。

*** ゴンドール [#o15a6150]

:ミナルカールの例|安楽な生き方を好んだ[[ゴンドール]]の王[[ナルマキル一世]]によって、[[第三紀]]1240年に彼の甥である[[ミナルカール>ローメンダキル二世]]が摂政に任じられた。ミナルカールはそれから自身が王位に就くまで、すなわち1304年までの伯父ナルマキル一世と父[[カルマキル]]の治世を摂政として実際に統治し、[[東夷]]との戦争を指揮した。
『[[The Peoples of Middle-earth]]』によると、ここでの摂政とはナルマキルがミナルカールに実権を与えるために新設した、'''Karma-kundo'''(カルマ=クンド)(([[クウェンヤ]]で'''helm-guardian'''(兜の守護者)の意味。))という役職のことである。ミナルカールはナルマキル及びカルマキルの名の下に統治したが、戦争と国防に関しては完全に権限を握っていたので、王の名を出さなかった。

:ファラミアの例|『[[終わらざりし物語]]』によると、[[第三紀]]1944年の[[馬車族]]と[[ハラドリム]]との戦いで、[[オンドヘア]]王は次男[[ファラミア>ファラミア(オンドヘアの息子)]]を代行者として[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]に残し、長男[[アルタミア]]と共に出陣した。だがファラミアは変装して都を抜け出し、[[エオセオド]]の軍勢に加わって戦死した。
これについては、大きな戦いでは世継ぎを後に残した上で王自ら軍を率いるのが[[ゴンドール]]の慣習であったとも、オンドヘアの二人の息子が同時に戦場へ出るのは法に反することだったとも述べられている。

:統治権を持つ執政|『[[終わらざりし物語]]』には以下の記述があり、王が不在となった[[ゴンドール]]では[[執政]]が摂政として統治した。
>[[キリオン]]はその[[エレンディル]]の裔の王を代行する執政であったが、ゴンドールに関する限り、王の権限を全て代行できた。――王帰ります時までは。
Cirion was the Steward of the Kings descended from Elendil, and so far as Gondor was concerned had as regent all their powers - until the King should come again.((『[[終わらざりし物語]]』「キリオンとエオル、およびゴンドールとローハンの友情」註44))

*** その他 [#y93f92b8]

'''regent'''と表現はされないが、[[ホビット庄]]の[[セイン]]は本来、[[北方王国]]([[アルセダイン]])の臣民であった庄民の[[ホビット]]が王国滅亡後に王権の代行者として選出した役職である。
王ではないが、ホビット庄では[[庄長]]が庄内で職務を行えない場合は、''助役''(Deputy Mayor)がその代行者となる。[[フロド・バギンズ]]と[[トム・コトン>トム・コトン(トム・コトンの息子)]]がこの職を務めたことがある。

** コメント [#Comment]

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