#author("2022-08-26T11:26:01+09:00;2022-01-12T20:05:52+09:00","","")
#author("2024-01-27T00:08:32+09:00;2022-11-19T11:01:19+09:00","","")
-原作小説については、[[指輪物語]]を参照してください。
-実写映画版については、[[ロード・オブ・ザ・リング]]を参照してください。
-TVドラマシリーズについては、[[ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪]]を参照してください。
-2024年公開予定のアニメ映画版については、[[The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim>The Lord of the Rings The War of the Rohirrim]]を参照してください。
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* ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語 [#s4ae01d8]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[映像化作品等]]|
|~スペル|The Lord of the Rings|

** 解説 [#Explanation]

1978年に公開されたアニメ映画版の『[[指輪物語]]』。監督[[ラルフ・バクシ]]。劇場公開時の邦題は『指輪物語』そのままだったが、2002年に発売されたDVD版でのタイトルは『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』となっている。

『指輪物語』映画化権をユナイテッド・アーティスツが購入し、脚本作り(1本の映画になるはずだった)をジョン・ブアマンに依頼するが、ユナイテッド・アーティスツは資金不足になった。そこでソウル・ゼインツ(後の[[Middle-earth Enterprises]]代表)が映画化権を買い取り、制作されたのがこの映画である。

ロトスコープという、一度実写で役者を撮影してからアニメでトレースするという技法を使ったことで有名で、映像的には面白い面がある。ただクオリティは作中で一定しておらず、後半になると予算が尽きたのか、ほとんど実写になってしまっているところが多い。またストーリーも“原作のダイジェスト”となってしまっている。

本作は二部作の前編として制作されており、本作では物語は[[角笛城の合戦]]での勝利と、[[フロド・バギンズ]]達が[[キリス・ウンゴル]]に向かうところで終わっている。だが、映画として続編が作られることはなかった。しかしアメリカではTV用放送用に、『[[The Return of The King]]』が別スタッフの手で制作されている。

劇場公開及びVHS版、LD版での日本語字幕は「ゴンドー([[ゴンドール]])」「モードル([[モルドール]])」など、ことごとく固有名詞表記が原作小説日本語版と異なっていた。だが、実写映画版『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』公開よりやや前に発売されたDVD版では、小説[[新版]]の固有名詞訳に準拠した字幕に修正されている。
また公開当時は最後のナレーションの字幕が「…これで[[指輪物語]]の第一部は終わる」と、続編に繫げるようになっていたものが、DVDでは「……こうして[[指輪戦争]]に勝利した」というナレーションに変更になっている。

上記のような経緯(クオリティの不定や続編の頓挫)から、日本のファンの間ではしばしば監督の名前に掛けて『爆死版』と揶揄されることがある。

一方[[ピーター・ジャクソン]]はこの映画を見たことがきっかけで『指輪物語』に触れることになったといい、映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』にはこの作品のシーンをオマージュした場面も見られる(最初にホビット達が[[黒の乗手>ナズグール]]に襲われて隠れるシーン)。


*** 主な出演者 [#aba5ab54]

|~役名|~俳優|~日本語吹き替え|
|[[フロド・バギンズ]]|クリストファ・ガード|[[鈴置洋孝]]|
|[[サムワイズ・ギャムジー(サム)>サムワイズ・ギャムジー]]|マイケル・スコールズ|[[塩屋浩三]]|
|[[ペレグリン・トゥック(ピピン)>ペレグリン・トゥック]]|ドミニク・ガード|[[堀川りょう]]|
|[[メリアドク・ブランディバック(メリー)>メリアドク・ブランディバック]]|サイモン・チャンドラー|[[大塚芳忠]]|
|[[ガンダルフ]]|ウィリアム・スクワイアー|[[八奈見乗児]]、[[熊倉一雄]]|
|[[アラゴルン>アラゴルン二世]]|[[ジョン・ハート]]|[[千田光男]]、[[納谷悟朗]]|
|[[レゴラス]]|[[アンソニー・ダニエルズ]]|[[市川治]]|
|[[ギムリ]]|デイヴィッド・バック||
|[[ボロミル]]|マイケル・グレアム・コックス||
|[[エルロンド]]|アンドレ・モレル||
|[[ガラドリエル]]|アネット・クロスビー||
|[[ケレボルン]]|||
|[[エーオメル]]|||
|[[エーオウィン]]|||
|[[セーオデン]]|フィリップ・ストーン||
|[[ビルボ・バギンズ]]|ノーマン・バード||
|[[サルマン]]|フレイザー・カー|[[西村知道]]|
|[[ゴクリ]]|ピーター・ウッドソープ|[[納谷六朗]]、槐柳二|
|[[木の鬚]]|ジョン・ウェストブルック||


*** DVD・サウンドトラック [#adec4f59]

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